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青春のメドレー  作者: 大和剛
生徒会補選戦争編
28/33

第二十八話 震撼!海風テロ事件!

前回までのあらすじ

貫太郎たちは海風学園高校に入学後、厳しい水泳部の入部試験を乗り越え、正式な部員として新生活をスタートさせた。新人戦に三島アリスが参戦して、チームの士気を上がり、激闘の末に優勝して、アリスは正式に水泳部員となった。やがて、県大会の出場種目が発表され、貫太郎たちはそれぞれの強みを活かし、全国制覇を目指す決意を固める。体育祭の後、貫太郎達は県大会を前に厳しい練習に励み、強豪校との特別合同練習を迎えた。新入生部員は先輩部員の手厚い指導で水泳の技能を磨き上げる中、貫太郎は恵美の知られざる過去を知り、彼女の決意と覚悟を受け止め、愛の鞭の特別指導を受けるが、そこへ挑発してきた特別合同練習に参加していた恵美の現役時代のライバルである強豪校の監督との水泳勝負に買って出るも恵美は敗れてしまう。恵美の敗北で特別合同練習は一日で中止となり、恵美を侮辱された海風学園高校水泳部は悲しみを怒りに変えリベンジを誓った。特別合同練習の中止に伴い、年間のスケジュールに強化合宿の回数が増え、二泊三日の強化合宿を経て、島宮県高校総体で海風学園水泳部は3年ぶりのアベック優勝を果たした。高校総体の優勝を受けて、貫太郎達のクラスの1年ε組の学級副委員長の菅生の提案で海風学園水泳部のファンクラブが設立されて、新規で水泳部に入部を希望する生徒も激増して、貫太郎達は新たな仲間が増える予感を楽しみにしていたが、新規入部希望者の大半は他の部活動に所属していた人達であり、彼・彼女らは所属していた古巣の部活動が闇深いものだったと知る。そうして、裏金問題を告発したことで、生徒会と運動部の綱紀粛正が行われ、生徒会補選が行われることになった。美玲を始め水泳部の仲間に後押しされて、美咲は生徒会補選への出馬を決意したが、選挙戦のプレッシャーやハイレグを理由に差別されることを恐れてか憂鬱になっていた。美玲から美咲の過去を聞いた貫太郎はより美咲への想いを強め、美咲のために戦い抜くことを誓い、美玲は選挙戦で多忙の美咲に代わって、貫太郎を一人前の選手に育て上げる決意した矢先、二階義博副校長の孫・二階憲保の当選を画策した小泉晋太郎ら元バスケ部主将の陰謀で美咲の不純異性交遊の捏造写真がSNSで拡散されて、美咲は学園の名誉を傷つけたとして謹慎処分となる。貫太郎達海風学園水泳部は美咲の名誉回復のために選挙活動に取り組むが、その裏では水泳部の活躍を快く思わない二階派の陰謀が蠢いていた…。


登場人物:

川名貫太郎:主人公。自由形専門。元々は小中学校の水泳部で全国優勝の経験を持つが、海風学園高校での練習を通して、天狗になったと気付かされる。国語と英語と歴史など文系科目が得意。和田秀樹の著書の勉強法を駆使して勉強中。赤をバックに龍が描かれたブーメラン型競泳水着を着用する。


佐藤健太:貫太郎の友人。バタフライ専門。水泳とテレビゲームが趣味で、部活動を楽しむタイプ。体育以外の科目は苦手であり、特に国語(主に古文)と英語(主に分詞構文)が苦手。貫太郎に助けを求めることが多い。緑をバックに獅子が描かれたブーメラン型競泳水着を着用する。


山本亮:貫太郎の友人。背泳ぎ専門。科学の本を読むのが好きで、理数系が得意。逆に国語と歴史は苦手だが、貫太郎から歴史の学び方を教わり、国語と歴史を勉強し易くなる。逆に数学が苦手な貫太郎には綾乃と共に勉強を教える。黒をバックに海馬が描かれたブーメラン型競泳水着を着用する。


高木拓也:貫太郎の友人。平泳ぎ専門。アニメと漫画のオタクで、1960年代から2010年代までの作品に精通。特にドラゴンボール、聖闘士星矢、ガンダム、エヴァンゲリオンが好き。主要科目の国語と数学と英語が苦手で、いつも貫太郎や綾乃に助けを求める。青をバックに天馬が描かれたブーメラン型競泳水着を着用する。


大鳥鉄平:1年ζ組所属。神戸出身。親が転勤族であるため、今年に島宮県に引っ越して、海風学園に入学した。中国拳法の達人だったが、校内に自分に見合った部活動が無かったため、入学から長く未所属だったが、貫太郎の高校総体での活躍に見惚れて水泳部入部を希望する。


早瀬純也:1年ζ組所属。神戸出身。友人である鉄平を慕い、自分の得意なキックボクシングを活かして、島宮県のキックボクシング強豪校の海風学園に入学した。しかし、キックボクシング部の悪事を知り、鉄平と共にキックボクシング部員を蹴散らしたため、キックボクシング部は廃部となり、長らく部活動未所属でいたが、鉄平の誘いで水泳部入部を希望する。


深町虎十郎:1年α組所属。中学からの内部進学者。医者の息子で頭脳は優れており、全教科の成績は常に満点で学年1位である。中学時代から長く部活動に入部したことはなかったが、拓也が投稿したYouTubeのライブ配信で貫太郎達の活躍を見て、新たな学びを得られるとみて、水泳部への入部を希望する。


鷹丸秀紀:1年α組所属。中学からの内部進学者で、虎十郎が最も信頼する相棒兼クラスメイト。彼もまた成績優秀で、模試では常にA判定である。虎十郎と共に拓也が投稿したYouTubeのライブ配信で貫太郎達の活躍を見て、学びになるとみた虎十郎に追従する形で水泳部への入部を希望する。


三島アリス:貫太郎の同級生。自由形専門。国内でも名の知れた大企業「三島コーポレーション」の社長令嬢。幼い頃から厳しい教育を受けてきたが、その中で水泳だけは自分自身で選んだ趣味であり、全中水泳大会で個人の部で優勝経験を持つ。とある事がきっかけで貫太郎に恋心を抱き、新人戦に飛び入り参加して、遅れながらも水泳部に入部を認められる。赤紫をバックに鳳凰が描かれたハイレグ型競泳水着を着用する。


中村美枝子:平泳ぎ専門。ファッション愛好者で、将来は高級ブランドのバッグを手に入れるのが夢。国語と英語が苦手で、授業後に貫太郎に教えてもらうことが多い。貫太郎に想いを寄せており、アリスとは貫太郎を巡る恋敵ではあるが、喧嘩するほど仲が良い友人関係でもある。赤をバックに朱雀が描かれたハイレグ型競泳水着を着用する。


小林綾乃:背泳ぎ専門。クラシック音楽や美術が趣味で、ベートーヴェンやバッハを愛する。水泳のスポーツ推薦で入学し、成績もトップ。英語は得意だが、それでも理解できない箇所は貫太郎に教えて貰う。数学は得意で苦手な貫太郎に教えることが多い。貫太郎に想いを寄せており、アリスとは貫太郎を巡る恋敵の関係ではあるが、時には同じ金持ちの娘同士と言うことで助け合うこともある。青をバックに人魚が描かれたハイレグ型競泳水着を着用する。


斉藤南:バタフライ専門。スキューバダイビングが趣味で、両親が海洋生物学者。生物が得意だが、古典や歴史に苦労しており、貫太郎にこれらの科目について教えを乞う。貫太郎に想いを寄せており、アリスとは貫太郎を巡る恋敵ではあるが、互いに泳ぎの速さを認め合っている好敵手の関係でもある。緑をバックに青龍が描かれたハイレグ型競泳水着を着用する。


松澤恵美:28歳。清楚美人教師。海風学園高校卒業生かつ元水泳部キャプテン。パリ大学修士課程を中退し、公民・世界史教員兼水泳部顧問として帰国。平時はお淑やかだが、部活動では鬼教官に変身。ビキニやハイレグ型競泳水着を着用し、すぐにプールサイドに向かえるように常に準備している。


