表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青春のメドレー  作者: 大和剛
生徒会補選戦争編
24/33

第二十四話 海風競泳ファンクラブ設立!

前回までのあらすじ

貫太郎たちは海風学園高校に入学後、厳しい水泳部の入部試験を乗り越え、正式な部員として新生活をスタートさせた。新人戦に三島アリスが参戦して、チームの士気を上がり、激闘の末に優勝して、アリスは正式に水泳部員となった。やがて、県大会の出場種目が発表され、貫太郎たちはそれぞれの強みを活かし、全国制覇を目指す決意を固める。体育祭の後、貫太郎達は県大会を前に厳しい練習に励み、強豪校との特別合同練習を迎えた。新入生部員は先輩部員の手厚い指導で水泳の技能を磨き上げる中、貫太郎は恵美の知られざる過去を知り、彼女の決意と覚悟を受け止め、愛の鞭の特別指導を受けるが、そこへ挑発してきた特別合同練習に参加していた恵美の現役時代のライバルである強豪校の監督との水泳勝負に買って出るも恵美は敗れてしまう。恵美の敗北で特別合同練習は一日で中止となり、恵美を侮辱された海風学園高校水泳部は悲しみを怒りに変えリベンジを誓った。特別合同練習の中止に伴い、年間のスケジュールに強化合宿の回数が増え、早速南の祖父母の経営する民宿に泊まり込みで、二泊三日で海での水泳強化合宿が行われ、総体前日の強化練習で貫太郎達は先輩方から水泳の必勝法を教わり、島宮県高校総体に臨み、貫太郎達の活躍で海風学園水泳部はアベック優勝を果たしたのだった…。


登場人物:

川名貫太郎:主人公。自由形専門。元々は小中学校の水泳部で全国優勝の経験を持つが、海風学園高校での練習を通して、天狗になったと気付かされる。国語と英語と歴史など文系科目が得意。和田秀樹の著書の勉強法を駆使して勉強中。赤をバックに龍が描かれたブーメラン型競泳水着を着用する。


佐藤健太:貫太郎の友人。バタフライ専門。水泳とテレビゲームが趣味で、部活動を楽しむタイプ。体育以外の科目は苦手であり、特に国語(主に古文)と英語(主に分詞構文)が苦手。貫太郎に助けを求めることが多い。緑をバックに獅子が描かれたブーメラン型競泳水着を着用する。


山本亮:貫太郎の友人。背泳ぎ専門。科学の本を読むのが好きで、理数系が得意。逆に国語と歴史は苦手だが、貫太郎から歴史の学び方を教わり、国語と歴史を勉強し易くなる。逆に数学が苦手な貫太郎には綾乃と共に勉強を教える。黒をバックに海馬が描かれたブーメラン型競泳水着を着用する。


高木拓也:貫太郎の友人。平泳ぎ専門。アニメと漫画のオタクで、1960年代から2010年代までの作品に精通。特にドラゴンボール、聖闘士星矢、ガンダム、エヴァンゲリオンが好き。主要科目の国語と数学と英語が苦手で、いつも貫太郎や綾乃に助けを求める。青をバックに天馬が描かれたブーメラン型競泳水着を着用する。


三島アリス:貫太郎の同級生。自由形専門。国内でも名の知れた大企業「三島コーポレーション」の社長令嬢。幼い頃から厳しい教育を受けてきたが、その中で水泳だけは自分自身で選んだ趣味であり、全中水泳大会で個人の部で優勝経験を持つ。とある事がきっかけで貫太郎に恋心を抱き、新人戦に飛び入り参加して、遅れながらも水泳部に入部を認められる。赤紫をバックに鳳凰が描かれたハイレグ型競泳水着を着用する。


大鳥鉄平:貫太郎の同級生。神戸出身。親が転勤族であるため、今年に島宮県に引っ越して、海風学園に入学した。中国拳法の達人だったが、校内に自分に見合った部活動が無かったため、入学から長く未所属だったが、貫太郎の高校総体での活躍に見惚れて水泳部入部を希望する。


