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勇者の世界救済物語 100話完結物語No.1  作者: 荒木
水龍と獣王国と幼馴染
31/100

第31話魔将軍水龍レヴィアタンVS酔っ払い 客観視点

客観的です、リュークは酔っ払っているので・・・

*ルガール・ディシャス(カイザー商会船部門代表)

最悪だ、俺の人生終わった・・・


俺は先ほどまで有頂天だった・・・理由は明快、カイザー商会の中でも大部門である船部門を任されることになったのだ。

船部門といったらカイザー商会有数の大部門で、平民だった俺がカイザー商会に入り、どんどんと成りあがっていった、そうしてたどり着いた船部門の代表だった。


俺は先日、船部門の代表をカイザー様に任されたため近々出発するダイナー号に乗った。

ダイナー号に悲劇が訪れることも知らずに・・・・・・・


ダイナー号の近くに現れたのは水龍だった。

この世界で確認されている水龍は、悪逆非道の魔王が加護を与えている8体の魔将の一匹、レヴィアタンだけだ。

『我は魔将軍、水龍レヴィアタン・・・魔王様の命により、この船に乗っている人間を殺し尽くす。』


雇った護衛達は、レヴィアタンに一蹴されてしまった。

かくいう私も荷樽の中に隠れてはいるが、すぐに殺されてしまうだろう・・・


荷樽の穴から外の様子を伺っていたところ・・・・・・急に甲板に少年が飛び出してきた。


少年は酔っぱらっているのか、少しふらついており小声で少し呟いた後、レヴィアタンに向かって飛び出したのだ。

俺は止めようとしたが、声がかすれてしまっていて、自分にしか聞こえない程の小さな声になってしまった.

分かっていたことだが少年はレヴィアタンの尾で、吹き飛ばされ海にその体を投げだした。


俺は死ぬまで後悔にさいなまれ続けるだろう、若い少年を死なせてしまったその罪に・・・・・・しかしそんなことはもう関係ない、俺もすぐに少年と同じ末路をたどるのだから・・・・・・


『人間ども、死にされせ』


グザファン神様、せめて痛みなど無く静かに・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

襲ってくるはずの衝撃がなく困惑していたところ、レヴィアタンの巨体が大きくのぞけっていた・・・

自分の目が信じられず何度もこすっては見るが、同じ光景が広がっている。

上の方を見てみれば先ほどの少年が中空に浮いており、さらに激怒の表情を見せていた・・・

『人ごときが、我が体に傷を与えるだと・・・絶対に殺してやる』


先ほどまで恐怖の象徴でしかなかったレヴィアタンがさらに激怒したため、俺の毛が生えているなどと言われている心臓も瞬間的に鼓動が上がり、息が苦しくなった。


その後レヴィアタンを圧倒し続けた少年は、戦い始めて30分、遂にレヴィアタンの首を落とした。


俺はそのまま船の甲板に崩れ落ちてきた少年を抱え、命の恩人として最高の扱いをすると決め、レヴィアタンの死骸を回収し、利益を上げる算段を考えていた。

次回レヴィアタン視点です。

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