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勇者の世界救済物語 100話完結物語No.1  作者: 荒木
魔王城と魔王
85/100

第85話勇者VS魔王(第一形態)

転移魔法陣に乗った僕たちの目の前には、大きな扉があり、そこから魔王の玉座に進めるようだった。


僕は馬鹿正直に魔王の玉座に行くほど間抜けではない。セージはそうだったが、流石にセージ達でも魔力などの回復はしていたし、魔術の詠唱を全て終えてから魔王の玉座に進んでいた。


僕もシャーリーとナタリーに魔術の詠唱を完璧に済まさせ、僕も詠唱をする。


「勇者としての能力を発動し、その威力を証明せよ。」


「力なき者を守るのが勇者だけなのならば、勇者として、その力を見せつけろ」


「今、その答えを証明する。」


「神すら殺す一撃は、正義の一撃。」


「正義のために振るわれた時、その一撃は最強と化す、今その威容を世界へ示せ。」

詠唱完了。


『勇者の一撃』はそこまで溜めることができないので、僕たちはすぐに魔王の玉座に飛び込んだ。


魔王の玉座は、玉座が真ん中に置いてあり、周りは恐怖を感じるような配色になっていたのだが、そんなことを気にしている暇もない。


「ようこそ勇者よ、よくここまでたどり着いたな・・・・・・へっ」


魔王が口上を述べるが、そんなことすらも気にしない。


しかし勇者の一撃の時間制限が迫ってきているので、『勇者の一撃』が久しぶりにアイテムボックスから取り出した聖剣から放たれた。


勇者の一撃は最強の攻撃技だ。

勇者の一撃という名前なので当然として、勇者にしか使えないスキルなのだが、勇者としての属性の聖光ではなく、分解と消滅という属性を持っている。


原子すらも分解し、消滅させる『勇者の一撃』は、効果範囲が少ないながらも、圧倒的な破壊力を持ち、魔王の結界すらも消滅させて、その肉体を破壊させる。


魔王は一瞬でその肉体を崩壊させ、塵になってしまった。


しかし魔王はそんな簡単な攻撃だけで倒せるわけではない、魔王がセージ達の時と同じようならば、魔王は最初の時は第一形態で、1回倒せば第二形態、2回倒せば第三形態になる。それによってさらに倒すことで、ようやく魔王が倒せるのだ。


セージの時の最終形態が、第三形態だったので、僕はあと2回魔王を倒せばいいのだと解釈した。


そして塵となった魔王は、塵から肉体が構成され、魔王は第二形態となり、魔王の玉座に戻って来た。


「勇者が不意打ちをしてくるとは・・・・・・しかし今のは『勇者の一撃』ですね、しかし『勇者の一撃』は、詠唱や冷却時間(クールタイム)が必要なので、さらに発動することはできまい。」


正解だ。

冷却時間(クールタイム)は最低でも一日ほどはかかり、そして先ほどの詠唱は、高速で行っても数十秒はかかる。


しかし第一形態と、自分の身を守る結界を剥がされたことによって、魔王は戦々恐々とし、冷や汗を垂れ流しているだろう。


そして第二形態の魔王を見る、第一形態の時にチラ見したていた人間の形態が変化し、化け物のような形態となった。


その化け物のような形態は、触手と黒い翼が生えた気味の悪いもので、僕はその形態をを見た瞬間に強い忌避感を持った。

VS魔王戦あと4話続きます。

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