告白の時
三学期が始まって二週間。私は陸斗君に今まさに告白しようとしていた。
学年が終わる前に、学級が変わる前に告白するか悩んでいた時、瑠璃からも後押しをもらってこの学年が終わる前に告白することにした。
そもそも私が陸斗君に告白しようとしていたのは再会した時からだった。
小さい頃、陸斗君は家も近かったからよく遊んでくれる友達だった。でも学年が上がっていくうちに友情だったものは小さな恋へと変わっていった。
だけど、私の引っ越しによって陸斗君とは離れ離れになってしまった。その間にも陸斗君への想いは募っていくだけで、もしも陸斗君がほかの女性と付き合っていたらどうしよう。とか、偏見も沢山してた。
高校はずっと行きたかった飛鳥高校に入学した。まさかのそこで陸斗君と再会できるなんて思ってもみなかったけれど。陸斗君は昔とはやっぱり変わってるところもあって…。でも、あの時の約束を覚えててくれてて…。私はその時にやっぱり陸斗君は変わってないな。って思ったんだ。昔から、冷たいように見えて以外と暖かくて優しかったり。約束を律義に守ってくれたり。
やっぱ陸斗君は陸斗君で......
「奈々......?」
あ、そうだった…。今私は陸斗君に告白しようとしてるんだった。うん。振られるとしても、諦める前に一度はチャレンジしないと!覚悟を決めなさい。私。うん。大丈夫。いける。
「陸斗君、私、私、昔から貴方のことが好きでした!付き合ってください!」
「......」
「やっぱ無理......だよ......ね…」
「いや、......俺も素直になるべきだよな…。」
「え…?」
「奈々、奈々のことが好きだ。本当は俺からしようと思ってたんだけどな…。勿論、いいよ。付き合おう?」
「え、え、え、いいの…?」
「勿論。奈々じゃないとダメなんだと思うんだ。俺も。女の子には興味なんて持ったことなかったのに、奈々のことを昔から目で追っていたから。」
「!…////」
告白してから少し時間が経ち…。見事私と陸斗君は付き合うことになった。
それからというもの、陸斗君は前よりも積極的になった。私の前では笑顔を見せてくれるようになったし、感情も見せてくれるようになった。
いつの間にか学校中に私たちが付き合ったことが知れ渡っていて、女の子たちからの妬みなどを心配していたけれど、全部陸斗君が守ってくれた。陸斗君が守ってくれた時から、妬みなども次第になくなり校内一のカップルになっていた。
それから数年が経ち、陸斗君と私は結婚。子供も生まれて幸せに過ごすようになったのはまた、別のお話。
これにて完結となります。短い間でしたが、読んでくださりありがとうございました。まだまだ表現方法が未熟で、物足りなかったかもしれません。ごめんなさい。ですが、日々経験を積んで、頑張っていきますので宜しくお願い致します。




