表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者の世界救済物語 100話完結物語No.1  作者: 荒木
世界樹の民
47/100

第47話世界樹の秘密

光苔はヒカリゴケではなくヒカリコケと読みます。

長老との話も終わり、エルフの家に向かうことになった。


エルフの家はやはり他のエルフに家と同じように、簡素だった。

石の壁に藁の屋根、簡単なキッチンともう一部屋の寝室。


長老との話し合いによって時間を大量に取られたため、既に時間は深夜を大幅に過ぎていた。

エルフは自分のベットで眠り、シャーリーは持参した寝袋で寝た。


僕は寝袋で寝たふりをした後、気になっていた夜のエルフの都市を見て回ることにした。


まず最初に向かったのは一番近くにある壁面、理由は光苔をしっかりと見たいと思っていたからだ。


光苔は白い光と淡い緑色の光で、外から入ってくる光源もなくなり、幻想的だった。

普通に手で取るだけでは光苔はすぐに光が消えてしまうため、触ってすぐにアイテムボックスに収納することで光苔を手に入れることができた。


光苔を採取した後、エルフの都市を高速で散策する。

巨大な建造物はあまりなく、あったとしても実用的な施設しかなかった。

東西には弓や魔術の練習をするための練習場が、南北には木の上で素早く動くための訓練場があった。


都市の中心には世界樹の根が伸びていて、さらに地中までも太い樹が伸びていた。

根の周りを触りながら一周する、10分ほどで一周することができたが、気になったところがあったのでそこを注視してみる。


そこには手の型をかたどった彫刻が彫刻刀か何かで世界樹に掘られていた。

何故かそうした方がいいような気がしたので、そこに右手を押し付けてみる。


《職業を確認//違法行為の有無を確認//ユグドラシルへの侵入を許可//システムオールグリーン》


無機質声が聞こえてきた瞬間、僕の体は下に落ちていった。


うわぁぁぁぁぁぁぁぁ


声が永遠にも思われる時間の間、反響していく。

木のような丸い通路が下にずっと連なっているため、どんどんと下に落ちていく・・・・・・・・・落ちてから数秒後、僕は見慣れない部屋にいた。

無機質な部屋は冷たく、何も教えてはくれない・・・僕が落ちてきた穴は既に閉じていた。

一番の可能性は目の前の扉だが・・・仕方がないので扉の近くに行く。

扉にはダイヤル式の鍵が付いていて鍵は3桁の数字を回転させることで開けることができるらしい・・・鍵は計算すると1000通りの数字がある。

確率でいえば一回で成功する確率は0.1%・・・100回やっても10%しか成功しない・・・

僕は持久戦ですることにした・・・


1時間後

993,994,995,996,997,998

「・・・・・・開いた・・・くっそふざけんな・・・」

999は最初の方に試していたが、998は試していなかったので、悪態をつきながら扉の奥に進んでいく。


そこにはずっと螺旋階段が上へ上へと連なっていた。

世界の謎が明らかになっていきます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