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なんちゃって勇者の末路!!

ー前回のあらすじー


ネイルと俺の勇者への長くて過酷な道が拓かれたところだお。


                      -完ー



俺とネイル(バカ)はいまだにモンスターはおろか小動物すら狩れていない状況だった。


俺  「なぁ、このままいくとマジで餓死するぞ俺たち、、、。」


ネイル「だな。ここらへんでほんと本気出さねーとヤベーな、、、。」


俺  「とりあえずモンスター狩るのは諦めてこの先の村をめざそーぜ。」


ネイル「最近の若いもんはすぐ諦めるな~。これだから村も過疎化が進んでな~」


俺  「そうか。お前はここで餓死でもして醜い人生に幕を下ろすんだな。達者でな。」


ネイル「うそうそ!!ほんとごめん!マジ置いていかねーでおくんなし!!俺ほんとはかまってちゃんなんだ!!」


ほんとこいつだりぃーな、、、。


なんやかんやで俺とネイルは最初の森を抜けることを目標にしてひたすら歩いた。。


ネイル「まだ抜けねーのかこの森、、、。道会ってるのかよユキヒサ、、。」


俺  「知らねーよ。俺も村から一歩も出たことないんだから。」


ネイル「え!!?なのに道先導してたんですか!??なのに勇者面して俺の前歩いてたんですか!??」


こいつほんとに山に捨ててこようかな。


なんだかんだでそれからしばらく歩いたら妙な山小屋が二つ立っていた。。


ネイル「なんでこんなところに小屋があるんだよ、、。しかも二つ、、。」


俺  「集落ではなさそーだな、、。とりあえずここで休憩するか。」


ネイル「え??こんなうす気味悪いところで休憩すんのかよ、、。なんか出そうな雰囲気だぞ!?」


俺  「嫌ならお前は先に行け。俺は休憩してから行く。こまめに休憩しないといざというときに何もできねーからな。」


ネイル「いざもクソも俺たちまだ道歩いてるだけじゃん。モンスターも一体すら倒してないんだけど。こんな状態で休めないんだけど。。」


俺  「これからモンスター出てくるかもしれねーだろ。その時に二人ともHP1じゃ戦えなくて何もできずにやられちまうぞ。」


ネイル「それもそうだな。まぁ、モンスターなんてこの山にはいなそうだし爆睡してから一気に山を抜けたほうが得策だな。」


俺  「お前わかりやすいフラグ立てんなよ。」


その時だった。二つ目の山小屋からなにやら2メートルくらいの巨漢が出てきた。

俺たち二人は聞き察知能力は高かったから小屋の下にとっさに隠れることができた。。


ネイル「なんだあいつ??めちゃくちゃつよそーなんんですけど!!」


その巨漢は筋肉ムキムキで腹筋もバキバキで腕は六本、顔は三つあった。。


俺  「あれって魔王軍の幹部なんじゃないか??」


ネイル「うそだろ、、。モンスターの一体も倒していない駆け出しなんちゃって勇者の俺たちにいきなり中ボスってマジなんていう鬼畜クソゲーなんだよ!!ぜってー売れねーよこんなゲーム!!!」


俺  「何わけわかんねーこと言ってんだよ、、、。とりあえずここは、、」


逃げようと言おうとした瞬間、うちのバカネイルがいきなり大声を上げた。


ネイル「く、来るなら来い!!この化け物め!!!俺たちはお前を倒しに来たものだ!!!」


化け物に気づかれたのであった、、、。


ー続くー




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