プロローグ
Vtuberに最近ハマりだして小説家になろうにもそういうジャンルがあるんだと知ったので衝動に
駆られて書き上げました。後悔も反省もないです。
私の名前は小川 姫火、現在青春真っただ中の大学1年生(18歳)の6月。
中学高校は何故だかわからないけど友達は出来なかった。だけど大学にいけばきっとできると信じて友達
がいなかったので時間が余っていてその分勉強を頑張ってそこそこの大学に入ったまでは良かったんだけど、私はちょっと人と喋るのが苦手だ。大学に入ったところで…ね?人と喋れるようになるはずもなく周りの人でグループ的な物が形成されていき大学が始まって2週間程でしっかりと私はぼっち生活が確約されました。
まぁもう友達作りは半分諦めて勉強とかで避けていたソシャゲをやってみたわけですよ…はまりましたよ、中高と碌に趣味なんて持ってなくて友達もいないから溜まりに溜まったお小遣い(お年玉込み)がすっかり消えましたよ、50万くらいはざっとね。
「いくら実家から通ってるとはいえ、金欠は怖いしバイトとかしないといけないよね。」
でも人と話すのは無理だし、身長145cmの小学生で通るくらいのチビ体型だからできるアルバイトなんてほとんどないし…
「うわぁぁあぁん!!! どうすればぁぁあああああああ!!!!!」
「うるせぇな姉貴。今動画見てるんだから静かにしてくれよ!」
私が心からの叫びを紡いでる時に空気の読めない我が弟が口を挟んできた。
「私は今世界の理不尽さに心からの叫びを紡いでいたとことなの!…ん?動画って何見てるの?エ〇動画ですか?高校2年生の分際でそんなもの見ちゃいけません!!!」
「いやそんなもん見てねぇよ!?!? VtuberだよVtuber、知らないかこんなやつなんだけど。」
弟が見せてきたスマホ画面には可愛い女の子が映像内で動いたり喋ったりしている動画だった。
「何それどうやってるの?」
「これは…まぁ俺も詳しくはないけどパソコンとかで中の人の動きとかを読み取って反映したりしてるんだよ。」
「中の人とかいるんだこれ。 ありがと、凛空!」
「え?急にどうした姉貴…あ、部屋に走っていきやがった。引きこもりの本能的なのでも働いたのか?」
★
「お、ちょうどいいのがあった。」
『グロワーフルール 第三期生募集中! 条件:18歳以上であること、週3本以上の配信又は投稿が可能であること、少なくとも半年は続けられる人。これらに当てはまる人は自己アピール動画を付けてこちらのURLから必要な情報を書き込み応募してね!』
これなら人前に出るわけじゃないし配信とかなら私だってできるはず。
そうときまれば気が変わる前に自己アピール動画を撮らねば…
★
うん、まぁ知ってたよいくら自分一人での自己紹介とはいえコミュ障の私がそんな上手に喋れないって…すっごいgdgdな感じの動画になったけど記念に応募しとこう。私が曲がりなりにも頑張った証として!!!
続きが見たい(次の話は今考えてます)という方はブクマや評価よろしくお願いします。
少なくとも10話以上は続くと思います…はい(にっこり)