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猫ちゃんにもう一回会いたいです!

奈々を家に連れてってから数日たったある日。

放課後、奈々から話しかけられた。


「あの…。陸斗君。こないだの猫ちゃんたちにも一回会いたいんだけど…いいかな?」


ああ、アンとルルとラムにか。それにしても目的は猫か…。おいまて、何を残念そうにしてるんだ。俺は。


「ああ。大丈夫だぞ。母たちも奈々ならいつでもきていいと言っていたからな。」


「そ、そうなの......?」


「そうだな。だからいいぞ。来ても。」


「そっか......ならこれから行ってもいいかな?お母さんにこないだ話したら行きたいときは行ってきなさい。って言われたから......。」


「これから?大丈夫だ。いいぞ。」


「ありがとう。陸斗君。」


うっ…満面の笑みで話しかけてこないでくれ......。


そんなこんなで放課後そのまま奈々はうちに来た。

彩音とは一緒に話しながらアンたちと遊んでいる。楽しそうだ。

俺はというと…絶賛書類の確認中だ。

父から俺が少しづつ慣れるためにと簡単な書類を渡してくるのだ。

最初のほうは慣れない作業でかなり時間がかかっていたが最近ではかなり効率もよくなり、仕事も任されるようになった。

俺は作業の合間に猫と遊んでいる彩音と奈々を垣間見ることでちょっとした休憩を取っていた。


「お兄ちゃ~ん。お兄ちゃんいつまで仕事してるの?」


彩音と奈々を見ていた時、彩音から話しかけられた。


「いつまででもいいだろ。やったほうが効率がいいんだから。」


事実だろ?


「…折角奈々お姉ちゃんが来てくれてるんだからお兄ちゃんも仕事は一回止めて遊ぼ。今日の分はとっくに終わったでしょ?たまには息抜きも必要だよ。」


確かに今日の分はとっくに終わっている。息抜き…してるつもりなんだが......できてない…のか?


「分かった。彩音、俺も混ぜてくれ。会話じゃなくてアンたちと遊ぶことにな。」


そう言って俺は書類を片付け遊んでいた彩音たちに混ざって息抜きという名の半ば強制参加の猫遊びに付き合わされた。言い方が悪いか。俺も一緒に遊んだ。


時間はあっという間に過ぎて奈々は帰る時間になった。

こないだ同様、俺が奈々を家まで送った後、俺は自分の家に帰るために道を歩いていた。入学式から3ヶ月が経って…。時間が経つのは早いものだと改めて実感した。そろそろ夏休みか…。柊がなんか言ってたな。明日もう一回聞いてみるか。何かに誘われたんだよ。正しくは覚えていないけれどな。何だったかな.........?

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