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枕の下に 希望の上に(8)

燕と春

開けっ放しの玄関から

燕が入って来た

家の中を飛ぶから

全てを開け放って

出て行くの待つ

風を感じたのか

礼儀正しいのか

来た道を引き返して

玄関から出て行った




急いで家中を閉めて行く

また入って来ては困るから

全て閉めて外に出ると

近くの木々に燕が二羽

翼を休めている

あれの

何方かだったのだろう

横に並んで

のんびりと此方を見ていた




強い風が

一瞬という時間と共に

流れ行くと

二羽は飛び立った

綺麗な尾羽を

青空越しに見せつけながら

上空を二周

旋回して

スピードを纏い

遠くへ消えた




春の訪問者は

軽やかな動きで

春のパンチを

連打して行った

回り気には

旋回という

挨拶で返しても行った

春はいつも

挨拶をしてくれる

強かに触りに来て

生き物から

好かれようとしているのだろう








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