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俳句など  作者: K
5/12

一応季語あり

こうしたらもっとよくなるなど、ご指導お待ちしています!

中庭の金木犀や車椅子


中庭前のドアまで連れて行ってもらった。自動ドアが開いて、人と一緒にほのかに甘い匂いが入って来て。院内用の車椅子だけど、外にでてみたら金木犀。久しぶりの外に、もうこんな季節なんだなぁと季節を実感した。



包み込む吸い飲みのなか甘露水


4日ぶりに水を飲んだ。飲んだというか口に含んだ。どんな水よりも甘く、潤っていた。



戦友を偲び描いた蓮の花


絵はうまくないけれど、ときどき描きたくなることもある。彼女は仏教だったので、きっと極楽に辿り着いていることでしょう。



十五夜の窓に手筒で卯を探す


明るい屋内からだと月が見えない。勝手に電気を消すわけにも窓を開けるわけにもいかないので、手筒で満月を探した。



母の脱ぐコートにしみた外の匂い


母のコートはフェルト地のような分厚い生地だ。外の空気でしばらくひんやりしていて、なんとなく冬の匂いが含まれている。

甘露水は季語だけど、この場合って季語扱いにならない気がします。

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