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数分間の笑える話~ファミレスで飯待つ二人~  作者: 新美りん


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16/23

早寝しようとするやつ

「以上でよろしいでしょうか? お待ちくださーい」


 注文を終えた俺たちは無敵だ。そんな顔をする彼に俺は微笑み、言葉をかける。


「最近何か面白いことあった?」


「寝不足だったから早く寝ようと思ってめちゃ早くベッド入ったわけよ」

「の割には顔色青かったけど、いいことじゃんね?」


「で、ベッドで思ったわけ。人って死んだらどうなるんだろうって」

「寝れないやつ! 結論まで五億年かかるやつ!」


「五億年過ぎた結果がこのザマってわけ」

「何歳今!? 今何歳なの!?」


「高校生ってだいたい十八くらいだろ」

「五億十八歳!? 敬語必要かもな!?」


「考えても無駄ってことに気づいたのが午前一時」

「その時間なら寝不足回避可能時刻だな。てか、どうやって時間知ったんだ?」


「見たよね。スマホ」

「浴びたのね。ブルーライト」


「まじで寝れんかったっす」

「現代人の百割が陥ったとされるトラップだな」


「ブルーライト浴びすぎて顔色やばいだろ?」

「青いけど! 直接的な原因ではないな!?」


「画面の色黄色にしてみたんだけどなあ」

「関係ないね! 断言できないけど色は関係無さそう!」


「だらだらスマホ見てたら三時とかだったんよな。そろそろ眠気も来たしいけるか? って感じだった」

「ぎり健康的な時間か? てか、早寝しようとしてたんだよね?」


「いつもと同じ時間に起きると寝坊すると思って目覚ましかけ直したんよね」

「ここだけ聞くと規則正しいやつっぽいな」


「二時間後に設定されました。この表示いるか?」

「あまりにもわかる! 必要としてるやついないだろ! 快適な睡眠を邪魔するだけの機能!」


「まだ二時間も寝れるのかってなったわ」

「ポジティブすぎない!? 二時間"しか"だから!」


「喜んだのもつかの間。急に来る謎の痒み」

「よくあるやつな」


「気になり出す舌の位置」

「それはお前だけかも!?」


「忘れていた宿題」

「零時間目確定じゃん」


「微妙な感情のまま眠りにつきました」

「チーズのないピザ! 快適じゃない睡眠はチーズのないピザ!」


「お待たせしましたー。ブルーハワイですー」


「この色、寝不足か?」

「着色料な!」


 こうして俺の待ち時間は消えてしまった。

 てか、この飯うま。帰ったらレビュー書こ。

一番言いたいのは”二時間後に設定されました。この表示いるか?”です。多分いらない。優しさなのはわかるんですが一言多いな?


次回投稿は1/16(金)7:00を予定していますよ。

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