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勇者の世界救済物語 100話完結物語No.1  作者: 荒木
水龍と獣王国と幼馴染
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第34話獣王国の様子

獣王国の情報

獣王国は人間が極端に少ない国で、今までほとんど出会ったことはないが、獣王国では多様な種族の獣人が何万という数がいる。


獣人が獣王国からほとんど出ることはない、理由は簡単で、獣人や亜人は一部の人にはに人間でないとされ非合法でありながら裏で奴隷として売買されていることは誰もが知っている。

獣王国の中では、獣人は平和に暮らすことができているが、獣王国の外に出た獣人は悲惨だ、獣王の加護に守られていない獣人はその戦闘力によって闘技場で剣闘士として戦わせられたり、獣人愛好家のような変態に飼われたりする。


帝国は獣人の奴隷化が酷く、帝国側から来た人間は、特殊な匂いを体に付けられ、常に警戒されることになる、それを避けるためにクライシスからの船ルートを使ったのだが、それが効果的だったようで、僕はあまり警戒されることはなかった。


獣人の国は質素な建物が多く、多様な獣人がいた。

犬獣人に猫獣人、兎獣人や熊獣人、本当に様々な獣人が楽しそうに町中を歩いている。

獣人は種族によって強さも能力も異なるが、母親の種族から生まれた子供の種族も決まるらしい・・・


獣王は獣人の中でも最強といわれる獅子の種族の血を引き、この世界でも五指に入るほどの力を持っている剣聖のジュリアスも五指には入っているのでそれほど強くはないと思うのだが・・・・・・

そんなことはともかく獣王国で、情報収集を行ったところ最近獣王国の中でも腕利きの獣人が国に集められているらしい・・・そのせいか街は少し活気を失っているとも聞いた。

多分僕にも関係はないはずだが、一応気になったので、調べてみることにした。


すると重要な情報が手に入った、獣王は帝国へ進軍を試みようとしているらしい。その理由は獣王国の歴史の中に隠されている。


獣人は古の時代、その多様な能力から人間と共存関係をなしえていた、しかしいつからか獣人を対等に見ていた人間の一部が獣人を差別し始めたのだ。

しかしそれについていくら文献を調べても理由がわからないので永遠の謎でもある・・・


人間と獣人は徐々に仲が悪くなり戦争をも行うようになった、そして史上最大の戦争である『種族戦争』が起きた・・・これは獣人の王族が無残に殺されたことで、引き金が引かれた戦争だった・・・

種族戦争では獣人、人間共に壮絶な被害を出し、獣人奴隷は大幅に減ることになった。

そして歴代の獣王達も獣人の奴隷化を避けるため何十年かに一度、戦争を行っているらしい・・・


そんなことを考えながら歩いているうちに誰かとぶつかってしまったようだ。

「あっすいません」

「いえ、こちらこそ」


聞いたことのあるような声が聞こえたので下を見るとそこにはシャーリーがいた・・・

シャーリーがやっと出てきました。

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