寿命縮めるためにラーメン食べるやつ
「以上でよろしいでしょうか?お待ちくださーい」
注文を終えた俺たちは無敵だ。そんな顔をする彼に俺は微笑み、言葉をかける。
「最近何か面白いことあった?」
「最近まじで病んでるんだよ。もう死んじゃおうかなって」
「元気出せよ。お前がいないと寂しいって」
「そう思ってラーメン爆食いしてた」
「いいじゃん。ストレス発散って大事だからな」
「濃いめ、油多め、濃いめ、油多め、濃いめ、油多め」
「一回でわかるから!濃い方が大体うまいからな!」
「一回じゃ伝わらないだろ。三回分ずつ濃くしてほしいんだから」
「ほぼ塩と油!うまいってか危ない!」
「スープ飲み干しておかわりするのがいいんだわ」
「死ぬ死ぬ死ぬ!ストレス発散が下手すぎる!」
「いや別によくね?」
「よくないね!そこだけは別にできないね!」
「死ぬためにラーメン食べてるわけだし」
「そんなことある!?健康を害する目的でラーメン食べることある!?」
「ストレス発散とか何言ってるんだろうなあって思ってたわ」
「それはそう!あの言葉がストレスになっちゃったね!」
「残念なお知らせしとくと、全く健康状態変わんねえ」
「その程度で変わるわけないからね!毎日食べてもいうほど無害じゃないか?知らんけど」
「生っぽいチャーシューめっちゃ乗せてるんだけどなあ」
「普通に危ない!死なない程度に苦しまされる恐れがある!」
「でも今病んでるし」
「苦しんでる間に考え直す可能性!やっぱやめよってなる可能性!」
「じゃあチャーシューは抜いとくわ」
「チーズのないピザ!それだけは欠かしちゃダメなやつ!」
「じゃあスープ抜きは?」
「チーズのないピザ!」
「麺は?」
「チズないピ!」
「箸は?」
「お里が知れるな」
「今度連れてってやるよ」
「里に!?ラーメン屋に!?」
「お待たせしましたー。豆腐サラダドレッシング抜きですー」
「油っぽいの食べ過ぎるとたまにこういうのがいいんだよなあ」
「健康的!生きたいやつの食事!」
こうして俺の待ち時間は消えてしまった。
てか、この飯うま。帰ったらレビュー書こ。
いわゆる"二郎系"って食べたことありません。熱望もしてませんが気にはなっています。




