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登場人物紹介その5

第五章の主な登場人物紹介です^^

まだここまでお読みでない方は、ネタバレがあるのでご注意ください。

綾那(あやな)

 アイドクレース騎士団の人手不足を改善すべく、広報係に任命された――が、全く思うように進まない。

 気付けば、颯月となし崩し的に両想いになっている。正直、彼の事は結婚したいレベルで好いているが、四重奏(カルテット)のメンバーアリスのギフト「偶像(アイドル)」がある以上、関係の維持は不可能だと諦めている節がある。ぴえんぴえん。


颯月(そうげつ)

 アイドクレース騎士団の騎士団長。いつの間にか綾那と結婚するつもりになっていて、日に日に重くなる愛情をこれでもかと注いでいる。

 それほど理性が強固な訳ではないが、正妃から受けた教育のせいで、綾那に手が出せないらしい。最近は、綾那に「アリスと合流すれば気持ちが離れてしまう」と、全く信用されていない事を不服に思っている。


陽香(ようか)

 四重奏のリーダーで、今後は綾那と同じくアイドクレース騎士団の広報として働く予定。

 酷い動物アレルギーもちだが、半獣の右京だけは問題なく触れるため、楽しくて仕方がない。滅多に半獣姿を晒す事がなく、身だしなみを整える必要もなかったため、荒れ放題の右京の毛並みをブラッシングするのが最近の趣味。

 絢葵(あやき)似の颯月と綾那が、急速に接近している事に焦りを覚えている。ただ、颯月が今までのクズ男は一線を画しているため、このまま反対すべきか否か判断できずに迷うところ。でも渚の反応が怖い。板挟みクイーン。


右京(うきょう)

 元アデュレリア騎士団所属で、現在はアイドクレース騎士団に移籍した悪魔憑き。「時間逆行(クロノス)」を発動している間は十歳男児だが、魔法を解くと本来の二十五歳の姿に戻る。

 陽香が唯一動物アレルギーを発症しない『モフモフ』として鬱陶しいぐらい可愛がられていて、今まで頑なに人目に晒そうとしなかった半獣姿を、もっと見せるよう懇願されているらしい。

 彼女のブラッシング術で、荒れ放題だった尻尾の毛並みは輝きを取り戻し、フカフカになったが――本人は喜びもクソもなく「触り過ぎ」と不服そう。


【ルシフェリア】

 奈落の底につくられた、リベリアスの創造神。見た目はただのよく喋る光の球。自称、美と慈愛の天使。『我が子』リベリアスの生命体を見守る事が第一だったが、最近は綾那の事もそれなりに気に入っているようだ。


【ヴェゼル】

 奈落の底に住まう悪魔の一柱。見た目よりも随分と幼い性格で、残虐な遊びを繰り返していた。ルシフェリアは彼にとって親に当たる存在らしく、関心を惹きたいがために、リベリアスを荒らし回っていた。ルシフェリアと対話する事によって、微妙に更生したらしい。


維月(いつき)

 この国の王太子で、颯月の異母兄弟。敬愛する義兄、颯月の婚約者である綾那については、「今まで義兄上の周りに群がっていた、ゴミよりはマシ」と高評価 (?)である。

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