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第一話 こうやって伝説は生まれた


カチャカチャ...キーボードから出る乾いた音は休むことなく部屋を駆け巡る。


「ふぅ...」


もう数えられないくらい打っては消して打っては消してを繰り返した。

何回文字を打ったのだろう?

プロットは鉛筆で真っ黒に汚れかつての白さは全く感じれなくなっていた。

鈴里 佳もとい

カチャカチャ...キーボードから出る乾いた音は休むことなく部屋を駆け巡る。


鈴里 佳はところどころに穴が開いているクッションを椅子の上に敷きパソコンとにらみながら手はキーボードの上を瞬間移動していた。

もう数えられないくらい打っては消して打っては消してを繰り返した。

何回文字を打ったのだろう?

プロットは鉛筆で真っ黒に汚れかつての白さは全く感じれなくなっていた。


佳は()()()小説を書いていた。

仕事をすぐに終わらせスーパーに行って栄養ドリンクを買い帰って考えていたことをプロットにまとめる。

考えていることが多すぎて出来上がったプロットは真っ黒になっていて本人以外は理解ができないような代物になってしまっていたのだ。


そんな佳は21歳の男子。

今も昔もゲームは好きである。

特に好きなゲームは『ミネクラフト』

土や石、鉱石、原木、水、溶岩などのさまざまなものがブロックで構成される世界でプレイヤーが敵対的な生物と戦ったり建築するゲームである。

佳は小説に没頭っするあまりゲームを最近していなかった。


なんでそんなに小説を書くことに没頭しているのか?

それは佳の書いた小説が世間に好評で次の作品の期限に迫っているからだ。

何にもとりえのない少年が無人島に転移して強くなって帰ってきてそのまま無双するもので無人島での生活の様子が好評なのである。


そんな佳も新しい趣味が欲しくなってきたところで動画配信者になってミネクラフト配信者になろうかなと思っていた。

仕事や小説なので機材を食うお金には困っておらずネットで調べて用意するところまではいったが小説に忙しくなかなかそこから進めなかった。


仕事が終わって小説を書いて少し寝てを繰り返してるといま書いている小説の最終巻が書き終わった。


「終わったぁ...」


そう終わった後の達成感に酔いしれるまえに編集者さんにメッセージを送るのだった。


「こんばんは宇都宮さん。最終巻の原稿作り終わりました。」


短い文の次に必死に作った小説のデータを送った。

少し時間がたつと...


「了解しました。今回も期待してます。」


いつもの返事が返ってくる。

この返事を聞いたのは何回目だろう。

いつもだったらそこで止まるやり取りだったが佳はまた一つメッセージを送る。


「宇都宮さん。新しい趣味に少し没頭していたため次回作には少し期間が開くと思います。」


そう送った少し後に...


「わかりました。佳さんの作品がしばらく見れないのは寂しいですが、趣味をしないと構成が練りにくいということもありますもんね。新しい趣味を楽しんできてください。」


そう返ってきた。


「ありがとうございます」


と送ると久々にミネクラフトを起動した。

やらな過ぎてダウンロードなどがめんどくさいがその間にいろいろ考えた。


「あれ?初見プレーが一番盛り上がるくね?」


そう思った佳はダウンロードが終わった後そのまま開かず配信ソフトやマイクなどの下準備をしたあとに

動画用のアカウントも作り一通り配信できる場を作ったところでどのように配信しようか迷った。


「縛りとか必要かな...でもみんないろいろなことしてるしな...」


そう思った佳は普通にやることにし雑談交じりでやることに決定した。

その時の佳はこの選択が自分の人生を大きく変えるとは思っていなかった。


初めまして!餅うどんです!


突然ですが皆さんが思っていることを当ててみたいと思います...

「ミネクラフトってマイン〇ラフトだよね?」ということでしょう。

その通りです。

知らない人でもわかりやすく楽しめるようにしたいと思います。

これからも『とある小説家は有名配信者となる...趣味だったんだけどなぁ~』

をよろしくお願いします。

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