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俳句ベスト3
こうしたらもっとよくなるなど、ご指導お待ちしています!
1位
中庭の金木犀や車椅子
(金木犀:晩秋)
香りにつられて、中庭の金木犀を車椅子でみた。あの経験を一言で言い表せばそうなるのだけれど、温度や匂い視覚などの様々な要素が内包されている。その中の何を抜き出して表すか、とても苦労した。
中庭に一本だけ生えている金木犀のしたで香りをかぐ車椅子の女の子の気持ちを読みとってもらえればいいと思う。
2位
十五夜の窓に手筒で卯を探す
(十五夜:仲秋)
手筒を入れることは決めていたが、月を入れてみたり外してみたり、これも言葉選びにとても苦労した。外に出ず、窓を開けず、手筒で電気を遮って月を探している。窓という単語を入れることで、そこを強調できたかなと満足している。
3位
我が身風となりてうきよの桜散る
(桜:春)
うきよの部分に掛詞を入れ込めたことが良かったと思う。これを思いついたときには、嬉しすぎて、人に話したくて仕方がなかったものだ。今はここに書けるので、発散出来るが。
明日は短歌を選びます。