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偽恋人シリーズ

記憶喪失になった僕には、彼女とつきあえるようになった理由が分からない

作者: リィズ・ブランディシュカ



 記憶喪失になった僕には、以前の僕がどうして彼女と付き合えるようになったのかが、まるで分からない。


 だって僕は、数週間前に事故にあってしまったらしいから。

 それで、今までの記憶が消えてしまったのだ。


 そんな僕には両親とおばあちゃんおじいちゃんと、あとペットが身近にいたらしいけど、驚きなのが彼女だ。


 何と僕には付き合ってる彼女がいたらしい。


 何かと慎重で、弱虫で、びびりであがり症な、この僕に。


 記憶を失う前もそんな性格だったらしいから、なおさら分からないよ。


 どうしてそんな僕に彼女ができたんだろう。


 僕と違って彼女は可愛くて、愛嬌があって、度胸もあって、お淑やかで、多才。


 完璧とまではいかないけど、ひどく魅力的で優秀な人間だった。


 はっきり言って、釣り合う二人じゃないよね。


 どうして、付き合う事になったんだろうな。


 気になった僕は、今度彼女と二人っきりで散歩する時に尋ねてみようと思った。


 場所は、近所にある場所でも良いかな。


 彼女が好きだと言った外車に乗せてあげて、遠くまでドライブデートとしゃれこみたいけど、まだ安静にしてなくちゃいけないし。


 もっとも、その日高台から誰かに突き落とされた僕には、その機会がおとずれなかったんだけどね。



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