動物、好きだったよね?
教室。放課後。
今日は先生たちの一斉出張な為、全部活休みで早帰りだ。
教室にはもう、奈々と俺だけ。だから今が話しかけに行くチャンスだった。
「奈々。動物って好きだったか?」
俺が話しかけに行くと奈々は少し驚いていたがすぐに返事をしてきた。
「うん。動物大好きなんだよね。それがどうかしたの?」
「いや、最近猫を飼いだしたんだよ。だから久しぶりに家来るか?っていう誘い。」
俺がそういうと奈々は顔を真っ赤にしていた。熱でもあるんだろうか?
「え?!いいい......家!?陸斗君の!?それ行っても大丈夫なの......?猫は見たいけど…。」
「いいから言ってるんだよ。母もいいって言ってたしな。来るか?」
「い、行く!。猫に会いに!(猫なんだからね。目的は猫なんだから…。落ち着きなさい。私!ドキドキしてるんじゃないのよ。)」
「そうと決まったら今からでも大丈夫か?それとも一回帰ってからのほうがいいか?」
「そうだね。一回帰ってからのほうがいいかも。お母さんに話して制服から着替えたら行くね!あ…でも…陸斗君の家の場所わからないかも…。」
「…俺が奈々の家まで送って、奈々の準備もろもろが終わったら家まで案内するよ。」
「いいの?大丈夫?」
「良いんだよ。」
「そっか…。なら…お願いします。(ヒェっ......私の心臓が持たないよ…。)」
「なら行くか。」
そういうと俺と奈々は学校を出て行った。




