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勇者の世界救済物語 100話完結物語No.1  作者: 荒木
エピローグ
97/100

第97話旧勇者&新勇者VS邪神デモルゴン2⃣

百話完結物語の二話目をどっちにするか悩んでいます。

僕は詠唱を始めた。

「勇者の力は神より与えられし力、しかしそれは自身で磨く力」


「磨いた力は成長し進化する、そしてすべては変化していく」


昔の僕がヒラリヒラリと、邪神の気を引いている

「才能の有る無しは有る物の、それは世界を変える力」


僕は淡々と詠唱を続けていく。

「今この手にあるのは最強の力、そして神すら滅ぼす破滅の力」


徐々に聖剣に虹色の光が溜まっていく、その光は美しかったが、僕にはその光が全てを消滅させる破滅の光に見えた。

「神に仇なす勇者の力は、世界を揺るがす必滅の力」


『それは・・・何だ?・・・・・・その力・・・勇者の一撃とは違うようだが?・・・』

デモルゴンが昔の僕への攻撃を止めてこちらに向く、しかしそれを見た昔の僕は果敢にデモルゴンに攻撃する。

「今、神を滅する刃が放たれる。それは全てを破壊し、消滅させる。」


僕の詠唱は加速していく。

それは永遠のような時間・・・・・・デモルゴンの拳が僕に届くのが早いか、僕の詠唱が終わるのが早いか、二つに一つだ。

「神滅の光、断罪の刃、破滅の光に導かれ世界を変革する。ゆけ虹色の光、その光で世界を変えろ。」


虹色の光が聖剣に無尽蔵に集まっていく。


『なっ、何なんだその光は、それに二人の勇者・・・ふざけるな!・・・バカにするのも大概にしろ!』


「こうやって追い詰めるのは、二回目だな・・・・・・だが今回こそは・・・デモルゴン、貴様を確実に殺す」


「『勇者の神撃』ッッッ」


僕は虹色の光が溜まり切った聖剣を、デモルゴンに振り下ろす。

その神撃は、今までのどんな攻撃よりも重く、硬い。


虹色の光がまっすぐに進んでいくことで、神の間が一直線に削られていく、そしてその先にはデモルゴンが待ち構えている。


虹色の光は6つに別れ、赤、青、黄、緑、白、黒の光たちは、六つの方向からデモルゴンを襲う。


グギャァァァァァァーー


デモルゴンは死んだ・・・いや、邪神なのだから消滅したというべきか・・・


僕はデモルゴンに敗北した。デモルゴンは倒したものの、仲間達を全て殺されたのだ。敗北といっても過言ではないだろう。


だが今、デモルゴンは消滅し、仲間達は死亡してはいない。仲間を死なせてしまった僕には、最高と言っていい結果だ。


僕はどうなるのだろうか、2人いる勇者なんて恐怖でしかない。

自分が2人いるという感覚も、言ってみれば互いを互いに傷つけ合う、血みどろの最悪の事態になるかもしれないのだ。


「君は僕のことをどう思ってる?」

昔の僕にそう問いかける。しかし僕には昔の僕の問いかけに対する答えが、すぐに分かった。


「怪しい戦友だと思っている。でも君の未練が何なのか、僕には簡単に分かったが・・・」


「未練、とは?・・・」

少しだけ予想外の言葉が飛び出したので、僕は疑問を繰り出す。


「シャーリー、リーン、ナタリーの事だろ、君の未来で何があったかは知らないが・・・・・・何度も様子を伺っていたからな、気にならないわけがない。」

そうだったのか・・・・・・しかし見破られていたとは・・・やはり昔の僕でも洞察力は鋭いようだ。


僕はこのまま消えてもいい、とすら思っていた。


「クゥッーー」

腕を抑えて苦しそうにするシャーリー、口から零れ出た呻き声は強烈な痛みを感じているようだ。


「どうしたんだシャーリーッ」

昔の僕がシャーリーに勢いよく近づいて行く。


「痛いのっ・・・さっきデモルゴンから喰らった攻撃が、全然痛みが消えないのっ・・・」

血相を変えて必死に痛みを訴えるシャーリー


「ナタリーっ何で回復しないんだッ」

回復役のナタリーはシャーリーに懸命に回復している、しかし視野狭窄になっている昔の僕には、それが見えないようだ。

シャーリーッ

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