エナドリ飲んでるらしいやつ
「以上でよろしいでしょうか?お待ちくださーい」
注文を終えた俺たちは無敵だ。そんな顔をする彼に俺は微笑み、言葉をかける。
「最近何か面白いことあった?」
「最近エナドリにはまってるんだよね」
「あんま飲んだことないわ。効くの?」
「まじでうまい」
「味なんだ!?眠気対策とかじゃないんだ!」
「飲み物の価値って一番は味だろ」
「大体はそうだけどね!そうじゃない物の代表じゃないか!?」
「まあ実際眠気覚ましにもなるしな」
「それが本来の用途じゃん」
「朝飲んだら通学中眠くないし、授業もばっちり聞けるし」
「いいことづくめだな」
「夜飲んだら明け方まで起きてられるし」
「不健康!朝だけにしとけ!」
「つれー昨日三十分しか寝てねー」
「自業自得!朝だけにしとけ!」
「でも今眠くないのはエナドリのおかげってわけ」
「仮染めの健康!……が続けばいつも健康みたいなもんか?」
「それはさすがにおかしいだろ。よく考えよう?」
「お前に言われるんだ!?俺が言う方じゃないんだ!?」
「じゃあ何飲んでんのって話じゃん?」
「ここで否定したら会話終わるからな。何飲んでんの?」
「ビンのやつ」
「適当かよ!聞かせといてその返しかよ!」
「十本入りのやつ」
「大体当てはまる!はめようと思えば!」
「コンビニにはないやつ」
「そんなエナドリはない!偏見だけどね!偏見って大体合ってるから!」
「医薬部外品ってやつらしい」
「謎の文字あらわる!?」
「薬っぽい味がうまいんよなぁ」
「栄養ドリンク!エナドリとは話変わって来るやつ!」
「タウリン1,000mg配合!」
「だからなんだよ!体にでもいいのかよ!」
「別に大したことないだろ」
「チーズのないピザ!体に悪い栄養ドリンクはチーズのないピザ!」
「味が良ければいいってことか」
「新解釈!?」
「お待たせしましたー。カタツムリのやつですー」
「これうまいぞ」
「料理の価値は見た目な!」
こうして俺の待ち時間は消えてしまった。
てか、この飯うまいらしいけど俺は遠慮しとこ。帰ったらレビュー書かせよ。
レッドブルは飲んだことあるけどモンスターはありません。
次回投稿は2/2(月)7:00を予定していますよ。




