イタリアは全土を。
午後。先程まで博物館などをまわっていた。その見学が終わってから俺と柊はローマからナポリにへと来ていた。ホテルも、ナポリへと移動する。イタリアは時間をかけて全体をまわるのでかなりの移動量になりそうだ。ホテルにまず荷物を置いて街に出た。柊は少しはしゃいで、子供みたいになっていた。
「ナポリだぁ~。初めて来た。やっぱ綺麗だねぇ。サンタ・ルチア港。サンタルチア港は、数多くのクルーズ船やフェリーが発着するナポリ市内にある主要な港のひとつで、海に突き出た石造りの城は多くの観光客を引きつける人気のスポット。「卵城」と呼ばれるカステル・デローヴォがあるんだよね。明日いこう!今日時間ないから。この城を建てた際に、魔術師が地盤の基礎部分に卵を埋めて「この卵が割れるときには城もナポリも滅びる」という呪文をかけたという伝説からその名が付いたといわれているんだ。面白いよね。長い歴史を感じさせる城壁や石畳もさることから、屋上から見られる風景は「ナポリを見てから死ね」というイタリアに伝わる格言も納得の絶景。港周辺には、プールなどを備えたリゾート感抜群なホテルやイタリアの海を優雅に眺めながら食事できるホテルが多いから、魅力の1つともいえるよ。よし!いこう。明日。今日はもう夜ご飯だ。」
「夜か…早いな。食べるのはどこがいい。どこでも手配できるとこまでする。」
「んー、この辺りで一番高いホテルのとこかなぁ。どこなの?ちなみに。」
「この辺りで一番高いホテル?うちの傘下のあそこだよ。なら普通にホテルに戻って食べるか。あそこだから。」
「そうなんだ。え、今までももしかしてそうだった?」
「そ、うだな。確かに傘下のところで手配していたが…今考えるとそうか。」
「凄いね…。おなか減ったや。来たけど、戻ろう。おなかが減りました…。」
「なら戻るか。早めに行ったほうがやりやすい。ホテル的にも助かるらしいから帰るぞ。」
そう言うと、陸斗はどこかに電話をしていた。直ぐに通話は終わったようでホテルにへと戻っていった。柊も直ぐに陸斗について行く。そんな二人を眺めていた護衛たちは微笑ましそうに二人を眺めて歩いて行った。
ホテルにへと戻って来て…。ご飯を食べると、柊は疲れたのか部屋に戻ってすぐに寝てしまった。陸斗は陸斗で疲れたらしく身支度をして寝た。護衛は順番に交代しながら二人の安全を守っていた。ここらで一番高いホテルであるので、防犯面はもちろんしっかりしているのだが…。もしものためにと立っていた。ああ、一応ちゃんと寝ているらしい。
あの…この人たち高校生ですよね…?




