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勇者の世界救済物語 100話完結物語No.1  作者: 荒木
世界の過去と悪魔王
51/100

第51話過去【Ⅰ】

過去編です、主人公視点のままで行きます。

僕が光を浴びた瞬間、僕の姿は白い保管庫から、人間が沢山いる場所にやって来た。

魔術師が11人そして荘厳な姫らしき人物が6面体の魔法陣の周りを囲っていた、雰囲気からして召喚系の魔術だろう、しかし僕の眼からはオレンジ色の古いような景色しか見えない。

僕は認識されていないようで、いくら僕が動いても全く気にしない。こちらからも干渉できないようで、魔術を発動しようとしても雲散霧消してしまった。


そんなことを確認していたら、魔法陣が光りながら回転し始めた、魔法陣が徐々に上に上がっていき生物を構成する。


光が止むと、そこには異界の服を着た16歳ぐらいの青年がいた。

『ようこそ異世界の勇者様、私は聖女アリーシャこの世界は今、魔王によって危機に瀕しています。勇者様どうかこの世界をお救い下さい。』

普通に話しているようだが、雑音が混じったような声にしか聞こえない。

青年の顔は先ほどまで見ていた30代の顔と似通っている、違う部分は大きく2つ、顔には傷がなく老けてもいない。

一番違うのは面構えで、覚悟もなければ哀愁もない、無気力な顔。


青年から離れようとすると、勝手に止めさせられ、青年が歩いていたのに僕が止まっていたら、引きずられ強制的に連れて行かされた。


青年と聖女アリーシャは、召喚された部屋から移動して玉座の間に行った・・・・・・さらに王様に謁見し、武器や防具を受け取った。

玉座の間にあった国旗と、本で見たことがある国旗などから、今いる場所が法国グザファンということが分かった。

青年が、聖女アリーシャと自己紹介を行い、青年の名前がヤガミセージということが分かった、これからは青年の事をセージと呼ぶことにする。


召喚された次の日の夜に、セージは国王主催のパーティーに参加した。

ぎこちない作法ながら、騎士団長や魔術士団長などといった人物とも臆せず話ができていた。

(貴族連中は公爵など以外は、野蛮だの礼節がなってないなどと陰口を言っていたが・・・)


1週間の間騎士団長と魔術士団長に、しかっりしごかれたセージは、翌日セージは聖女アリーシャと共に近場の草原に来ていた。

セージは魔物のゴブリンやウルフ、オークなどに対して、雑魚モンだの、初心者向けの狩場だのと言っていたが・・・やはり勇者としてのスペックで、ちょっと強くても簡単に倒せてしまった。


魔物との戦闘にも慣れたセージは、ダンジョンに向かった。


簡単なダンジョンだったので、勇者としての力でごり押しできてしまったが、ダンジョンボスが5つの首を一斉に倒さなければいけなかったので、セージは火力不足などと言っていた。

そのため、各地に仲間を集めに行くらしい。

過去編は【Ⅵ】まで行きます。

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