第27話農耕の国ラクスフォードと研究の国イハエスラハイア
ディヒャルドがわからない人は第2,3話を見てください
7試合目(決勝戦)の相手はディヒャルドだった。
闘技場の中で向かい合う僕とディヒャルド、僕は短剣を持ち、ディヒャルドはロングソードを持つ、2,3合ほど打ち合ったところで僕は憎まれ口を叩いた。
「あんたとは2度と顔を会わせないかと思ったよ」
「そんなことを言うなよ、俺だって強くなったんだぜ、・・・さらにモテるために」
剣をぶつけながら言葉を交わしていく。しかしディヒャルドがここまでの剣技を習得するなんてな・・・
「そうだったな、あんたはそうゆう奴だった」
「あんなに小さかったのに大きくなったんだな・・・」
正直再び会うとは思ってもみなかったのだが・・・・・・
「僕はあんたより強い、それはわかっているだろうだから・・・」
「負けてくれないかだって、ふざけんなよ!これに勝ったら賞金1000金貨が出るんだぜ、そしたら可愛い子とデートしまくりじゃん」
笑うしかないとはまさにこのことだ、ディヒャルドに気づかれないうちに後ろに回り、一瞬で極める・・・お馴染みの首トンだが、これが脳震盪を引き起こす。それによって対戦相手は一時的に倒れるといった効果をもたらす。
そして僕は優勝した、優勝賞金1000金貨と副賞のアダマンタイトやミスリルなどの魔鋼石を手に入れた。
すぐにシナ―スジャルスを出て南東にあるラクスフォードに向かった。
ラクスフォードは農業が盛んなので、小国の割に面積は大きく平野が広がっている。連邦国家の中でも随一の大きさをほこっている農耕の国だ。
ラクスフォードでは特にやることはないので、旅の食料品を買いあさり美味しい食事を楽しむ。
3日ほどでラクスフォードを立ち去り、イハエスラハイアに向かう。
イハエスラハイアは魔法や薬、魔道具などの研究が盛んで、小国ながら大国とも同等に渡り合える国だ、魔法王国とは行っていることが似ているため、仲が悪くなりがちらしいが、切磋琢磨している面も多い。
王都には研究所が立ち並び、近代的な様相をなしている。
僕は最新型の工房を借り、アダマンタイトとミスリルを合金にして指輪を3つ作った、それに水中呼吸、水中移動、水圧変化の水中で迅速に行動する為の魔道具を作った。
魔法薬を買い占め、緊急事態にも対応できるようにしておいた。
水中に潜る用のスーツであるダイビングスーツも買い、水中をさらに早く進むためにフィンという足に付ける足ひれも買った。
サスペンションという揺れが少なくなる改良がなされた最新型の馬車を買った。
馬車にはたくさんの魔道具がついていて、暖房や光源なども全て魔道具だった。
購入した馬車に乗って僕の連邦国家クライシスの最後の目的である、スシャラールに向かう・・・
次回から、海底宮殿編です。




