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東方二次創作 ~東方鬼神伝~外伝~壱「東雲葵という人間について」

東方鬼神伝1期第1話の前のお話です。

これは俺が幻想郷に入る少し前のお話


「今日から中学2年生だ!」


俺は東雲葵。中学2年生。

今日から春休みが終わって中学2年生!友達ができるか楽しみだ。


「行ってきます!」

誰もいない家に向かってそう言い、学校に向かった。


学校に向かうと、ほかの生徒からこんな声が聞こえた。


「あの子、両親いないらしいよ。」


「そうそう。あの子、2人でいろいろやってんだって…かわいそ…」


俺は初日から陰口を言われていた。


俺はそれを無視して教室へ向かった。

そうすると、声をかけてくる人は誰もいない。


そうして朝の回が始まった。そして担任は前と同じ先生であった。


先生は、

「今日は、みんなで学校を回ろうと思います。」


そう言ってクラスで学校を回ることになった。

けれど、誰も話しかけてはくれない。


みんな、俺が姉との2人暮らしであると知っていたから。

両親は俺らを捨て、どこかへ行ってしまった。


俺の唯一の家族は姉ちゃんだけだ。

東雲茜しののめあかね


俺は姉ちゃんに仕事をさせて、迷惑かけてばっかりだ。


葵「ああ。俺も早く中学卒業して働かなくっちゃ。」

そうして授業を受け、すぐに帰った。


ただいま。

家に響き渡る声。


これを聞くといつもむなしくなる。

姉ちゃんが帰ってくるのを待ち、夜ご飯を作る。


そして完成させてテレビを見ていると、


葵「また事故か…ん?」


ニュースキャスター「速報です。○○市にて、15歳の女性がトラックにひかれ、死亡したとみられています。目撃情報によると…」

そこで倒れているときの顔写真が出ると、俺はどん底に叩き落された。


そこに映る人は、自分の姉そのものだったからだ。


葵「噓だ!嘘だ!噓だ!嘘だ!噓だ!嘘だ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


そしてニュースからは、

「遺体は、東雲茜さんであると推測されています。」


と、無慈悲な言葉が流れていた。


俺は本当に1人になってしまった。


次の日も、また次の日も学校に行ったが、俺の姉の話でもちきりだ。


そして逃げようとトイレに行くと、上から水を掛けられた。

まだ学校が始まって3日もたっていないのに…


俺は決心した。


「俺はもう死んで生きかえればいいじゃないか。」と。


そして俺は山に向かうのだった。

たまたまですが、

葵、姉の茜の名前を青、赤の対にしようとした結果、

琴葉姉妹と同じ名前になってしまったのを、今気づきました。

まあいいかと思っています。

それでは。by霧崎刀

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