第13話聖剣強奪物語 2話目
僕は、まず弁明を図った。
僕が討伐部位や、ヒュドラの死体などを持っていることを伝えたが、相手はあとから盗んだくせになどと言いがかりをつけて、聞く耳を持たなかった。
次に僕は相手が尾けていたことを周りに伝えた、しかしこれは逆に僕が尾けていたからだ、という話になり、一人でヒュドラを倒したのは有り得ない、という点に論点を変えてきた。
ギルドの受付嬢などは、普段から素行が悪い相手のギルドを信用しておらず、悪しざまに相手のギルドを罵っていた。
僕は、自分の強さを証明するために、要塞の城壁を階段から上る、そして相手の魔術師の魔術を見る。
確かに魔力は少なくはないが、上級魔法しか使えなく、僕からしたら才能無しというしかなかった。
僕が全属性の超級魔術を離れたところに連発すると、相手も放ってくる言葉を失ったようだった。
最後に、決闘を申し込まれることになった、僕が強すぎるのを見て相手も恐れをなしたのか、準備期間として3日を要求してきた。
僕は、その間に、聖剣を手に入れるための算段を付けていた。
具体的には、帝上に入ってからのプランを作っていた、プランは全部で100通り、失敗した時の予測も全て考える。
宿屋の中で大きな紙を広げてパターン図を広げていく。
パターンは五つ
一つ目は、帝城に潜り込み聖剣を手に入れ、そのまま帝都に帰るというプランだ。
二つ目は、帝城に潜り込み聖剣を手に入れる前に見つかった場合のプランだ。
三つ目は、帝城に潜り込み聖剣を手に入れ、帝都へ戻るときに、見つかった場合のプランだ。
四つ目は、帝城にたどり着く前に見つかったプランだ。
五つ目は、どこかのタイミングで、捕まり牢へ入れられた場合のプランだ。
一番最高なのは一つ目のプランだが、最悪の場合のことも考えなければいけない。
そんなことをしているうちに、直ぐに3日が経過してしまっていた。
決闘は、試合形式で行われ、チュエルニッヒッデ支部の冒険者ギルドのギルドマスターも観戦することになった。
・・・試合は一瞬で終わった、僕が相手の首を一瞬で首トンし、相手は倒れた。
これで、相手のパーティーは諦め、ヒュドラは僕が倒したことを認めた。これにより相手のパーティーは一時的に捕まり、僕は冒険者ギルドでの名誉を取り戻した。
僕の功績は認められ、帝都へ入都することが認められた。
そして、一度宿泊して、準備を整えてから、帝都へ向かった。
今回は、足手まといがくっついてくるのが嫌だったので、一人で帝都まで行くことにした。
帝都までの距離は相当長いが、走れば3日以内には着くだろう。
僕は走りながら、今回の事件について考える。
自分の不注意によって自分の弱点を晒してしまった今回の事件は、自分の課題点も多く見えてきた。
それを注意しなければ、今後も同じような目に合うかもしれない。
今後はさらに危機感を持って行動しなければならないと思った。
僕は通常の勇者よりも遥かに強い能力とステータスを持っているが、それに甘えることなく適切に行動しなければならないことを知った。
ちょっと短めですいません




