表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勢いで始める異世界生活  作者: 野芥子
6/9

はい俺多分死にました!

目を焼くような眩しさと痛みが一瞬

直後全身が熱くまるで燃え上がるような体感と

激しい頭痛を得る

「おいおいこれってアリかよ…」

朦朧とした意識の中考える事は己の馬鹿さと

あのクソオカマと現状に対する不満


(あーダメだこれ死ねる。)


それが最後の記憶


俺は意識を失った




















何故か体がふわふわと浮いている感じがする

ぼんやりと考える事ができる

だけど何も感じない

俺は死んだのだろうか

異世界転移した(おそらく)のに

ほんの僅かな時間で死を迎えたのだろうか

なんだそれ 異世界行こうぜ詐欺もいい所だわ

【クソカマ 異世界に行かない?

(ただし無事に行けるとは言ってない)】的な???

死ぬ直前くっそ痛かったんだけど

あまりにも理不尽じゃないのだろうか

そもそも俺も馬鹿だろ

ちゃんといい話は疑いなさいって

オカンに教わったはずなのに すまんオカン

しかも18年で死ぬ親不孝者ときた 悪いな いやほんと

こんな息子を許してくれ


あああああ

子供の頃の夢が叶うと信じて期待して

期待した俺が馬鹿だった


なんか今すごく冷静になれるのは何故だ

ふわふわしてるからか

激しい感情の起伏が無い

あー冷静に考えても俺馬鹿だった


でもこれよく考えたら幸せなのか?

確かに死ぬ寸前かなり痛かったけど

割とすぐこんな状態になったし

普通に考えて手ぶらでなんの覚悟もなしに

異世界行ってしかも何処にいるのか分からない

下手して猛獣や

いるかは分からないがモンスターなんぞに

喰われ死ぬよりかはまだマシな死に方じゃないか


あー素晴らしい

俺は幸せ者だ

ただ一つ不満は家族に何も告げれなかったことか

あ、ついでにあのクソカマぶん殴りたい


まぁ家族はまーなるようになるだろ


もう何でもいいから

さっさと閻魔さまでも神様でも現れて

この状態をどうにかしてくれ

いい加減飽きてきた


ここまで来ると拷問だぞ


「はぁーーい♡呼ばれて♡飛びでる♡超絶美少女♡ダダダダーンっ↑」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