第6話シャーリーの修行~5年間~
修行のシャーリー編です
どっちがわかりやすいですかね?
リュークに啖呵を切ってから、私はどうすれば強くなれるのかを考えていた。
冒険者ギルドのギルドマスターは多分強い。もちろん魔術師ギルドのギルドマスターもだ。その二人を倒すには、途方もない努力が必要だろう。
悩んで悩み続け、夕食を呼ぶ声を忘れるほど私は考え続けた。
そして、一つの結論を私は得た。
それは・・・両方のギルドマスターに鍛えてもらうということだった。
そうと決まれば即断即決、私は朝から、まず魔術師ギルドのギルドマスターに会いに行った。
「あなたが、私に修行してもらいたいって子?」
「はい」
魔術師ギルドのギルドマスターは、ないすばでぃとやらの持ち主で、紫色のローブに大きな黒い帽子をかぶっていた。
「あなた可愛いし、修行してあげてもいいわよ・・・たーだ・・・きついわよ、私の修行・・・それでも・・・やる?」
「やります」
絶対にリュークを見返してやる
「ふふ・・・いい返事ね・・・じゃぁ・・・早速始めましょうか」
「はい」
~一年目~
魔術師ギルドのギルドマスターは、メサイアさんと言ってとてもきれいな人だが、修行はとても厳しい。
朝起きてご飯を食べたら草原へ行き、魔法を空に向かって撃ったり、魔力を放出し続けたり、魔力を手足のように動かしたりすることを、魔力切れになるまでやらせるのだ。
魔力切れはとてもきついが、慣れればそれほどでもないと、メサイアさんが言っていたので、慣れるまで続けるらしい・・・
~二年目~
魔力もめざましく伸び、一年前の3倍ほどに膨れ上がっていた。魔法も、下級のものしか使えなかったのが、上級もほぼ使えるようになってきた。
体も鍛えるために、冒険者ギルドのギルドマスターにも会いに行った。
「おぅてめぇが、シャーリーか、リュークの奴から話は聞いてるぜ」
ガインさんは豪快な人だが、ユーモアがあり、私を気遣ってもくれた。
私はレイピアがあっているようで、レイピアで刺したり、魔法を破壊したりもできるようにしてくれるらしい。
私の生活リズムは大部分を修行が占めることになり、女の子らしい遊びもしなくなった。
両親は少し心配しているようだったが、修行の一環として、魔物を倒しお金を家に持って帰ると、何も言わなくなった、これには私も少し笑ってしまった。
~三年目~
私はグザファン神から『賢者』と『細剣使い』の職業を授かった。
2職業持ちに加えて、最強の職業に数えられている賢者になったことは、自分が一番驚いていた。
両親にはそれを言わず、ガインさんと、メサイアさんだけに言った。
それからは修行の苛烈さは増し、すると、超級魔法まで覚えることができたり、レイピアの最高スキルであるシャイニングレイブンスターを使うこともできるようになった。
~四年目~
最近リュークがいないことを思い出して寂しくなる。けれど、リュークは二度とシャロンさんや、ロインさんに会えないのだ。その悲しみは私の比ではないはずだ。
そんなこととは関係ないけれど、最近魔物が強くなってきているような気がしている。冒険者の人たちもピリピリしている。
~五年目~
魔物の軍勢がこの街に押し寄せてきているそうだ。
ガインさんもメサイアさんも、忙しそうにしている。
3日ほどで魔物の軍勢は到着するそうだ
私が絶対にこの都市を守る!
そう私は決意した。
次回『魔物の軍勢VS賢者前半』です。
お楽しみに!




