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夏生詩集2

忘れる

作者: 夏生

忘れる 忘れる 忘れる

痛みを 苦しみを 悔しさを

忘れる 忘れる 忘れる


もう懲り懲りだと言ったことを

もう二度とあってはならないと

誓ったことを


喉元 過ぎれば 熱さ 忘れる

喉元 過ぎたことも 忘れる


何故、忘れてしまうのか

過ぎてゆく時のせいなのか

人間の記憶の限界なのか


善も悪も変幻自在で


いつか、思い知らされる


当たり前の日常がどれほど

素晴らしいものだったかと

自由とは、平和とは

何だったのかを


目の前がどれほど色とりどりで

煌めいていたかを



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― 新着の感想 ―
[一言] 嫌なことを「忘れる」のは、悪いことなのか?という正しさのわからない答えについて考えさせられました。
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