はい俺多分死にました!
目を焼くような眩しさと痛みが一瞬
直後全身が熱くまるで燃え上がるような体感と
激しい頭痛を得る
「おいおいこれってアリかよ…」
朦朧とした意識の中考える事は己の馬鹿さと
あのクソオカマと現状に対する不満
(あーダメだこれ死ねる。)
それが最後の記憶
俺は意識を失った
何故か体がふわふわと浮いている感じがする
ぼんやりと考える事ができる
だけど何も感じない
俺は死んだのだろうか
異世界転移した(おそらく)のに
ほんの僅かな時間で死を迎えたのだろうか
なんだそれ 異世界行こうぜ詐欺もいい所だわ
【クソカマ 異世界に行かない?
(ただし無事に行けるとは言ってない)】的な???
死ぬ直前くっそ痛かったんだけど
あまりにも理不尽じゃないのだろうか
そもそも俺も馬鹿だろ
ちゃんといい話は疑いなさいって
オカンに教わったはずなのに すまんオカン
しかも18年で死ぬ親不孝者ときた 悪いな いやほんと
こんな息子を許してくれ
あああああ
子供の頃の夢が叶うと信じて期待して
期待した俺が馬鹿だった
なんか今すごく冷静になれるのは何故だ
ふわふわしてるからか
激しい感情の起伏が無い
あー冷静に考えても俺馬鹿だった
でもこれよく考えたら幸せなのか?
確かに死ぬ寸前かなり痛かったけど
割とすぐこんな状態になったし
普通に考えて手ぶらでなんの覚悟もなしに
異世界行ってしかも何処にいるのか分からない
下手して猛獣や
いるかは分からないがモンスターなんぞに
喰われ死ぬよりかはまだマシな死に方じゃないか
あー素晴らしい
俺は幸せ者だ
ただ一つ不満は家族に何も告げれなかったことか
あ、ついでにあのクソカマぶん殴りたい
まぁ家族はまーなるようになるだろ
もう何でもいいから
さっさと閻魔さまでも神様でも現れて
この状態をどうにかしてくれ
いい加減飽きてきた
ここまで来ると拷問だぞ
「はぁーーい♡呼ばれて♡飛びでる♡超絶美少女♡ダダダダーンっ↑」