ボトラーなやつ
「以上でよろしいでしょうか?お待ちくださーい」
注文を終えた俺たちは無敵だ。そんな顔をする彼に俺は微笑み、言葉をかける。
「最近何か面白いことあった?」
「ボトラー(水筒持ち運ぶ人)になりました」
「ボトラー(ペットボトルにおしょんしょんする人)になった!?」
「回りにも結構いるだろ?」
「いないね!知ってる限りはいないし公表すべきでもないね!」
「一個だけ問題があってさ」
「言うほど一個か!?」
「自分で作るとあんまり美味しくないんだよね」
「飲むってこと!?いかれてんね!」
「飲まないのにボトラーなやついるか?」
「いるんじゃない!?ボトラー事情には詳しくないけどさ!」
「やっぱ市販のやつ買う方がうまいんだよね」
「市販されてんの!?どこ住んでんの!?」
「……狙われてる?」
「狙ってねえよ!うざすぎませんかねえ!?」
「ちなみにペットボトルより缶の方が香りが良くてうまいぞ」
「良いってことあるか!?飲む人なら良いのか!?」
「お前は缶やめといた方がいいかも」
「容器の話じゃないよね!?そもそもの話だよね!」
「缶倒しそうだし……」
「あまりにも悲惨!その部屋住みたくないかも!」
「だからやめとけって言ったのに」
「もう倒したことになってる!?まだ買ってもないのに!?」
「だからここにいるんだろ?」
「家でとかではない!単純に駄弁ってるだけな!」
「最近毎日コーヒー飲んでるからしょんの臭いがやばいんよな」
「どうでもいいかも!どうでもいいってか聞きたくないかも!」
「どうでもいいことに時間をかける……これが幸せってことですか」
「苦痛伴ってるから!時間無駄にしてるだけ!」
「苦痛の伴う暇潰し……チーズのないピザってことですか」
「ノルマ達成ありがとね!でもこの会話無駄だね!」
「時間無駄にしたくない?」
「うん」
「節約できるとこ節約したい?」
「うん」
「ボトれ!」
「ボトらん!」
「今ボトラーって言った?」
「言ってねえよ!」
「お待たせしましたー。コーヒーですー」
「これくらい美味いの自分でも作れたらいいんだけどな」
「それなと言わせてください」
こうして俺の待ち時間は消えてしまった。
てか、この飯うま。帰ったらレビュー書こ。
自分で作るコーヒーがあまりにも美味しくなくて本当に困っています。
次回投稿は予定は未定ですよ。二月中には投稿したいところですね。




