第22話帝国からの旅路
前回から新章でした。
僕は帝都から抜け出した後、急いで帝国を抜けた。
具体的には帝国の南東、クライシス連邦国家へと向かった、クライシス連邦国家は5つの国が連邦を作った国家だ。
1つ目はクライスパイル、豊富な鉱産資源に恵まれた山の多い国だ。
2つ目はラクスフォード、豊富な農業を誇る平野の国だ。
3つめはイハエスラハイア、魔法薬などの研究が進んでいる、魔法学校が多い国だ。
4つ目シナースジャルス、武芸者が多く揃い、闘技場などの設備も整っている国だ。
5つ目はスシャラール、海に面しており、海産物が多く取れる海洋の国だ。
用があるのは、スシャラールだけだが、他の国に観光に行くのもいいだろう・・・
なぜ連邦国家ができたのかは推測でしかないが、帝国に小国だという理由で、侵略されないようにしたのだろう。
なぜスシャラールに用があるかといえば、スシャラールの海域500メートル以内に古代の宮殿の遺跡があるといわれているからだ。
古代の宮殿の遺跡にはたくさんの宝と、魔界の門の鍵があるといわれているのだ、それを手に入れなければグザファン法国にある魔界の門を開け、魔界に行くことができないだろう・・・それに新しい装備や防具、珍しい魔道具なども手に入るかもしれない・・・
帝国から、スシャラールに向かうには最短距離でも、ラクスフォードと、シナースジャルスを通らなければならない・・・
時間はたっぷり余っているので、ゆっくり1つの国ずつ進んでいくことにした。
まず僕は最初に、山の国クライスパイルに向かうことにした・・・
クライスパイルまでの道は山が覆っていて進みにくいので、何百年前に掘られた洞窟があり、その中を進んでいくらしい。
洞窟は迷う人が多いので案内してくれる、案内人もいるらしい。
さらに、その案内人が住んでいる村も存在するらしいので、案内人が住む村という村を見つけるのが先決だろう。
クライスパイルまでの道は丘や渓谷が多く、空を飛ぶハーピィなどの魔物が多く出てきた。
村はあまりなく、野宿をする日々が続いた・・・
帝都を出て3日ほどたったころ、やっと目的の山であるダクリオス山が、霧の向こうに見えてきたのだった。
*スレイス・フォン・アンクリード(スレイス獣王国国王)
「なにっっ帝国から聖剣が盗まれただと、」
私は驚愕していた、如何に帝国が油断していたとしても、あの強大な軍事力と聖剣に対する執着は並外れていた。
「はい我が国の暗部からの情報でございます、犯人は帝都から逃げ出したとも。」
「あの計画、帝国との戦争を実行に移すのに最適な時期だな・・・」
帝国との戦争と勝利は我が国の悲願であり、達成すべき物なのだ。我が親友にそして我が国の宰相に笑いかける・・・・・・厳しい戦いになることを決意しながら。
「はい、獣王様」
彼もその意味が分かったようで、悲痛そうな顔を隠そうともせずに頷いた。
獣王国ももちろんあります。