高橋美咲:水泳部の主将。厳しい性格で、恵美のやり方を引き継いでいる。部員からは恐れられつつも尊敬される存在。日本史専門の歴女だが、世界史も履修しており歴史全般が得意。日本史に残る海戦や戦国大名の故事を元に貫太郎を指導する。彼女自身は全教科の成績は優秀で、国公立大学の教育学部志望で高校教師を目指している。赤をバックに天照大神が描かれたハイレグ型競泳水着を着用する。


上原美玲:水泳部の副キャプテン。美咲と正反対の優しい性格で、部員を温かく支える。そのため、「鬼の美咲、仏の美玲」と形容される。世界史専門(特に西洋史)の歴女だが、日本史も履修しており歴史全般が得意。世界史に残る海戦や英雄の故事を元に貫太郎を指導する。彼女自身も成績優秀であり、国公立大学の法学部志望で弁護士を目指している。青をバックに聖母マリアが描かれたハイレグ型競泳水着を着用する。


大和田美奈: 三年生。平泳ぎ専門。アニメ好きで『キャンディ・キャンディ』や『未来少年コナン』を好む。映画鑑賞も趣味で、部活動の合間にはアニメや映画の話題で盛り上がる。アニメの話題を使ってアニメオタクの拓也を指導する。彼女は勉強は苦手だが、部活には熱心に打ち込む。声優志望であり、専門学校への入学を目指す。話し方は関西弁。黄色をバックにサモトラケのニケが描かれたハイレグ型競泳水着を着用する。


中島さくら: 三年生。背泳ぎ担当。ドラマチックなアニメが好きで、特に『ガラスの仮面』や『フルーツバスケット』を愛する。日記に自分の思いを書き留めることで、心の整理をしている。クラシック音楽(特に古典派・ロマン派音楽)が好みであり、同じクラシック好きのリケジョの綾乃を、医学的観点とクラシック音楽の波動を水泳に応用して指導する。彼女は成績優秀で、国公立大学の医学部志望で、内科医を目指している。紫をバックにアルテミスが描かれたハイレグ型競泳水着を着用する。


森川ユウ: 二年生。自由形担当。『セーラームーン』が好きで、ファッションや写真撮影が趣味。大会や合宿では、みんなが写真に収まるのを楽しみにしている。彼女はアニオタでもあり、魔法少女系アニメやアイドル系のアニメが好みであり、ファッションモデルを志す美枝子に美しい泳ぎ方を指導する。将来の夢はファッションモデルになることで、ファッションに関する知識を猛勉強中。ピンクをバックにアフロディテが描かれたハイレグ型競泳水着を着用する。


田辺明美: 二年生。個人メドレー。『ドラゴンボール』や『NARUTO』などバトル漫画を好む。スポーツ観戦、特にバスケットボールが好きで、部活動後には試合の話で盛り上がる。同じバトル漫画が好みの健太を、バトル漫画の主人公や英雄達の話題を用いて、水泳に応用することで指導する。元プロレスラーの両親に似て気が強く、将来の水泳部キャプテン候補とも噂されている。赤をバックにアテナが描かれたハイレグ型競泳水着を着用する。


小林咲: 二年生。綾乃の姉。バタフライ担当。『エヴァンゲリオン』や『けいおん!』が好きで、音楽鑑賞とギター演奏が趣味。妹とは違い、クラシックでは無く洋楽のロックンロールを好む。ビートルズやドアーズが好み。得意科目の物理の波の波動や音の振動の法則を応用して、南のバタフライ強化を指導する。将来の夢はアイドル歌手であり、往年のアイドル歌手が歌った歌謡曲をカヴァーして歌の練習している。紫をバックに弁財天が描かれたハイレグ型競泳水着を着用する。


二階義博:海風学園副校長。朝鮮系カルト宗教の創世学会、アメリカ系カルト宗教のグラード教会から高額な献金を貰っており、隠蔽工作を働いてきた海風学園の妖怪と言える黒幕。


森敏郎:元海風学園校長で海風学園法人取締役会会員。現在は一線を退いており、海風学園の運営の御意見番となっている。また、裏金を容認した張本人。


小泉健一郎:元海風学園校長で海風学園法人取締役会会員。現在は平社員となり、後進の育成に取り組んでいるが、実態は悪徳校長の育成である。息子の晋太郎をバスケ部主将から解任した美玲を目の敵にする。


曾根崎浩康:海風学園法人取締役会会員。名誉校長である父親の権威を笠に着て、取締役会で絶大な影響力を振るう。


小泉晋太郎:男子バスケ部主将。自分の失敗については小泉ポエムと呼ばれる言い訳を言って責任逃れを繰り返す卑怯者。海風学園の卒業生である父の権限を笠に着て威張ってきたが、美玲の怒りを買って男子バスケ部主将を解任されて、バスケ部を追放され、停学処分となる。


高石小百合:女子バスケ部主将。彼女の急進的な女子バスケ部の練習量増加で部員の反感を招く。また、地元のレディースと連んで恐喝していたことが発覚して、生徒会長の美玲の権限で女子バスケ部主将を解任され、停学処分となる。


小野田紀子:吹奏楽部部長。顧問の桜井の改憲思想に共鳴して、日本を再び国粋主義の軍国主義国家にしようと企んでいた。しかし、平和主義者へのいじめが発覚して、生徒会長の美玲の権限で吹奏楽部部長を解任され、停学処分となる。

プロローグ

早朝の海風学園高校。空はまだ薄暗く、東の空にわずかにオレンジ色の光が差し込む頃だった。屋内プールのガラス窓からは、朝靄が漂う校庭が見え、静寂の中で水面に映る照明が微かに揺れていた。プールサイドには、海風学園水泳部の部員たちが集まり、朝練の準備を進めていた。普段なら主将・高橋美咲の鋭い号令が響き渡る場所だが、今朝は彼女の姿がない。美咲は不純異性交遊の捏造写真がSNSで拡散され、学園の名誉を傷つけたとして謹慎処分を受けていた。その穴を埋めるように、副将の上原美玲と監督の松澤恵美が練習を仕切っていた。


美玲は青をバックに聖母マリアが描かれたハイレグ型競泳水着を着て、プールサイドに立っていた。彼女の長い髪が朝の湿った空気で少しだけしっとりと濡れ、肩にまとわりついている。普段は穏やかで優しい表情を浮かべる美玲だが、今朝は目に強い意志が宿っていた。彼女の手にはストップウォッチが握られ、部員たちを見渡す視線は鋭くもあり、どこか温かかった。隣に立つ恵美は、ビキニの上にジャージを羽織り、腕を組んで静かに状況を見守っていた。普段はお淑やかな教師の顔を持つ恵美だが、部活動では鬼教官に変貌する。その眼光は、部員たちに一切の妥協を許さない厳しさを物語っていた。


貫太郎は赤をバックに龍が描かれたブーメラン型競泳水着を着て、プールサイドに膝をつき、ゴーグルを手に持っていた。水面を見つめる彼の瞳には、決意と焦りが混じっていた。美咲がいない今、自分がチームを引っ張る存在にならなければならないという思いが、彼の心を強く締め付けていた。

貫太郎(心の声): 「美咲先輩が謹慎中でも、俺たちが水泳部を守らなきゃ…。あんな偽物の写真で彼女を潰すなんて許せねえ。俺、もっと強くなって、美咲先輩が戻ってきた時に胸張って迎えられるようにしなきゃ。」


