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勇者の世界救済物語 100話完結物語No.1  作者: 荒木
エピローグ
93/100

第93話勇者達VS邪神デモルゴン3

邪神デモルゴン編、本当はあと1話です。

邪神デモルゴンは覚醒し、大幅に能力を上げた。


『ナカナカニウンガイイ。ダガカクセイシタワタシニタイシ、ユウコウナコウゲキシュダンハナイダロウ

シカシ、ワタシニハキミタチヲジュウリンスルチカラガアル、キミタチヲカミタチノゼンショウセントシテヤロウ。

コウエイニオモエ、カミデアルワタシニミトメラレタノダカラ。』


そう言ったデモルゴンは自身が得た力をひけらかすようにして豪快に攻撃してきた。


少年のような体躯ながら、腕を振るだけで巻き上がる風塵、少し動くだけで僕たちに大きな傷を与える。

雷と闇がデモルゴンの体の周りに存在している、デモルゴンは闇を纏い、雷は体中をスパークする。


デモルゴンに触れただけでもヤバそうなのに、触れることすら許されない。


僕は皆と瞬時に会話を行う、デモルゴンにも聞かれてはいるだろうが、それでも模索し作戦練らなければならない。


僅か数十秒で行われた作戦会議、それは僕らの話し合いの中でも、最悪と言っていいほどの暗い雰囲気、しかし話し合いは真剣に、そして素早く行われた。


話し合いによって決定したのは、邪神デモルゴンを一気に殲滅する作戦だ。

ようやく回復した勇者の一撃で一気に殲滅しきった後、残ったデモルゴンの塵をブラックホールに封印する。

それでデモルゴンを倒す。


不安は膨大、危険は沢山、しかしやり切るしかない。僕たちが生き残るために・・・・・・


『サクセンカイギハオワッタカネ・・・デハ、ホンキデユクゾ。』


「勇者としての能力を発動し、その威力を証明せよ。」


デモルゴンが攻撃してきたが、僕も小声で詠唱する。


「力なき者を守るのが勇者だけなのならば、勇者として、その力を見せつけろっ」


必殺にするために近づくのと、作戦がバレないようにするために、またさらに近づく。


「今、その答えを証明するッ」


どんどんと光が増していく聖剣に目を見張ったデモルゴンは、さらに攻撃の圧を増してきた。しかしナタリーの必死の回復によって、僕の体は破壊と再生を繰り返す。

それに加えて僕の詠唱もさらに加速していく。


「神すら殺す一撃はっ正義の一撃ッッ」


『ソノムジヒナヒカリ、ユウシャノイチゲキカ、バカメコウカイシナガラシネ!』

僕の体は何度も粉々になる、しかし、それでも僕は近づいて行く。世界を変えるために・・・


「正義のために振るわれた時ッその一撃は最強と化すっ今その威容を世界へ示せッッッ!」


詠唱完了。

『勇者の一撃』発動!


ジジジジジジッギャリギャリギャリ


『グ・・・グギャァーーー・・・グッゥッッ・・・ヤリマスネ、デスガワタシハチリニナッテモイキテイマスカラネ・・・ワタシノカチダ。』


「お前に勝たせるわけにはいかない・・・・・・シャーリーッ!」


『ナッナニヲスルツモリダ』


「ええ、もちろん・・・『ブラックホール』塵すらも吸い込んでっ、邪神を倒す!」


『ソレハ・・・ゼンダイノケンジャ、クレイのマジュツノハズ・・・・・・ドコマデジャマヲスレバキガスムノダ、ユウシャセイジッ!』


そして邪神デモルゴンは倒された・・・かに見えた。


『アア、ワタシハヤハリウンガイイ、ソレモ、キミタチヨリモズット。』


デモルゴンの声が聞こえてきたかと思ったら、全てが終わっていた。

シャーリー、リーン、ナタリー達がいる方向を向いていた僕は、起こった出来事に絶句した。


僕の仲間達が死んでいたのだ。・・・それも四肢を寸断されて・・・・・・僕は一瞬我が目を疑い瞳を何度も擦ったのだが、結果は変わらない。


「仲間に何をしたッ!」

僕を現実を理解していながらも、グザファンに問い詰めた。


『ナニトハ?・・・アァ、キミノナカマノコトカ、モチロンシンデイルトモ、ホカニナニカキキタイコトガナイナラバ、ブキヲカマエロ。』


『アットウテキナギャクサツハコノミダガ、ユウシャガナススベモナクヤラレタノデハ、コチラノキブンモハレナイノデネ・・・』


そんなことをののたまったデモルゴンに、僕は強い怒りと苦しみを抑えることができなかった。

終わらない、どうやってもあと7話で終わる気がしない。

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