車が変わると人生も(漫才ネタ)
二人「はいどうもー! ○○○○でーす。走ってまーす。止まりませーん!」
※ボケ、ツッコミがハンドルを持つふりをして走り回る。
ツッコミ「止めて! お願い。早く止めて!」
ボケ「はい! そこの子。ああいうおじさんには気を付けるんだ! 人生の左車線を逆行した。まさに、危険運転過失。いや、あおりを、更にあおって、相手のドラレコに、これが本物のアオリイカだと、イカゲソくっつけたやつ!」
ツッコミ「そんな! イカゲソはおもしろい! でもそれをどこで手に入れて、どうやってくっつけるかだ!」
ボケ「そんな、夢の無い話しをするから。だって、悪いことをしたら罰金とるとか、免許取り消しよりは、イカゲソ着けられた方がねー、二度とやりませんて言うと思うけどな!」
ツッコミ「じゃあ、まあアイデアとして、将来の技術開発に委ねるとして。夢の部分はいいが、イカゲソだよ! 暫く経ったら臭うし、取り難いからなー!」
ボケ「だから、スピード違反にもイカゲソを適用して、20キロまでは、一晩漬けたやつ。30キロは一週間、50キロ以上はイカ墨混ぜたやつにするとかねっ!」
ツッコミ「まあ分かりました。君の発想は子供たちに委ねるとして!」
ボケ「えっ、うそー! ホントにそう思ってるの!」
ツッコミ「おい! イカゲソは君が言い出した! 僕はどんなに技術が進歩しても、イカゲソを警察官が切符の代わりに、わざわざパトカーに積んで、捕まえた相手に、昨日漬けたやつとか言って、貼り付けるか?! ありえない」
ボケ「ああー、分かった! アオリは止めて、真イカ! まあいっか! で、優良ドライバーを捕まえたら、真イカマークを付けてもらいいのー、3枚でイカゲソにされるとか! 一定の優遇措置を適用するとかね!」
ツッコミ「どうしてもイカゲソか! 車がEVに変わっても日本では、取り締まりにイカか! イカゲソを使うのか! 国産はヤリで、アオリ行為はアオリイカ、輸入車はスルメ、トラックはモンゴウイカ! 無理、無理、無理、無理! 無理だって!」
ボケ「ガソリンの代わりに電気で動いたら〜、車の中で電気コンロで焼いて食べれるし!」
ツッコミ「それは、もっと無理! 煙が出て、よそ見してて危ないし!」
ボケ「いやいや! 自動運転がありますよ。オートドライブ。ハンドル離して、イカゲソ焼くのが法律で決まる! 電気コンロと換気扇が標準装備になるって! 間違いない」
ツッコミ「ありえません! ありえませんから!」
ボケ「一歩未来に向けて! イカゲソを摘みながらお酒が呑めるデラックス空間! 全自動ドライブ機能つき居酒屋バージョンとか」
ツッコミ「まあ! 全自動で免許も要らなくなると可能性はあるけど、いや、無い、無い、違反したらイカゲソだったじゃないの! ご褒美にイカゲソで一杯? 優良運転手! ダメですって! 絶対ダメ!」
ボケ「そんな夢を壊すような話しを皆んなの前でしていいと思ってはダメですって! 何人かの方は期待されたかもしれないのに、ねえー!」
ツッコミ「いやもっと、可能性の高い話しをしないと! 例えば、地上から空えとか、車がドローンみたく、三次元走行するとかして、お年寄りに食事を運んだり、買い物手伝ったり、ねえー!」
ボケ「たしかにそれはある! 必ずしも人が乗らないでも荷物だけを自動で運んだり、寝てても何処でも運んでくれる。それも海を渡り、山を越え、風の影響を受けないトンネルを造る! あるなー!」
ツッコミ「そう! 君もしっかり考えれば、ちゃんと可能性を求められるじゃない!」
ボケ「いやー! その発想は誰でも考えてるなあ! 既に、アメリカのテスラやドイツの有名どころが考えてるって!」
ツッコミ「そうか! やっぱりあれしかないかー! でもなーあー!」
ボケ「そう! 分かってのとおり」
ツッコミ「ええ! イカゲソ?」
ボケ「また! 冗談で未来を語るべからず!」
ツッコミ「だってさっきまで言ってたじゃないか!」
ボケ「うむー、その答えは!……地球という大事な乗り物を守るために!」
ツッコミ「ええー! なに?!」
ボケ「イカを養殖する!」
〜おしまい〜