美玲が静かに近づき、貫太郎の肩にそっと手を置いた。彼女の声は優しく、しかし力強かった。

美玲: 「貫太郎、準備はいいね? 今日は私が付きっきりで指導するよ。美咲が戻るまで、私があなたを一人前の選手に育て上げるって約束したから。」


貫太郎が顔を上げ、美玲の目を見つめる。彼女の瞳には、深い信頼と期待が込められていた。

貫太郎: 「俺、美玲先輩にみっちり鍛えてほしいよ。今のうちに泳ぎを完璧にしたいんだ。」


美玲が微笑み、頷く。

美玲: 「その意気込み、素晴らしいよ。あなたの勤勉な姿勢なら、きっと美咲も喜ぶ。さあ、始めよう。」


プールに飛び込む音が響き、朝練がスタートした。水しぶきが上がり、部員たちの息づかいがプール内に反響する。美玲は貫太郎の泳ぎを注意深く観察していた。自由形専門の彼は、腕のストロークが力強く、水をかくたびに龍のような勢いを感じさせた。だが、美玲はその動きに微妙な乱れを見つける。

美玲: 「貫太郎、ストロークのタイミングが少し早すぎるよ。もう少しリズムを意識して。たとえば…世界史のナポレオンの行軍みたいに、力強く、でも一定のリズムで進むイメージで泳いでみて。」


貫太郎が水面から顔を上げ、息を整えながら言う。

貫太郎: 「ナポレオンの行軍か…。確かに、リズム感大事だな。俺、力入れすぎてたかも。」


美玲がプールサイドに膝をつき、貫太郎に近づいて言う。

美玲: 「そう、力だけじゃなくて、流れが大事。あなたの泳ぎには情熱があるけど、それをコントロールできればもっと速くなるよ。私がそばで見てるから、安心して泳いで。」


貫太郎は美玲の言葉に頷き、再び泳ぎ始めた。今度はストロークのタイミングを意識し、腕を水中で滑らかに動かす。美玲のアドバイスが頭に響き、彼の泳ぎは少しずつ洗練されていく。

貫太郎(心の声): 「美玲先輩の指導、優しいけど的確だな。美咲先輩の鬼みたいな厳しさとはまた違う…でも、どっちも愛情感じるよ。美咲先輩の『もっとやれ!』って声も恋しいけど、今は美玲先輩に頼るしかない。」


プールサイドで他の部員たちも練習に励んでいた。佐藤健太が緑をバックに獅子が描かれたブーメラン型競泳水着でバタフライを泳ぎ、勢いよく水をかいている。

健太: 「俺、バタフライでスピード上げてくぜ!美咲先輩のためにもさ!」


山本亮が黒をバックに海馬が描かれたブーメラン型競泳水着で背泳ぎを見せ、冷静に水面を進む。

亮: 「俺、データ通りに泳ぐよ。美咲先輩が戻るまで、完璧に仕上げておく。」


高木拓也が青をバックに天馬が描かれたブーメラン型競泳水着で平泳ぎを練習し、楽しそうに言う。

拓也: 「俺、力強く泳ぐよ!美咲先輩に見せたいな!」


三島アリスが赤紫をバックに鳳凰が描かれたハイレグ型競泳水着で優雅に自由形を泳ぎ、美玲に微笑む。

アリス: 「私も貫太郎に負けないように泳ぐわ。美咲先輩のためにもね。」


中村美枝子が赤をバックに朱雀が描かれたハイレグ型競泳水着で平泳ぎを披露し、気合を入れる。

美枝子: 「あたし、美咲先輩のために頑張るよ!貫太郎も負けないでね!」


小林綾乃が青をバックに人魚が描かれたハイレグ型競泳水着で背泳ぎを泳ぎ、静かに言う。

綾乃: 「私、美咲先輩の復帰を信じてる。貫太郎、私たちで支えようね。」


斉藤南が緑をバックに青龍が描かれたハイレグ型競泳水着でバタフライを力強く泳ぎ、言う。

南: 「私、美咲先輩のために泳ぐよ!この絆が大事だよね!」


恵美が全体を見渡し、大きな声で指示を出す。

恵美: 「みんな、集中して!美咲がいない今、私たちがチームを強くするんだよ!」


貫太郎は美玲の指導のもと、さらに泳ぎに磨きをかけていた。彼女がストップウォッチを手に、貫太郎のタイムを計る。

美玲: 「貫太郎、さっきより0.5秒速くなったよ。すごい進歩だね。でも、まだ伸びしろはある。次はターンに注目してみよう。膝の角度が少し浅いから、もう少し深く曲げてみて。」


貫太郎が水から上がり、息を整えながら言う。

貫太郎: 「膝か…。確かに、ターンで少しロスってる気がしてた。俺、やってみるよ。」


彼が再びプールに飛び込み、ターンを意識して泳ぐ。美玲のアドバイス通り、膝を深く曲げ、壁を蹴る力を最大限に引き出す。ターン後の加速が明らかに違い、美玲が目を細めて頷く。

美玲: 「いいよ、貫太郎!その調子だよ。君の努力が形になってきてる。」


貫太郎が水面から顔を上げ、笑顔を見せる。

貫太郎: 「俺、美玲先輩のおかげだよ。この指導、ほんと分かりやすい。」


美玲が優しく笑い、言う。

美玲: 「あなたの頑張りがあってこそだよ。美咲が戻ってきたら、あなたがどれだけ成長したか見せてあげようね。」


貫太郎の胸に熱いものが込み上げる。美咲の厳しい指導も、美玲の優しい指導も、彼にとっては水泳部での絆そのものだった。

貫太郎(心の声): 「美咲先輩の鬼みたいな厳しさも、美玲先輩の優しさも、どっちも俺を強くしてくれる。俺、絶対一人前の選手になってやる。美咲先輩が戻るまで、俺がチームを支えるんだ!」


練習が進む中、美玲は貫太郎の勤勉な姿勢に感心していた。彼女の心の中にも、強い使命感が燃えていた。

美玲(心の声): 「貫太郎、あなたの成長は本当に目覚ましいよ。私が美咲に誓った通り、あなたを一人前にしてみせる。それが私の責任だもの。そして、美咲が戻ってきた時、私たちの絆がもっと強くなってるって信じてる。」


朝陽が完全に昇り、プール内の照明が自然光に混ざり始めた。部員たちの泳ぎも一段と力強さを増し、汗と水しぶきが飛び交う。美玲が貫太郎に特別な提案をする。

美玲: 「貫太郎、あなたの努力に報いるために、今日の練習後に個別レッスンをしよう。ターンの精度をもっと上げて、あなたの自由形を完璧に仕上げたい。」


貫太郎が目を輝かせて言う。

貫太郎: 「マジか!俺、めっちゃ嬉しいよ。美玲先輩、よろしく頼むよ!」


美玲が頷き、優しく言う。

美玲: 「もちろん。私も楽しみだよ。あなたなら、きっとすごい選手になれる。」


恵美が全体に声をかける。

恵美: 「よし、みんな、朝練はここまで!シャワー浴びて、しっかり休んでね。美咲のためにも、私たちは強くなるよ!」


部員たちが「はい!」と返事をし、次々とプールから上がっていく。貫太郎は美玲と並んで歩きながら、心の中で決意を新たにしていた。

貫太郎(心の声): 「美玲先輩の指導、ほんとありがてえ。俺、このチャンスを無駄にしない。美咲先輩が戻るまで、絶対に成長してやる。そして、あの陰謀をぶっ潰して、美咲先輩の名誉を取り戻すんだ!」


朝練が終わり、プールサイドは再び静寂に包まれた。水面に朝陽が反射し、キラキラと輝く。その光の中で、貫太郎と美玲の絆はさらに深まり、水泳部の未来への希望が静かに芽生えていた。


シーン1:海風学園同時多発テロ

早朝の練習を終えたばかりの海風学園高校は、静寂に包まれていた。貫太郎は赤をバックに龍が描かれたブーメラン型競泳水着の上に制服を羽織り、校舎の廊下を歩いていた。朝陽が窓から差し込み、床に長い影を落としている。彼の心は落ち着かず、美咲の安否と選挙戦の裏で蠢く陰謀が頭を離れなかった。美咲が謹慎処分を受けている今、水泳部へのプレッシャーが増していることは明らかだった。そして、二階義博副校長や小泉晋太郎らの動きが、何か不穏なものを孕んでいる気がしてならなかった。

貫太郎(心の声): 「美咲先輩、大丈夫かな…。あの偽写真で謹慎なんて納得いかねえよ。そして、二階派の連中が何か企んでる気がする。選挙戦の裏で何が動いてるんだ…?」


