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勇者の世界救済物語 100話完結物語No.1  作者: 荒木
魔王城と魔王
88/100

第88話勇者VS魔王(最終形態)

作者にとって88はとても縁深い数字です。

3回目の肉体の再構築が行われた魔王は、異形であったその姿を大きく変え、第一形態のような人型となった。


しかし魔王剣レグロスを片手で構え、魔王の鎧を全て装着し、魔王の全身鎧を着けた魔王は尋常ではない強さを持つ。

全身鎧はこちらからの攻撃を無効化し、あちらからの攻撃は近距離ということもあり、当たれば強烈な痛みを味わされる。


全身鎧は魔界で採掘できる鉱石のゲレンティアスを大量に使用している。ゲレンティアス鉱石は硬く。加工しにくく、魔術の極度の耐性が付いている、しかし貴重なため、素材を集めるのが、最大の難点なのだが、ゲレンティアス鉱石で全身鎧を作れば、途方もない努力と、何十年という時間とがかるだろう。


昔の魔族にそこまでの鍛冶技術を持つ魔族がいたのか?と考察するが、正直に言えばそんな存在、いてくれない方が僕としては都合がよかったのだが・・・・・・虫のいいことを言ってられないのも事実なのだ。


魔王は最終形態と思われるこの人型に変化した時から、殺気や構えが変化し、こちらを殺しに来ていた。


今までを簡単状態とするならば、今は超難関状態と言えばいいのだろうか、とにかく危険な存在がさらに危険になってくれたな、と考えている。


しかし、殺気や心構えなどが変化したことにより、感情的、悪く言えば単調な攻撃しか行ってこないのだ、直ぐに攻撃パターンを掴んだ僕たちに、ダメージはもう入らない。違和感を感じた僕は魔王が操られているのではないか?という仮説を立てた。


仮説でいう魔王を操っている相手は、邪神の確立が高いだろう。それは僕たちのスキルの一つ一つを隈なく見張られているような、奇妙な感覚を感じたためだった。


残念ながら、魔王の全身鎧を着けた魔王に魔術は殆ど効かないうえ、物理攻撃にも有効な最高の防御力がある。


そこで僕が採用した案が、ゼロ距離まで近づいて、スキルコネクションで10数個のスキルをほぼ同時に発動、スキルによって限界まで削り取られた体を、シャーリーのブラックホールで吸い込む。

ブラックホールの中の事象の地平面付近に魔王を吸い込むことで、確実に倒す。


聖剣エクストリームを右手に、魔剣ディスペリングを左手に持った僕は、魔王剣レグロスを右手に持つ魔王に、徐々に近づいて行く。


二刀流の僕には技の引き出しが無限にあると言ってもいいだろう。それは修行の期間中に全てのスキルを死ぬ気で覚えていたからで、僕は特殊スキル以外の、全てのスキルが使える。


僕は片手剣スキルと、二刀流スキルの弱いスキルを大量に発動したのだが、魔王は魔王剣レグロスを俊敏に振るい、僕を近づかせないように攻撃してくる。


僕はそれら全ての攻撃を受け止め、さらに飛ぶ斬撃のようなスキルを何度も発動し、少しずつだが、魔王にかすり傷を付けていく。


僕は魔王までの距離を詰めていった、・・・・・・3メートル・・・・・・2メートル・・・・・・1メートル・・・・・・50センチ・・・・・・10センチ・・・・・・ゼロ・・・スキルコネクションッッ


スキルコネクションによって、魔王のゼロ距離で、大量のスキルが発動され、魔王が切り刻まれミンチになっていく。

魔王のミンチというのは情報通の僕でも、聞いたことがなかったので、とても珍しい物を見れた?のか・・・・・・


ミンチになった魔王は、最高のタイミングで発動されたブラックホールによって吸い込まれていった。


さらに、ブラックホールはサタンの時に発動されていたものよりも、質や大きさも多く増していた。


ブラックホールに吸い込まれた魔王は、紫色の血に塗れ、薄汚くなった魔王の玉座に、断末魔を残しながら、光の粒さえも残さずにブラックホールの中へ消えていった。

次回、野営の話。

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