第67話魔将軍達(下位)
残りの魔将軍を紹介していきます。
*ノーリフ(不死王、魔将軍、魔王軍アンデッド研究本部長)
ノーリフはおよそ三千年前から魔将軍を務めている。
ノーリフは五千年前に一魔族として誕生した。そして誕生してから三百年かけて、自身の魔族としての能力を上げた。
死にそうな目に何回もあったが、頭が良く臆病だったノーリフは、他の魔族より長生きができた。
ノーリフは誕生して四百年後、ある魔族の女性と結婚した。その女性は優しく、包容力に溢れていたため、ノーリフはその女性を何よりも大切にした。
しかし十年後、その女性は死んだ、ノーリフ絶望なんて陳腐な言葉で表せない程の苦しみに襲われた。
ノーリフはその女性を蘇らせるために、アンデッド術を研究した。
女性は三年後、ノーリフの手によって蘇った。しかし女性の意思は無くなり、女性はただの人形と化した。しかしノーリフはそれでも満足したため、その女性のアンデッドを今も自宅に置いている・・・・・・
ノーリフが魔将軍になったのはそのアンデッド魔術の腕と、自身の安全を守るためだった。
さらに勇者にやられそうになったため、アンデッドとなり、不死王を名乗った。
ノーリフは不死王になったため、死ぬことは無くなり、何世代も魔将軍を務めた。
*ケルベロス(魔王城の番狼、魔将軍、3つ首の猟狼)
ケルベロスは二百年ほど前に魔王城の番狼(魔将軍)になった。
半人半蛇のラミア族と、巨狼族の間にできた子供は、3つの首が生えた狼として生まれてきた。
巨狼族としては小さく、ラミア族としては女ではなかったので、どちら付かずのケルベロスは幼児の時に殺されそうになっていた・・・・・・しかし、ケルベロスは自らの黒く鋭い牙によって両親を殺すことで生き延びたのだ・・・・・・
ケルベロスは3つの首それぞれに知性があるため、ケルベロスは自らの首と話し合い、生き延びることとなった。
ケルベロスは順調に成長していき、魔将軍クラスの力を手に入れた。
そして今の魔王に見初められ、魔将軍としての加護を得た。
*アルティメットスライム(魔性究極粘性体、魔将軍、超新星)
アルティメットスライムは、ノーリフの研究での、偶然の副産物として生み出された。
アルティメットスライムには自我があるのだが、ノーリフ――いや現在は魔王アイロスに命令権があり、命令権を有している者には逆らえない。
スライムはアンデッドになってもスライムなのか、という実験の副産物として生まれたアルティメットスライムは、通常のスライムでは耐えきれなかったアンデッド化をするために、スライムに大量の鉱物を吸収させることで、強力なスライムにし、アンデッド化に耐えさせるという実験だった。
スライムが死ねば鉱石も戻ってくるので、実験は大量に、そして数回に分けて行われた。
普通の鉱石を与えたスライムと、貴重な鉱石を与えたスライムの違いや、量の違いから強くなるのかというのも実験の意図だった。
しかし実験から、超貴重な鉱石を大量に使用したスライムがスーパースライムに進化したことを切り目に、そのスライムをさらに強化してみればどうなるのかという実験に変わり、そしてその結果として、アルティメットスライムが生まれた。
アルティメットスライムは虹色に輝いたボディを持ち、触れたものや触れさせたものを全て吸収する能力を持っている。
次回は今回紹介していない魔将軍達です。




