バンドエイド(BAND-AID)は、ジョンソン&ジョンソンの登録商標
「お客様!大丈夫ですか⁉️」
郵便局に入るなり局員のお嬢ちゃんが血相を変えて走り寄ってきた。
「何が?」と心当たりがない俺が答えると
「血だらけじゃないですか❗️」となかなか過激なことをいう。そっと手を見る。なる程、両腕が真っ赤に血塗れで現在進行系で血をダラダラボタボタと垂れ流している。
「何これ?キモ❗️」と発したが理由が分からない。数秒考えて
「そういやさっき転んだ」と絆創膏を持ってきてくれた嬢ちゃんに説明するように声に出した。
そう、先程俺は坂道で転んで6回程大回転して鞄が電柱に引っ掛かったおかげでようやく止まったのだった。その時は「おお!漫画のあの表現は嘘ではなかったのだな♪」と驚きと共に感心した。
怪我していた事には全く気付いていなかった。武術家の弊害か、瞬間的な痛みには鈍感なのだ。
そのせいで郵便局の床を血溜まりにしてしまったのを謝罪。ありがたいことに局員ちゃんは大量の絆創膏とティッシュを持ってきて世話を焼いてくれた。
「へー、郵便局にはノベルティとして絆創膏があるのか」と傷には頓着せずそんな事に気付いて、これを知っている者はそうはいないだろう♪と新たな知見を得た事に得した気分になっていた。
「まずはその場で傷に気付いてください!!」とあとでしこたま怒られた。