彼がそんな考えに耽っていると、突然、校内にけたたましい警報音が鳴り響いた。甲高い電子音が耳をつんざき、貫太郎の心臓が一瞬跳ね上がった。

校内放送: 「緊急事態発生!理科の実験室で爆破事故が発生しました。全校生徒は直ちに非常口から校外へ避難してください!繰り返します、理科の実験室で爆破事故が発生しました!」


貫太郎が立ち止まり、周囲を見回す。廊下にいた生徒たちが一斉に動き出し、驚きと混乱の声が響き始めた。

生徒A: 「え、何!?爆破!?」

生徒B: 「マジかよ、急げ!」


貫太郎は冷静さを保とうと深呼吸し、心の中で状況を整理する。

貫太郎(心の声): 「爆破事故?今までこんなことなかったぞ。地震や火災の訓練は何度もあったけど、本物の緊急事態は初めてだ。落ち着け、俺…まずは仲間と合流して安全に脱出しなきゃ。」


彼は走り出し、近くの教室に向かった。そこには佐藤健太、山本亮、高木拓也がいた。健太が慌てた様子で言う。

健太: 「貫太郎!何だこれ!?爆発だってさ!」


亮が冷静に言う。

亮: 「俺、データ的に見て理科室の事故って不自然だよ。こんなタイミングで起きるなんて…。」


拓也が目を丸くして言う。

拓也: 「俺、アニメで見たような展開だぜ!でもマジ怖いよ!」


貫太郎が三人を落ち着かせるように言う。

貫太郎: 「俺たち、冷静に動くぞ。まずは女子たちと合流して、非常口から脱出だ。行くぞ!」


四人は廊下を駆け、階段を下りる。途中で中村美枝子、小林綾乃、斉藤南と合流した。美枝子が息を切らしながら言う。

美枝子: 「あたし、ビックリしたよ!何!?爆発って何!?」


綾乃が静かに言う。

綾乃: 「私、落ち着いて行動するよ。貫太郎、私たちを導いてね。」


南が力強く言う。

南: 「私、みんなと一緒に脱出するよ!こんな時こそ絆が大事だよね!」


貫太郎が全員を見渡し、力強く言う。

貫太郎: 「俺が先頭行くよ。みんな、ついてきてくれ!」


その時、校舎の別の場所で「ドーン!」という爆発音が響き、建物が揺れた。生徒たちの悲鳴が上がり、避難の列が一気に乱れ始めた。煙が廊下に流れ込み、視界がぼやける。貫太郎は仲間たちを率いて非常口へ向かうが、道中でさらに爆発が連続して発生した。ガラスが割れる音、壁が崩れる音が響き、パニックが広がる。

貫太郎(心の声): 「何だこれ…理科室だけじゃねえ。同時多発的に爆発が起きてる。事故じゃねえよ、これは…何かおかしい。」


非常階段を下りる途中、深町虎十郎、大鳥鉄平、早瀬純也、鷹丸秀紀、三島アリスと合流した。虎十郎が冷静に言う。

虎十郎: 「俺、論理的に見てこれは事故じゃないよ。意図的な何かだ。」


鉄平が関西弁で言う。

鉄平: 「俺、こんなん初めてやで!でも貫太郎、頼むで!」


純也が関西弁で言う。

純也: 「俺、キックで道開けるで!みんな無事に出なあかん!」


秀紀が頷いて言う。

秀紀: 「俺も虎十郎の言う通りだと思うぜ。貫太郎、俺たちで脱出だ!」


アリスが優雅に言う。

アリス: 「私も貫太郎と一緒に脱出するわ。冷静に動けば大丈夫よ。」


貫太郎が全員に指示を出す。

貫太郎: 「俺が先頭で道作るよ。みんな、俺の後ろにしっかりついてきてくれ!」


彼らは煙と混乱の中を進み、非常口から校外へ脱出した。外に出ると、校庭のグランドに全校生徒が集まり始めていた。消防車のサイレンが遠くから近づき、煙が校舎から立ち上る様子が見えた。貫太郎は仲間たちと肩を並べ、息を整えながら状況を確認する。

貫太郎(心の声): 「全員無事で良かった…。死者が一人も出てねえのは不幸中の幸いだ。でも、これがただの事故だなんて信じられねえ。」


消防士たちが消火活動に取り組み、教員たちが生徒たちを整列させていた。校長がマイクを持ち、震える声で言う。

校長: 「今回の爆破事故は、理科の実験室の火薬の不始末が原因と考えられます。安全が確認されるまで、全員下校してください。」


貫太郎は校長の言葉を聞きながら、眉をひそめる。

貫太郎(心の声): 「火薬の不始末?そんな単純な話じゃねえだろ。校舎のあちこちで爆発が起きてるんだぜ。タイミングも変だ。選挙戦の直前で、美咲先輩が謹慎中だ。この裏に何かある…。」


健太が隣で不安そうに言う。

健太: 「俺、こんなの怖すぎるよ…。本当に事故なのかな?」


亮がデータを分析するように言う。

亮: 「俺、理科室の火薬でこんな規模の爆発が連鎖する確率は低いと思う。意図的な可能性が高いよ。」


拓也がアニメを引き合いに出して言う。

拓也: 「俺、ガンダムのコロニー爆破みたいだぜ。こんなの絶対裏があるって!」


美枝子が震えながら言う。

美枝子: 「あたし、怖かったよ…。でも、貫太郎がいてくれて良かった。」


綾乃が冷静に言う。

綾乃: 「私も貫太郎に感謝してる。この混乱でも冷静でいてくれたから。」


南が力強く言う。

南: 「私、みんなで脱出できて良かったよ。絆が強かったからだね!」


生徒たちは校庭から解散し、それぞれ帰路につき始めた。貫太郎は仲間たちと別れ、校門を出て歩き出す。夏の風が冷たく頬を撫で、爆発の煙の匂いがまだ鼻についた。彼の頭の中では、美咲の顔と二階派の陰謀が交錯していた。


帰宅途中、貫太郎は駅前の商店街で美玲と偶然出会った。彼女は青をバックに聖母マリアが描かれたハイレグ型競泳水着の上にコートを羽織り、手には買い物袋を持っていた。美玲が貫太郎に気づき、優しく微笑む。

美玲: 「貫太郎、無事で良かった。さっきの爆発、大変だったね。」


貫太郎が頷き、言う。

貫太郎: 「俺、仲間と一緒に脱出したよ。でも、美玲先輩、この事件おかしいと思いませんか?」


美玲が袋を地面に置き、真剣な表情で言う。

美玲: 「私もそう思うよ。理科室の事故で済む話じゃないよね。私、アメリカ同時多発テロを思い出したよ。あの時と同じような雰囲気を感じる。」


貫太郎が目を丸くして言う。

貫太郎: 「アメリカ同時多発テロ?確かに、規模もタイミングも不自然だよな。」


美玲が歴史の知識を交えて説明する。

美玲: 「テロってね、国家や権力者が自作自演で仕掛けることがあるんだよ。民衆を恐怖に陥れて、全体主義に導く手法なんだ。たとえば、フランス革命のロベスピエールが率いた山岳派は、恐怖政治で民衆を支配したよね。私、今回の事件、もしかしたら二階派の連中が生徒を恐怖に陥れて、二階王朝による恐怖政治を企んでるんじゃないかって思うんだ。」


貫太郎が美玲の言葉に深く頷く。

貫太郎: 「俺もそう思うよ。歴史オタクの俺から見ても、美玲先輩の推理は一理ある。二階派の連中、俺たち水泳部を目の敵にしてるし、このタイミングでこんな事件が起きるなんて偶然じゃねえよ。」


