表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したら骨になってた。  作者: 亜鬼
聖魔大戦
27/32

26話「侵攻」

40度近い風邪引いてました。

体調には気をつけましょう。

「では作戦決行は一時間後とする。移動は四番隊の飛行が出来る個体を貸せ」


「うん。わかったよ」


シェイナがもう一度大まかな作戦の流れを説明し、会議は終了した。

一時間後。この場にもう一度集まり、人間の街へ攻めに行く。

はぁ…。どうしてこうなったんだろうなぁ…。

転生ウハウハ生活したかっただけなのにな…。


嘆いても仕方ない。

俺の一番信頼できるやつ。

決まっているだろう?スカルしかいねーよ。

べロスはゴブリン達に任せれば問題ないだろう。


「貴公…」


突然、重力が重くなったように重圧が掛かる。

オラオラ兄ちゃんだけじゃなく、コイツにも目をつけられたのか…。


アンデットの王。五番隊のホロウだ。


「な、なんだ?」


「鎧はどうした?よもや、あの場に出、あの様な発言を続け無いとは言わせぬ」


下手に隠す必要はないだろう。

というか、変に誤魔化したら消されそうだ…。

包み隠さず着れないと伝えた。


「では出せ」


は?

もう少し主語をですね…。

なんて言ったら殺されるよな…?

多分鎧の事だろう。


「あ、いや、今は部屋にある」


「ならば案内するがよい」


案内ねぇ…。

逆に案内してほしいね!

例の如く迷子中なのよ!


仕方ないので、魔王部屋まで案内してもらい隣の部屋(自室)へ入った。


「あ、ケルトおかえ…り?」


流石のスカルも、ホロウを目にして固まってしまった。

スカルに説明してやりたいが後だ。

鎧を用意する。


有無を言わさず着され、手をかざしてきたんだけど怖。


「ちょちょっと!ケルトになるするの?」


「若いの。見ておれ」


ん?何か変な感覚が…。


「貴公だけ鎧なしではな、統率が取れぬからな」


おお、鎧がピッタリになった。

と言っても、鎧のサイズは変わっていない。

なのに、ピッタリだ。


「一種の呪いだ。我が解除するか、我以上の力でこじ開けねば脱げぬ。我もそのような時期があった」


んー…。これはあれか?

怖いおっちゃんだと思ったら意外といい人か?


「この大戦が終了した後。我が隊来ぬか?」


「生憎とシェイ…。魔王様にひと目置かれてるので遠慮しときますよ」


「フッ…。そうか。我等アンデットには相応しくないが、死ぬでないぞ」


そう言い残し、霧のように消えていった。


「ね、ねえケルト。大丈夫なの?」


「問題ないよ。あの人。見た目よりいい人だな…。っとこんなことしてる場合じゃない。ゴメンスカル。来てくれ。説明は行きつつでたのむ」


半ば強引に連れる。

べロスには、ゴブリン達のとこに行けと伝えたが、わかっているだろうか…?


道すがらスカルへと説明をする。

スカルは嫌な顔せず了承してくれた。

やはりスカルへと頼って良かった。

尤も、スカル以外に信用できる奴など今のところは居ないがな。


俺らが部屋に入ると、他の奴らは全員揃っていた。


「ハッ!新入りのクセにいっちょ前に待たせるんだなぁ?」


カマセガイア君が食って掛かるが、もう無視してしまおう。


「ふむ。全員揃ったな。では貴様らに命ずる。今より人間の王都を落とせ。殺さずと死なずの原則を守れ」


ハッ!


皆跪き答える。

うん。俺もやっておこう。


作戦通り、行くのは俺ら少数のみだ。

外に待機していたデカイ鳥みたいのが運んでくれるらしい。


「落ちても助けてやらねーからな。新入り」


ガイアとガイアの部下は飛べる為、鳥には乗っていない。


「へーへー。気をつけますよっと」


「無駄口を叩くな」


おっと、クレナイに怒られてしまった。

人間の技術がどれほどあるか知らないが、そう上空まではコレないだろうし案外楽に終わるのかもな。

そうミサイルもポンポン来ないだろう。

骨なら病気もないのか…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