早瀬純也:貫太郎の同級生。神戸出身。友人である鉄平を慕い、自分の得意なキックボクシングを活かして、島宮県のキックボクシング強豪校の海風学園に入学した。しかし、キックボクシング部の悪事を知り、鉄平と共にキックボクシング部員を蹴散らしたため、キックボクシング部は廃部となり、長らく部活動未所属でいたが、鉄平の誘いで水泳部入部を希望する。


深町虎十郎:貫太郎の同級生。中学からの内部進学者。医者の息子で頭脳は優れており、全教科の成績は常に満点で学年1位である。中学時代から長く部活動に入部したことはなかったが、拓也が投稿したYouTubeのライブ配信で貫太郎達の活躍を見て、新たな学びを得られるとみて、水泳部への入部を希望する。


鷹丸秀紀:貫太郎の同級生。中学からの内部進学者で、虎十郎が最も信頼する相棒兼クラスメイト。彼もまた成績優秀で、模試では常にA判定である。虎十郎と共に拓也が投稿したYouTubeのライブ配信で貫太郎達の活躍を見て、学びになるとみた虎十郎に追従する形で水泳部への入部を希望する。


菅生尚志:貫太郎のクラスメイト。学級副委員長であり、貫太郎達の活躍に感銘して、海風学園水泳部ファンクラブを設立した。


中村美枝子:平泳ぎ専門。ファッション愛好者で、将来は高級ブランドのバッグを手に入れるのが夢。国語と英語が苦手で、授業後に貫太郎に教えてもらうことが多い。貫太郎に想いを寄せており、アリスとは貫太郎を巡る恋敵ではあるが、喧嘩するほど仲が良い友人関係でもある。赤をバックに朱雀が描かれたハイレグ型競泳水着を着用する。


小林綾乃:背泳ぎ専門。クラシック音楽や美術が趣味で、ベートーヴェンやバッハを愛する。水泳のスポーツ推薦で入学し、成績もトップ。英語は得意だが、それでも理解できない箇所は貫太郎に教えて貰う。数学は得意で苦手な貫太郎に教えることが多い。貫太郎に想いを寄せており、アリスとは貫太郎を巡る恋敵の関係ではあるが、時には同じ金持ちの娘同士と言うことで助け合うこともある。青をバックに人魚が描かれたハイレグ型競泳水着を着用する。


斉藤南:バタフライ専門。スキューバダイビングが趣味で、両親が海洋生物学者。生物が得意だが、古典や歴史に苦労しており、貫太郎にこれらの科目について教えを乞う。貫太郎に想いを寄せており、アリスとは貫太郎を巡る恋敵ではあるが、互いに泳ぎの速さを認め合っている好敵手の関係でもある。緑をバックに青龍が描かれたハイレグ型競泳水着を着用する。


有川純恵:貫太郎のクラスメイト。元々は演劇部だが、貫太郎とアリスの高校総体での活躍に見とれて、演劇部との掛け持ちで水泳部への入部を希望する。美枝子とは小学校時代からの腐れ縁。好きなアニメは「ベルサイユのばら」、「はいからさんがとおる」。


海老名真澄:1年ζ組所属。元々は友人の誘いでバレー部に入部しただが、高校総体の一回戦で敗退して、弱小ぶりに愛想を尽かしてバレー部に見切りを付けた。また、貫太郎とアリスの高校総体での活躍に見とれて、新しい事への挑戦で水泳部への入部を希望する。根っからの勉強嫌いで怠け癖が強いが、部活動には全力で励む。好きなアニメは「ONE PIECE」、「ナルト」。


西川優子:1年Δ組所属。成績優秀で県立鳴海西高校を志望していたが不合格して、滑り止めで受かった海風学園に入学した。兄が内部進学生であるため、学費の兄弟割引が適用される。元々は吹奏楽部だったが、部内のいじめやパシリに耐えかねて、水泳部への転部を希望する。亮とは中学時代の同級生の関係で仲が良い。好きなアニメは「明日のナージャ」、「カードキャプターさくら」。