美玲が少し目を細めて言う。

美玲: 「そうだね。私たちを潰そうとしてる勢力が裏にいる気がする。選挙戦にも影響を与えたいんじゃないかな。」


貫太郎が拳を握り締めて言う。

貫太郎: 「俺、美咲先輩の名誉を取り戻すためにも、この陰謀を暴かなきゃいけねえよ。美玲先輩、もっと詳しく話したいんだけど…。」


美玲が微笑み、提案する。

美玲: 「じゃあ、私が借りてる賃貸住宅に来る?そこでゆっくり話そう。美咲のためにも、私たちで何か策を練らないと。」


貫太郎が即座に頷く。

貫太郎: 「俺、行くよ。美玲先輩と一緒に考えたい。」


二人は商店街を抜け、美玲の住むアパートへ向かった。夕陽が沈み、空が茜色に染まる中、貫太郎の心には決意が燃えていた。

貫太郎(心の声): 「この爆発、ただの事故じゃねえ。二階派の陰謀だとしたら、俺たちが立ち向かわなきゃ。美咲先輩のためにも、俺、絶対負けねえよ!」


美玲の背中を見つめながら、貫太郎は新たな戦いの予感を感じていた。校舎の爆煙が遠くに残り、二人の足音だけが静かに響き合う。


シーン2:美咲と美玲の自宅

夕暮れ時、島宮県の住宅街は夏の暑さがまだ残る中、微かな風が通り抜けていた。貫太郎は美玲に連れられ、彼女が借りている賃貸住宅へと足を踏み入れた。駅から徒歩10分ほどの場所にある2階建てのアパートは、外観こそシンプルだったが、清潔感があり、夏の陽射しに映える白い壁が印象的だった。美玲がドアの鍵を開け、貫太郎を招き入れる。

美玲: 「貫太郎、入って。ちょっと散らかってるかもしれないけど、気にしないでね。」


貫太郎が靴を脱ぎ、部屋に足を踏み入れると、まず目に飛び込んできたのは女子力溢れる内装だった。リビングは白とパステルブルーを基調にしたカーテンで彩られ、ソファには花柄のクッションが置かれている。小さな木製のテーブルには、アロマキャンドルと観葉植物が飾られ、部屋全体に爽やかな香りが漂っていた。壁には小さな額縁に入った絵画が掛けられ、美玲の趣味である西洋史を思わせるルネサンス風の天使の絵が目を引いた。キッチンからは、スパイスの効いたカレーの香りが漂ってくる。美玲が買い物袋を手にキッチンへ向かいながら言う。

美玲: 「ちょうど夕食の準備してたところなの。カレーでもいいよね?夏だからスパイス効かせて、汗かいてスッキリしようと思って。」


貫太郎が部屋を見回しながら言う。

貫太郎: 「俺、こんなオシャレな部屋初めてだよ。美玲先輩、女子力高いな…。」


彼の心の中では、少し緊張と驚きが混じっていた。普段はプールサイドで厳しくも優しい美玲しか知らなかったが、彼女の私生活の一面を見たことで、新鮮な気持ちが湧き上がっていた。

貫太郎(心の声): 「美玲先輩の部屋、めっちゃ綺麗だな。なんか落ち着く…でも、こんな時に呑気にカレー食ってる場合じゃないよな。美咲先輩のことも、爆破事件のことも話さなきゃ。」


すると、リビングの奥から聞き慣れた声が響いた。

美咲: 「貫太郎、来たんだ。ちょうどいいタイミングだよ。」


貫太郎が驚いて振り返ると、そこには美咲が立っていた。赤をバックに天照大神が描かれたハイレグ型競泳水着を着たまま、彼女はダンベルを手に筋トレをしていた。汗が額に光り、筋肉が引き締まった腕と脚が、謹慎中とは思えないほどの力強さを放っている。部屋の隅にはヨガマットが敷かれ、筋トレグッズが整然と並んでいた。貫太郎が目を丸くして言う。

貫太郎: 「美咲先輩!?ここにいたのですか!しかも…筋トレ!?」


美咲がダンベルを下ろし、軽く笑って言う。

美咲: 「謹慎中で部屋にいるだけじゃ退屈だし、泳力鈍ったら困るだろ?だから、こうやって体動かしてる。ハイレグ着てれば、いつでもプールに行ける気分にもなるしな。」


貫太郎は度肝を抜かれていた。美咲の肉体は弛んでおらず、むしろ普段の練習以上に鍛えられているように見えた。彼女の負けず嫌いな性格が、こんな状況でも発揮されていることに驚きを隠せなかった。

貫太郎(心の声): 「美咲先輩、謹慎中でもこんなに気合い入れてるのか…。ハイレグで筋トレって、普通じゃねえよ。けど、さすがだな。落ち込んでる様子なんて微塵もねえ。」


美玲がキッチンから戻り、買い物袋をテーブルに置いて言う。

美玲: 「美咲って負けず嫌いだからね。部活以外でも、いつもこうやって鍛えてるよ。私も見習わないとって思うくらい。」


彼女がコートを脱ぎ、青をバックに聖母マリアが描かれたハイレグ型競泳水着姿になると、貫太郎はさらに驚いた。美玲が自然に言う。

美玲: 「夏場はね、入浴以外はずっと競泳水着で過ごしてるの。涼しいし、動きやすいしね。私たち、こういう生活が普通だから。」


貫太郎が思わず口を開ける。

貫太郎: 「俺、カルチャーショックだよ…。美玲先輩も美咲先輩も、家でも競泳水着って…すげえな。」


彼の頭の中では、普段の部活で見る二人の姿と、今目の前に広がる日常のギャップが交錯していた。美咲がソファに腰掛け、貫太郎に言う。

美咲: 「驚くのも分かるけど、これが私たちのスタイルだよ。貫太郎、お前も座れ。美玲のカレー食いながら、話でもしようぜ。」


貫太郎がソファに座り、美玲がキッチンでカレーを仕上げる間、美咲が筋トレの汗をタオルで拭きながら言う。

美咲: 「で、学校で何があったんだ?さっきから貫太郎の顔、なんか深刻そうだぞ。」


貫太郎が深呼吸し、今日の出来事を話し始める。

貫太郎: 「俺、今日、学園で爆破事件があったんだ。理科室で起きたって言われてるけど、校舎のあちこちで爆発が起きてさ。事故って処理されてるけど、どう考えてもおかしいよ。」


美咲が目を細め、言う。

美咲: 「爆破事件?そんな大事が起きてたのか。私が謹慎中でいない間に、随分と騒がしくなってるな。」


美玲がキッチンから皿にカレーを盛り付けながら言う。

美玲: 「私、貫太郎と帰りに話したけど、あれは単なる事故じゃないよね。アメリカ同時多発テロみたいな雰囲気を感じたよ。素人が起こせる規模じゃないし、半分ビルの解体作業みたいだったって貫太郎が言ってたよね。」


貫太郎が頷き、続ける。

貫太郎: 「そうだよ。爆発が連続で起きて、タイミングも選挙戦の直前だ。俺、美玲先輩と話してて、二階派の連中が何か企んでるんじゃないかって思ってる。美咲先輩の名誉を潰すだけじゃなくて、水泳部全体を潰そうとしてる気がする。」


美咲が腕を組んで考え込む。

美咲: 「二階派か…。私の謹慎もあの捏造写真が原因だし、確かにタイミングが合ってるな。反社会勢力が関わってる可能性もあるってことか?」


美玲がカレーの皿をテーブルに置き、座って言う。

美玲: 「私もそう思う。爆弾魔が一人でできることじゃないよ。あの規模なら、組織的な何かがないと無理よ。歴史で見ても、権力者が民衆を恐怖に陥れて支配する手法ってあるよね。フランス革命の恐怖政治みたいに。」


