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勇者の世界救済物語 100話完結物語No.1  作者: 荒木
神聖法国グザファンと勇者の本質
62/100

第62話どっちが強い?

魔結晶というのは強い悪魔からしか手に入らない相当に貴重なものです。

王族でも持っている者は少なく、リュークが持っているこぶし大サイズの物は悪魔王ぐらいでなければ手に入りません。

「俺が、魔将軍の悪魔王ルシファー倒した。このバカなんて相手にならないぐらい強い勇者だ。」


この言葉を放った瞬間、僕の脳内はやってやったという気持ちと、恥ずかしいという気持ちの両方が存在していた。それは五分五分の関係だったので、僕は半分以上恥ずかしかったらしい。


しかし言葉を放った数秒後、場は静まり返ったので、直ぐにやっちまったか、という気持ちでいっぱいになていた。


直ぐに視線は僕と僕が持っている魔結晶に集まった。エラルドは値踏みするような視線で、ナタリーは感激したような眼で、そしてレンは驚いたのか考え込んでいた。


「おい、お前リュークだっけ?勇者は俺だ。

ニセモンが現れるのにいい気はしねーんだけどよ、お前が本当に魔将軍倒したんだったら戦ってやってもいいぜ・・・・・・ただしお前が負けたら、その女達寄こせよ」


やはりバカだ、こいつは勇者を履き違えてるただのバカだ。しかし女達というのは、シャーリーとリーンを指しているのか?

だとしたら幼馴染と、仲間を簡単に渡すと思っているのだろうか・・・・・・しかし勇者として証明するには必要だし、僕が仲間達を渡すと思っているのも気に食わない。僕の意思とは関係なく体が発言した。


「いいだろう、ただし僕が勝ったらナタリーを貰おうか」

俗物的な発言だが、そうしなければナタリーの心労が増えていくだろう。

(発言は僕の意思とは関係無い、無いったらないのだ。)

ナタリーは感動しているし、エラルドは何故か感心している。シャーリーは白い眼を向けていたが。


「いいでしょう、しかしレン様が圧倒的に勝っても面白くありませんので、強さを測らせていただきますよ、お嬢様方もよろしいですかな?」

エラルドは穏和な笑みを浮かべながら、そう言った。


エラルドの提案に頷いた僕達はその場でエラルドに命令された侍女が測定器を持ってくるまで待った。


侍女が持ってきたのは時計のような物で、強さや魔力量を数値にして測ることができるらしい。

他にもなにかエラルドに渡していたが、気にしなくてもいいだろう。


意気揚々と乗り出したのは僕の中でバカ勇者の名前が決定したレンだ。

時計の1.5倍ほどの大きさ測定機に血を垂らし始めた。血が一滴、指から流れ落ちると測定器の針が動き始めた。


数秒後、出てきた強さと魔力量は、強さは測定器の半分以下で魔力量は3分の1ぐらいだった。

それでも相当に強いらしく、エラルドは感嘆しナタリーは溜息をついていた。

「どうだ、まだまだ成長できる中でこの強さ、騎士団の連中でも問題にならない・・・・・・etc」


その後も続いたが、どうせ誰も聞いていない・・・・・・次はシャーリーだ。

シャーリはバカ勇者の汚い血を自分のハンカチで適当に拭いた後、自分のナイフで指を切った。

血が流れた瞬間針は一瞬で回転しだし、数秒後には10回転以上回った。


エラルドは驚愕の表情を抑えきれず、バカ勇者の何倍の強さかを言った。

「・・・シャーリーさんは、レン様の20倍以上強いです・・・」


そのくらいかと納得し、詐欺などと言っているバカ勇者を放置して、測定器に向かった。

前回から新章でした。

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