語感(韻?)を大切にしてみた句
こうしたら良くなるなど、教えていただけるとうれしいです。
夜巡視看護師念押し一人だし
し、し、し、し
学会にあわせて皆退院したり転院して行ってしまい、四人部屋だったのに一人きりになった。昼間はよかったのだが、夕方になり夜になり、窓に自分が写り始めると怖くなってきた。担当の準夜の看護師さんに巡視をしっかりお願いします、夜勤の看護師さんにも言っておいてね、なんて必死にたのんだ。
後に部屋にトイレがある部屋に移ってからは怖さが半減し、頼み方もそこまで必死ではなくなった。
医師留める夜だけ意思を聞かぬ眉
いし、いし
夜が心細いのは人類普遍の悩みだろう。私の表情筋も夜になるとなかなか言うことをきかなくなり、先生が行こうとしたら眉が下がってしまったようだ。しばらく側にいてくれた先生は本当に優しい。
知らぬ爺教えてくれる「富士見える」
る、る
天候が良くなり富士山がみえると教えてくれるおじいさんがいた。なかなか長く入院しているようで、おじいさんの富士予報は正確であるように感じた。名前は知らないけれど、私は勝手に富士じいと呼んでいる。
声に出して読んで気持ちいいことを心がけると、中八になりやすい気がします。
中八って、どうして嫌われているのでしょうか?