貫太郎が歴史オタクらしい口調で言う。

貫太郎: 「俺も美玲先輩の推理に賛成だよ。ロベスピエールみたいに、二階派が恐怖政治で生徒を支配しようとしてるのかも。二階王朝なんて冗談じゃねえよ。」


美咲がカレーを一口食べてから言う。

美咲: 「確かに、私への悪口もハイレグへの偏見が多かった。あの写真だって、私のハイレグ姿をネタにしてたしな。けど、そんなことで私が折れるわけねえよ。」


貫太郎が拳を握り締めて言う。

貫太郎: 「俺、美咲先輩の名誉を取り戻したいよ。でも、どうすればいいか分かんねえ…。選挙戦も爆破事件も絡んでて、何か手立てがないか考えてたんだ。」


その時、美玲がふと目を輝かせて言う。

美玲: 「ねえ、私、思いついたよ。ハイレグへの偏見を逆手に取るの。私たち女子部員が、ハイレグ水着でセクシーな戦士になって、美咲を助けるってどうかな?」


貫太郎が驚いて言う。

貫太郎: 「セクシーな戦士?それって、秋葉原のヒロイン特撮研究所で売ってるZENピクチャーズとかGIGAみたいなやつ?」


美玲が頷き、興奮気味に言う。

美玲: 「そうそう!ZENピクチャーズって、2004年に特撮ヒロイン専門のVシネマ会社として始まって、グラビアアイドルとか地下アイドルがセクシーなヒロインになって戦うやつだよね。私、それ見てて思ったの。美しくてセクシーな姿で悪を倒す方が、水泳部の躍進に繋がるんじゃないかって。」


美咲が興味津々に言う。

美咲: 「ほう、面白いな。GIGAだと陵辱とか拷問が多いけど、ZENなら全年齢向けもあるだろ?私たちのハイレグ姿を武器にして、イメージアップを図るってわけか。」


貫太郎が少し戸惑いながら言う。

貫太郎: 「俺、ZENピクチャーズなら『太陽の戦士レオーナ』とか見たことあるよ。確かにセクシーでカッコいいけど…それでどうやって美咲先輩を助けるんだ?」


美玲が立ち上がり、熱く語る。

美玲: 「私たちのハイレグ姿を前面に出して、SNSで拡散するの。『ハイレグ戦士・海風レディース』みたいな感じで、美咲の潔白を訴える動画を作ってさ。二階派の陰謀を暴く正義のヒロインとして戦えば、みんなの支持も集まるよ!」


美咲が笑いながら言う。

美咲: 「『海風レディース』か。悪くねえな。私の名誉回復にも繋がるし、ハイレグへの偏見もぶっ壊せる。貫太郎、お前はどう思う?」


貫太郎が少し考え込み、やがて決意を込めて言う。

貫太郎: 「俺、賛成だよ。美咲先輩の名誉を取り戻すなら、どんな方法でもやる。ハイレグ戦士ってのも、水泳部らしいしな。俺も何か手伝えることがあればやるよ!」


美玲が微笑み、言う。

美玲: 「ありがとう、貫太郎。私たち女子がヒロインになって、男子たちがサポートしてくれるなら最高だよ。明日からでも計画立てよう。」


美咲がカレーを食べ終え、立ち上がって言う。

美咲: 「よし、決まりだな。私は謹慎中だけど、筋トレしながら作戦考えるよ。お前ら、私を信じてくれ。」


貫太郎が力強く頷く。

貫太郎: 「俺、美咲先輩と美玲先輩を信じてるよ。絶対に勝つ!」


部屋の中はカレーの香りと熱気に満ちていた。夏の夜、ハイレグ姿の美咲と美玲、そして貫太郎の決意が、新たな戦いの火蓋を切った。

貫太郎(心の声): 「ハイレグ戦士か…。俺たちの水泳部なら、それで二階派をぶっ潰せるかもしれない。美咲先輩の名誉を取り戻すため、俺も全力で戦うよ!」

夕陽が窓から差し込み、三人の影が長く伸びていた。


シーン3:美咲襲撃事件

翌日、海風学園高校は校舎の復旧工事のため臨時休校となった。昨日の爆破事件の影響で、校庭にはまだ消防車の赤い残像が残り、校舎の窓ガラスは割れたままだった。補選も予定より一週間繰り下げられ、生徒たちは不安と混乱の中にいた。しかし、水泳部にとっては朗報が届いていた。美咲のSNS炎上事件で使われた捏造写真が証拠不十分の嘘だと証明され、学校からの連絡で彼女の謹慎が解かれることになったのだ。


美玲と美咲が同居する賃貸住宅のリビングでは、美咲が赤をバックに天照大神が描かれたハイレグ型競泳水着を着て、ヨガマットの上に立っていた。彼女の筋肉は引き締まり、謹慎中の筋トレの成果が如実に表れている。美玲がキッチンで朝食のサラダを準備しながら、美咲に言う。

美玲: 「美咲、良かったね。謹慎が解かれて、明日から選挙活動に復帰できるよ。私たちの選挙活動が実ったんだ。」


美咲が軽くストレッチしながら、力強く言う。

美咲: 「ああ、貫太郎たちのおかげだな。あの捏造写真が嘘だって証明されたんだから、私の名誉も少しは戻った。明日から全力で選挙戦やるぞ。」


彼女の声には、負けず嫌いな性格が溢れていた。謹慎中も落ち込むことなく鍛え続けた美咲にとって、この復帰は新たな戦いの始まりだった。美玲が微笑みながらサラダをテーブルに置く。

美玲: 「私も張り切ってるよ。昨日、貫太郎と話した『ハイレグ戦士』のアイデア、早速形にしていこうね。」


美咲が笑いながら言う。

美咲: 「『海風レディース』か。面白いな。私が先頭に立って、二階派の陰謀をぶっ潰してやるよ。」


朝食を終えた美咲は、選挙活動の準備のために外へ出かけることにした。彼女が玄関でスニーカーを履きながら言う。

美咲: 「ちょっと商店街まで買い物行ってくる。選挙のビラに使う紙とかペン買っとかないとな。」


美玲が心配そうに言う。

美玲: 「気をつけてね。爆破事件の後だし、何か変な動きがあるかもしれないから。」


美咲が軽く笑って答える。

美咲: 「大丈夫だよ。私を誰だと思ってるんだ?鬼の美咲だぞ。」


彼女は自信満々にドアを開け、夏の暑さが漂う外へと出ていった。

商店街は昼下がりの喧騒に満ちていた。夏の日差しがアスファルトを熱し、汗ばむ空気の中を美咲が歩いていた。彼女はタンクトップ姿で、下にハイレグ型競泳水着を着ていた。いつものスタイルだ。商店街の路地裏に差し掛かった時、突然、不穏な気配が彼女を包んだ。

美咲(心の声): 「何か変だな…。人の気配がする。」


その瞬間、路地裏から5人の不良少女が現れた。リーダーのマキは赤い革ジャンを羽織り、髪を派手に染めた少女だった。彼女がニヤリと笑い、仲間たちに目配せする。

マキ: 「おい、見ろよ。こいつが噂のハイレグ女だぜ。高橋美咲ってんだろ?お高くとまってんなぁ。」


美咲が冷静にマキを睨み、言う。

美咲: 「何だ、お前ら?制和レディースか?私に何か用か?」


マキが嘲るように笑い、言う。

マキ: 「用ってほどでもねえよ。お前がムカつくから潰しに来ただけさ。ハイレグでイキがってんじゃねえよってな!」


不良少女たちが一斉に動き、美咲を取り囲んだ。マキが合図すると、一人の少女が美咲のスカートを引っ張り、力任せに引きちぎろうとした。布が裂ける音が響き、美咲が慌てて手を払う。

美咲: 「やめろ!何!?」


だが、その隙に背後から別の少女がタンクトップを掴み、強引に引き剥がした。美咲のハイレグ姿が露わになり、彼女の怒りが爆発する。

美咲: 「お前ら、ふざけんなよ!」


彼女は鍛え上げた肉体を活かし、不良少女に応戦した。拳を振り上げ、一人を殴り倒す。だが、多勢に無勢だった。不良少女たちは金属バットや鉄パイプを手に持ち、美咲に襲いかかった。

美咲(心の声): 「くそっ、いくら鍛えてても武器持ちかよ!相手が悪すぎる…!」


金属バットが美咲の肩を叩き、鈍い痛みが走る。彼女が膝をつくと、鉄パイプが背中に振り下ろされ、悲鳴を上げる間もなく殴打が続いた。美咲は必死に抵抗したが、次第に力尽き、地面に倒れ込む。不良少女たちは容赦なく彼女をタコ殴りにし、マキがハサミを取り出して言う。

