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勇者の世界救済物語 100話完結物語No.1  作者: 荒木
連邦国家クライシスと海底宮殿
21/100

第21話帝都からの脱出

帝国の宿屋で一泊し、朝起きて、一階の食堂で朝食を食べながら帝都新聞を読む、すると新聞には大文字で『聖剣が盗まれた』と書いてあったので、ほくそ笑みながらそれを読む。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

帝都新聞

『帝国の至宝、聖剣が帝城から盗まれた。』

今回の大失態に対し、帝国騎士団長は「早急に犯人を捕まえ、聖剣を取り返してみせます」

と回答した、帝王様は「聖剣が見つかるまで、誰も帝都からは出さない」と回答しており、

二カ月ほど帝都の全ての門を封鎖するそうです・・・

強硬とも言えるこの政令、納得している人はいるのでしょうか?

それでは帝都にいる百人に聞いた、グラフを見てください・・・

・・・・・・・・・・・・

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「くそっ」

思わず悪態をついてしまうほど、最悪な状況だった。

これでは商人が入ってこれなくなってしまう、そうなれば食料品は減り、貴族が食料を買い占める。

このままいけば帝都にいるスラム街の人たちはみな死んでしまうだろう・・・

僕は勇者だ、勇者が結果として、間接的にだが人を殺しては勇者となった意味がない。勇者とばれないようにしながら、帝都、いや帝国から抜け出さなければならない。

聖剣を見せつけながら、華麗に去っていく。

そういった事をしなければならない。


スラム街の人たちが死なない為にも、すぐに行動しなければならない、宿をチェックアウトし門に向かう。


門には騎士が詰めかけ、四騎士も一人いた。

四騎士というのは、帝国の騎士団長一人と三人の副騎士団長の事を言い、通常の騎士の十倍の強さがあるといわれている。

その中に割って入ることにした。


*クロス・クライナ(帝国騎士団副騎士団長((四騎士))

僕が四騎士になって三年経ったいま、僕は帝王様に叱りつけられていた・・・聖剣が盗まれる日の前日、僕は帝都で休暇を取っていた。

休暇を取っていたため、帝城で何が起こっているのかも全く知らなかった。

しかし帝王には納得していただけず、北門の防衛に混ざる事となった。


昼頃、一人の少年がやってきた、装備は短剣でとても軽装備だった、仮面をかぶった奇妙な少年だった。

少年は構わずこちらに向かってきたので、他の騎士が引き留めるが気にせずに向かってくる・・・

全くスピードを緩めない少年に対し騎士が斬りかかったが、少年はかわしながら騎士に魔術を食らわせた。


その後も何人もの騎士が斬りかかったが、全て一瞬のうちに倒されてしまった。

そうこうしているうちに残りは僕一人になってしまった。


四騎士として、口上を述べる。

「私が四騎士の一人クロス・クライナだ。門を通りたければ私を倒してから行け」

少年は強かった、一瞬で私の視界からいなくなり、死角から攻撃してくる、私に魔法に対する耐性がなければすぐに終わっていただろう。しかし少年は余裕そうにしかしつまらなそうに戦う。

二十合ほど剣を打ち合ったとき、少年は言った。


「四騎士もこの程度か・・・口上述べた割にはあまり強くないな・・・しょうがないちょっとだけ本気を見せてやるか」

そう言った瞬間、少年は私の視界から消えていた。

「遅すぎ・・・」

そう後ろから声が聞こえた瞬間、私の首に衝撃が走った。

薄れゆく意識の中で少年の大きな声が聞こえてきた。

「俺が聖剣を盗んだ、そして四騎士の一人クロス・クライナを倒した・・・俺は帝国から出ていく、じゃあな」

私の評価はどれほど下がるのだろうか・・・

リュークの一人称は俺じゃないです。

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