登場人物紹介その11
まだ本編をここまでお読みでない方にとっては、ネタバレがあります。
ご注意くださいませ。
【綾那】
本作の主人公。ついに人妻になった。
一、二か月後に挙式を予定していて、愛しい旦那と暮らすためのマイホームを設計中。
幸せすぎて心も体も緩々に緩み切っていたが、突如として四重奏の師が「奈落の底」に現れたため、トラウマのフラッシュバックに苦しめられている。
【颯月】
本作のメインヒーロー。妻帯者になった。
結婚する事により色々な事象が解禁されたため、人生楽しくて仕方がない。
果たして、悪魔憑きは本当に子種がないのか――? 三百年来続く伝承の真偽を探求するのに夢中になっている。
【陽香】
「表」に居る弟から思われすぎて、「奈落の底」に滞在する間謎のデバフを食らっている。「表」の人間の強すぎる思いは「呪い」に変わるらしい。
それが原因で大量の眷属に追われるハメになったが、ギリギリ無事だった。ただ、右京にキツめの説教をされたようだ。不運。
【アリス】
ルシフェリアからずっと「神の子」という謎の称号を授けられていたが、どうも本気で神の実子だったらしい。
しかも親は、四重奏の保護者兼師匠だった。色々と複雑な心境。
【渚】
色々と使い物にならない綾那に代わって、師やルシフェリアから説明を聞いてくれている。
頼りになるブレイン。
【ルシフェリア】
リベリアスの創造神。
ここに来てようやく、色々な事のネタばらしをする気になったらしい。しかし四重奏の師とはソリが合わない様子。
【ヴェゼル】
ルシフェリアが創り出したリベリアスの悪魔。どうも悪魔として職務放棄しているらしい。
【ヴィレオール】
ヴェゼルの兄。悪魔。かなり臆病で慎重で、その割に好奇心が旺盛。
名前ばかりで、綾那達はまだその姿を見た事がない。
【美果】
四重奏の保護者兼師匠の女性。とは言えその正体はルシフェリアと同じ天使らしく、人間ではないし、性別もあってないようなもの。
実はアリスの親らしいのだが、詳細はよく分かっていない。
「怪力」もちの綾那がビビるほど、めちゃくちゃ力が強い。