マキ: 「ハイレグが自慢なんだろ?なら、こうしてやるよ!」


ハサミが美咲のハイレグ型競泳水着を切り刻み、赤い布がズタズタに裂けた。美咲は痛みと屈辱に耐えながら、意識が薄れていく。

美咲(心の声): 「くそっ…私がこんな目に…。二階派の仕業か…?許さねえ…。」

不良少女たちは満足げに笑いながら去り、路地裏に美咲の傷だらけの体が残された。夏の暑さが彼女の汗と血を混ぜ合わせ、アスファルトに染みを作っていた。


数時間後、商店街を通りかかった通行人が倒れている美咲を発見し、慌てて通報した。救急車が到着し、彼女は病院に搬送された。夕陽が沈む頃、美玲が病院に駆けつけた。彼女は病室に飛び込む。ベッドに横たわる美咲の体には無数の傷と痣が残り、包帯が巻かれていた。美玲の目から涙が溢れ、震える声で言う。

美玲: 「美咲…!どうしてこんなことに…。」


美咲が弱々しく目を薄く開け、言う。

美咲: 「美玲…。制和レディースの襲撃だよ。5人で私を囲んで…金属バットで殴られて、ハイレグも切り刻まれた。拷問みたいだった…。」


美玲が美咲の手を握り、涙を拭いながら言う。

美玲: 「美咲、ごめんね。私がそばにいれば…。こんな目に遭うなんて…。」


美咲が小さく笑い、言う。

美咲: 「お前が謝ることじゃねえよ。私が油断しただけだ。けど…悔しいよ。こんな屈辱、初めてだ。」


美玲の悲しみが、次第に怒りに変わっていく。彼女の瞳が燃えるように鋭くなり、言う。

美玲: 「制和レディースか…。美咲をこんな目に遭わせた奴ら、絶対に許さない。私、犯人を潰してやるよ。」


その時、病室のドアが開き、貫太郎が入ってきた。赤をバックに龍が描かれたブーメラン型競泳水着の上に制服を着た彼は、美咲の姿を見て息を飲む。

貫太郎: 「美咲先輩!?誰にやられたんだよ!?」


美玲が貫太郎に近づき、事情を説明する。

美玲: 「貫太郎、美咲が商店街の路地裏で制和レディースに襲われたの。5人で囲まれて、金属バットや鉄パイプで殴られて…ハイレグも切り刻まれたって。拷問されてたんだよ。」


貫太郎が怒りで拳を握り締め、叫ぶ。

貫太郎: 「何!?制和レディース!?ふざけんなよ!美咲先輩をこんな目に遭わせるなんて、許せねえ!これは絶対二階派の陰謀だろ!」


彼の胸には、怒りと憎悪が渦巻いていた。爆破事件に続き、美咲への直接的な襲撃。すべてが二階派の策略に繋がっていると確信していた。

貫太郎(心の声): 「二階派の連中、俺たち水泳部を潰そうとしてる。美咲先輩の名誉を汚しただけじゃねえ、今度は直接襲撃かよ。こんな卑怯な真似、許せるわけねえよ!」


美玲が貫太郎の肩に手を置き、冷静に言う。

美玲: 「貫太郎、私もそう思う。二階派が制和レディースを使って美咲を潰そうとしたんだ。明日、授業が再開するよね。私、緊急で水泳部員を召集して会議を開くよ。貫太郎、その伝達をお願いできる?」


貫太郎が力強く頷き、言う。

貫太郎: 「俺、やってやるよ。美玲先輩、美咲先輩のために、みんなを集める。絶対に犯人を暴いてやる!」


美咲がベッドから弱々しく言う。

美咲: 「貫太郎、美玲…頼むよ。私、こんな目に遭っても負けねえから。お前らで私の分まで戦ってくれ。」


貫太郎が美咲の手を握り、誓う。

貫太郎: 「俺、美咲先輩のために戦うよ。こんな卑怯な奴らに負けるわけねえ。必ず名誉を取り戻してやる!」


美玲が美咲を見つめ、涙を堪えて言う。

美玲: 「美咲、私たちが必ず守るよ。もうこんな目に遭わせない。」


病室には、重い空気と決意が満ちていた。夏の夜、窓から差し込む月光が美咲の傷だらけの体を照らし、貫太郎と美玲の怒りが新たな戦いの火種となっていた。

貫太郎(心の声): 「制和レディース、二階派…。俺たちの水泳部を舐めやがって。美咲先輩の仇、絶対に取ってやる。明日から、本気で戦うぞ!」


シーン4:海風学園の反攻作戦

翌朝、海風学園高校は復旧工事を終え、再び生徒たちを迎え入れた。夏の陽射しが校舎を照らし、校庭にはまだ爆破事件の爪痕が微かに残っていた。しかし、その空気の中にも新たな決意が芽生えていた。早朝、屋内プールに水泳部の部員たちが集まった。照明が水面に反射し、静寂の中にも緊張感が漂っている。プールサイドには、いつものように水しぶきの音や笑い声はなく、代わりに重い空気が満ちていた。

美玲がプールサイドに立ち、制服を脱ぎ捨てた。青をバックに聖母マリアが描かれたハイレグ型競泳水着が現れ、彼女の凛とした姿が朝の光に映える。長い髪が湿った空気で少しだけしっとりと濡れ、肩にまとわりついている。普段の優しい表情とは異なり、彼女の瞳には強い意志と怒りが宿っていた。部員たちの視線が一斉に集まり、彼女が深呼吸して口を開く。

美玲: 「みんな、聞いてください。昨日、美咲が制和レディースに襲撃されました。商店街の路地裏で5人に囲まれ、金属バットや鉄パイプで殴られ、ハイレグも切り刻まれた。美咲は一週間入院するけど、補選には何とか間に合います。でも、これで終わりじゃない。制和レディースみたいな反社会勢力がまた襲ってくる可能性がある。だから、私たちは団結して戦わなきゃいけない。」


部員たちの間にざわめきが広がった。貫太郎が赤をバックに龍が描かれたブーメラン型競泳水着で前に出て言う。

貫太郎: 「美咲先輩がそんな目に遭ったなんて…。俺、許せねえよ。美玲先輩、何か作戦はあるのか?」


美玲が頷き、力強く続ける。

美玲: 「まず、美咲の安全を確保するよ。病院の警備を厳重にして、再襲撃を防ぐ。鉄平と純也、君たちの腕っ節の強さを頼りに、警備を担当してほしい。貫太郎は美咲の病室で付き添って、他の部員は病院周辺を巡回してね。」


大鳥鉄平が関西弁で言う。

鉄平: 「俺、任せとき!美咲先輩を守るためやったら、どんな奴でもぶっ倒すで!」


早瀬純也がキックボクシング仕込みの自信を込めて言う。

純也: 「俺もキックで制和レディースを蹴散らすで!美咲先輩、安心してや!」


貫太郎が拳を握り締めて言う。

貫太郎: 「俺、美咲先輩のそばにいるよ。絶対に守ってみせる。」


美玲が部員たちを見渡し、さらに続ける。

美玲: 「それと同時に、補選での美咲の当選に向けた選挙活動も進めるよ。警察の捜査は難航してるけど、私たちは自分たちで戦うしかない。昨日、貫太郎と美咲と話したことをグループLINEで共有したよね。女子部員がハイレグ型競泳水着を戦闘コスチュームにして、正義のスーパーヒロインになって戦う『海風レディース』の結成だよ。」


