第78話勇者パーティーVS不死王ノーリフ参
そう言えば、シャーリー達は?安心してください、しっかり書いてますから。
簡単に斬っていっても通じないようなので、魔術をイモータルナイトに放つ。
しかし効果的と思われた聖光属性の魔術は、アンデッドであるイモータルナイトにもかかわらず、効いたような素振りもない。
「驚いたかね、イモータルナイトや私は弱点である聖光属性を強化し、逆に効かなくなったのだよ・・・」
ゆっくりに見えるということと同じように、ゆっくりに聞こえてきた。
しかし弱点を逆に効かないようにするとは、いい発想かもしれない。今の僕にとっては厄介でしかないが・・・・・・
僕は自分の剣に火属性を一時的にエンチャントし、攻撃していく。
幸い火は効果的なようで、イモータルナイトは簡単に倒れた。その光景が信じられないようで、ノーリフは不思議なものを見るような眼で見ていた。
「イモータルナイトが簡単に倒されてしまうとは、侮っていたのはこちらの方でしたか・・・・・・・・・しかしお仲間はどうなっているでしょうねぇ」
「くそっっふざけんな」
僕が怒りながらシャーリー達の下に行こうと思った瞬間、何回も聞いたことのある声が聞こえてきた。
「私たちは無事よ、ノーリフの虚言に惑わされないでっ」
その言葉が聞こえてきた瞬間、僕はノーリフの下に飛び、首を刈り取った。
「くそっ何故だっっ、なぜ私には勇者が倒せない・・・グァァァァァァ」
奇怪な断末魔をあげたノーリフは他のスケルトン達とは違い、紫色の土に埋まるように還っていった。
しかしノーリフは不死王なので、300年ほど経てばまた復活するだろう。それよりもノーリフが喋っていた言葉の方が気になったのだが、先に食べかけの海鮮丼を食べる。
懐かしい味わいを楽しみながら、スケルトン達が消えていく光景を眺める。
どんどんと光になっていく美しい光景を眺めながら、美味しい海鮮丼を味わっていく。
シャーリー&リーン&ナタリーVSエターナルデスドラゴン×2
リュークに啖呵を切った私達だが、すぐに危機的な状況に追い込まれた。
エターナルデスドラゴンはその巨体に見合わない素早さで動き、その鋭い肢で私達に攻撃を喰らわせてきた。
結界を張って対応する私だが、結界すらもすぐに壊されてしまいそうになる、骨の癖に脆くなく鉄のように固いのに、眼を見張るほど素早い。
ナタリーの魔術も効かず、私の魔術も跳ね返されてしまった。
仕方がないので、私は愛用のレイピアで囮になる。
いつもリュークがやっていったので、簡単だと思っていたのだが、予想以上に、デスドラゴンの攻撃を受け流すのは辛かった。
しかし慣れていくうちに攻撃も喰らわなくなってきていた。(鎧には切り傷が無数に刻まれていたが)
それと共に、私はレイピアで攻撃ができるようになっていたため、デスドラゴンには鋭利な傷が刻まれていった。
その傷が痛むようで、デスドラゴンは奇怪な鳴き声を出して攻撃してくる。
「グギャギャギャギャギャギャー」
それを回避しながら私は考えていく、それはどうやってエターナルデスドラゴンを倒すのかということだったが、それはとても難しい問題だった。
斬撃は効かず、魔術は跳ね返される。攻撃は矢のように鋭く、速さは蜂の用に、蝶のように舞っていた。
私は自慢の魔術を愛用のレイピアにエンチャントし、攻撃することにした。
聖光は単体では効かなそうなので、聖光と剛炎を混ぜ、聖炎にして攻撃することにした。
聖炎をレイピアにエンチャントした。
エンチャントしたレイピアは正純な光を纏い、その外側には炎を纏っていて、レイピア自体も薄く光っていた。
そのレイピアを持ち、エターナルデスドラゴンに対峙する。習慣として身に付いている構えを自然に作り出し、一度息を吸って吐く。
「ハァァァァァァァッッ」
そして私はエターナルデスドラゴンの、どてっぱらに風穴を開け、エターナルデスドラゴンは光になって消えていった・・・・・・しかしもう一体残っていたので、もう一体の体にも風穴を開ける。
スキルでいうところのスタブチャージなのだが、そんな弱っちい攻撃ではない。さしずめ、聖炎の突攻と言ったところか・・・・・・
そして私のレイピアはホーリースカーレットレイピアとなった。
不満があるとすれば、お手入れができなくなってしまったことで、付着した血が吹き落とせない。まぁ勝手に焼け落ちるのだが・・・・・・
ノーリフとの戦いは最後です。