その言葉に、部員たちから驚きと興奮の声が上がった。三年生の大和田美奈が黄色をバックにサモトラケのニケが描かれたハイレグ型競泳水着で笑顔を見せる。

美奈: 「うち、賛成やで!ハイレグでセクシーに戦うなんて、楽しそうやん!」


中島さくらが紫をバックにアルテミスが描かれたハイレグ型競泳水着で静かに言う。

さくら: 「あたしも賛成よ。ガラスの仮面みたいに、ドラマチックに美咲先輩を助けたい。」


二年生の田辺明美が赤をバックにアテナが描かれたハイレグ型競泳水着で熱く言う。

明美: 「あたい、バトルしてやるよ!美咲先輩のためなら全力だ!」


森川ユウがピンクをバックにアフロディテが描かれたハイレグ型競泳水着で明るく言う。

ユウ: 「あたしも賛成!セーラームーンみたいに輝いて、美咲先輩を救うよ!」


小林咲が紫をバックに弁財天が描かれたハイレグ型競泳水着でロック調に言う。

咲: 「あたしも乗ったよ。制和レディースをぶっ潰す!」


男子からも賛成の声が上がった。佐藤健太が緑をバックに獅子が描かれたブーメラン型競泳水着で言う。

健太: 「俺、女子がヒロインになるなら全力で応援するぜ!カッコいいよな!」


山本亮が黒をバックに海馬が描かれたブーメラン型競泳水着で冷静に言う。

亮: 「俺、データ的に見てこの作戦は効果的だよ。ハイレグ戦士なら注目度も高い。」


高木拓也が青をバックに天馬が描かれたブーメラン型競泳水着で目を輝かせて言う。

拓也: 「俺、めっちゃ賛成だぜ!秋葉原のZENピクチャーズとかGIGAみたいじゃん!女子がハイレグでヒロインになって戦うなんて、熱いよ!」


三島アリスが赤紫をバックに鳳凰が描かれたハイレグ型競泳水着で優雅に言う。

アリス: 「私も賛成よ。セクシーなヒロインになれるなら、貫太郎と一緒に戦うのも悪くないわ。」


中村美枝子が赤をバックに朱雀が描かれたハイレグ型競泳水着で言う。

美枝子: 「あたしもやるよ!美咲先輩のために、セクシーになって戦う!」


小林綾乃が青をバックに人魚が描かれたハイレグ型競泳水着で静かに言う。

綾乃: 「私も賛成よ。音楽みたいに美しく、ヒロインとして美咲先輩を支えるわ。」


斉藤南が緑をバックに青龍が描かれたハイレグ型競泳水着で力強く言う。

南: 「私もやるよ!海洋生物みたいに強い絆で、ヒロインとして戦うんだから!」


監督の松澤恵美がビキニの上にジャージを羽織った姿で笑顔を見せる。

恵美: 「私も大賛成だよ!実は私、特撮ヒロインが大好きでね。ZENピクチャーズの『太陽の戦士レオーナ』とか観てたんだ。この作戦、私が指導するよ!」


美玲が全員の賛同に頷き、決意を込めて言う。

美玲: 「ありがとう、みんな。じゃあ、『ハイレグ戦士・海風レディース』の結成が決定だよ。私と恵美先生で戦闘訓練を指導するから、制和レディースとの決戦に備えてね。」


部員たちから「はい!」という力強い返事が響いた。貫太郎が胸を張って言う。

貫太郎: 「俺、みんなと一緒に戦うよ。美咲先輩のためなら、どんな敵でもぶっ倒す!」


その日の昼、病院では美咲がリハビリを終えていた。包帯が巻かれた腕と脚にはまだ痛みが残るが、彼女の目は燃えていた。貫太郎が病室に付き添い、鉄平と純也が病院の入り口で警備に当たっていた。アリス、美枝子、綾乃、南らが周辺を巡回し、他の新入部員たちも目を光らせている。美咲が貫太郎に言う。

美咲: 「貫太郎、付き添いありがとうな。お前らのおかげで安心して療養できるよ。」


貫太郎が笑顔で答える。

貫太郎: 「俺、美咲先輩を守るって決めたから。制和レディースがまた来ても、絶対にやらせねえよ。」


美咲が軽く笑い、言う。

美咲: 「頼もしいな。『海風レディース』の話、LINEで見たよ。私も復帰したらヒロインとして戦うからな。」


病院の外では、鉄平が拳を握り締めて言う。

鉄平: 「俺、中国拳法で制和レディースをぶっ飛ばすで!美咲先輩、安心してや!」


純也がキックを繰り出す仕草で言う。

純也: 「俺もキックで蹴散らすで!病院に近づく奴は許さん!」


美咲が退院し、水泳部の仲間たちに迎えられながら帰路についた。彼女の心には、屈辱を晴らす決意が燃えていた。

美咲(心の声): 「制和レディース、二階派…。私をこんな目に遭わせた奴ら、絶対に許さねえ。必ず逆襲してやるよ。」


一方、二階陣営の会議室では、重苦しい空気が漂っていた。二階義博副校長がスーツに身を包み、冷たい目で森敏郎、小泉健一郎、曾根崎浩康、小泉晋太郎、高石小百合、小野田紀子を見ていた。机にはコーヒーカップが並び、緊張感が張り詰めている。

二階: 「水泳部の団結力、予想以上だな。同時多発テロも美咲の襲撃も、奴らを潰すはずだったのに、逆に結束を強めてやがる。」


森が低く呟く。

森: 「海風学園同時多発テロと美咲襲撃事件が奴らを刺激した。補選に影響が出るぞ。」


小泉健一郎が苛立ちを隠さず言う。

健一郎: 「水泳部の『海風レディース』とかいうふざけた作戦、潰さないとまずい。」


曾根崎が冷たく言う。

曾根崎: 「私の父の権威を笠に着てる私としても、水泳部は目障りだ。憲保の当選が遠のく。」


小泉晋太郎が悔しそうに言う。

晋太郎: 「あいつら、ハイレグで目立とうなんてふざけてる。制和レディースの襲撃じゃ足りなかったのか?」


高石小百合が苛立った声で言う。

小百合: 「女子バスケ部を追放された私にとっても、水泳部は許せない。もっと強く叩かなきゃ。」


小野田紀子が冷笑を浮かべて言う。

紀子: 「吹奏楽部を追われた私も同じよ。あのハイレグ戦士とかいう茶番、笑いものにしてやる。」


二階が目を細め、言う。

二階: 「あのテロも美咲の襲撃も、我々の仕業だ。だが、これで終わりじゃない。小泉、制和会本部の戦力を投入しろ。憲保の当選を確実にしろ。」


健一郎が頷き、提案する。

健一郎: 「制和会の武力をフルに使えば、水泳部を黙らせられる。次は病院を襲撃して、美咲を完全に潰す。」


二階が冷徹に言う。

二階: 「いいだろう。失敗は許さん。奴らの『海風レディース』を叩き潰し、補選を我々のものにしろ。」


会議室に暗い決意が満ち、二階陣営の新たな策略が動き出した。補選までの数日は、海風学園全体を揺るがす戦いの舞台となるのだった。


プールに戻った水泳部では、恵美と美玲が女子部員を集め、戦闘訓練が始まった。恵美が大きな声で指示を出す。

恵美: 「みんな、ハイレグ戦士として戦うんだよ!まずは基本の構えからだ。私が教えるから、しっかりついてきてね!」


美玲が優しく補足する。

美玲: 「私たちのハイレグ姿は武器だよ。セクシーで強いヒロインになって、制和レディースを倒そう。」


アリスが優雅に構えを取って言う。

アリス: 「私、鳳凰の舞みたいに戦うわ。美咲先輩のためにね。」


美枝子が気合を入れて言う。

美枝子: 「あたし、朱雀の力で戦うよ!負けないから!」


綾乃が静かに言う。

綾乃: 「私、人魚の優雅さで戦うわ。正義のためにね。」


南が力強く言う。

南: 「私、青龍の強さで戦うよ!絆が私たちの力だ!」


貫太郎が男子部員たちと見守りながら、心の中で誓う。

貫太郎(心の声): 「海風レディース、すげえカッコいいよ。俺たちも全力でサポートする。美咲先輩の名誉を取り戻して、二階派をぶっ潰すんだ!」

夏の陽射しがプールを照らし、海風学園水泳部の反攻作戦が本格的に動き出した。

次回、海風学園女子水泳部がハイレグ戦士・海風レディースを結成して、制和レディースとの決戦に挑む!勝敗の行方は!?

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