桑名春美:貫太郎のクラスメイト。元々はバスケ部に所属していたが、監督とレギュラー選抜を巡って対立して退部して以来、長らく部活動未所属状態だったが貫太郎とアリスの活躍に触発されて、水泳部への入部を希望する。貫太郎にはかなりベタ惚れしているため、アリスや美枝子には目の敵にされている。好きなアニメは「犬夜叉」、「境界のRINNE」。


五反田紬:貫太郎のクラスメイト。中学時代から帰宅部だったが、貫太郎とアリスを始めとする海風学園水泳部の活躍に刺激されて、新たな刺激を求めて水泳部への入部を希望する。家庭的であり、料理が得意。好きなアニメは「ワカコ酒」、「あたしンち」。


南条桃音:貫太郎のクラスメイト。元々は吹奏楽部に所属していたが、平和主義の彼女にとって軍艦行進曲や陸軍分列行進曲など軍国主義を彷彿させる内容の楽曲を演奏させられたことに反発して退部。貫太郎とアリスの活躍、拓也のYouTubeライブ配信で見たアニソンの応援合戦に魅了されて、自分の求めていた環境に合っているとみて水泳部への入部を希望する。綾乃から色々と貫太郎の評判を聞いており、彼に対する想いが強い。共産党員の両親に影響されて護憲派である。好きなアニメは「ふしぎな海のナディア」、「バクマン。」。


小川愛美:1年ζ組所属。元々はスイミングクラブに所属しているが、女子部員全員はハイレグ型競泳水着を着る海風学園水泳部の雰囲気が合わず、最初は帰宅部だった。しかし、スイミングクラブでの練習ではスパッツ型競泳水着が妙に着脱のしにくいと実感しつつある矢先に、貫太郎とアリスの高校総体での活躍で男子のブーメラン型競泳水着と女子のハイレグ型競泳水着が高性能であることが証明されたため、試しにハイレグ型競泳水着で大会に出場して記録を残そうと、水泳部への入部で自分を磨く決意をする。勉強はそこそこ出来て、成績は平均的である。好きなアニメは「機動戦士ガンダムSEED」、「鋼の錬金術師」。


野崎華鈴:1年ζ組所属。元々はバスケ部に所属していたが、春美と同様に監督と対立してバスケ部を追われて未所属だったが、YouTubeのライブ配信で貫太郎とアリスの活躍を見て、水泳部への入部を希望する。国語や英語は苦手だが、理系の探究心が強い。好きなアニメは「スラムダンク」、「黒子のバスケ」。


田村莉子:1年ζ組所属。元々はテニス部所属だったが、余りの弱小ぶりと部員の腐敗の改善の余地がなかったため去って以来、ずっと部活動未所属でいる。YouTubeのライブ配信で貫太郎達の活躍を見て、水泳部がクリーンな印象を持ち、水泳部への入部を希望する。勉強は苦手だが、運動神経は優れている。好きなアニメは「テニスの王子様」、「家庭教師ヒットマンREBORN」。


大崎千晶:1年Δ組所属。元々は吹奏楽部に所属していたが、軍艦行進曲などの軍歌を演奏させられて、反戦の平和主義者の自分の信条に合わなくなり退部した。そんなある日、YouTubeのライブ配信で水泳部の活躍を見て、クリーンな印象を受けて、水泳部への入部を希望する。勉強は平均的に出来るが、運動は苦手。好きなアニメは「おジャ魔女どれみ」、「カードキャプターさくら」。


河津彩芽:1年ζ組所属。元々はバレー部だったが、頭でっかちな監督に愛想を尽かして退部する。YouTubeのライブ配信で水泳部監督の恵美の人柄に魅了されて、水泳部への入部を希望する。勉強もスポーツも平均的な出来である。好きなアニメは「アタックNo.1」、「ハイキュー!!」。


塚田英美里:1年ζ組所属。元々はバスケ部に所属していたが、監督の独裁的運営に反発して退部する。YouTubeのライブ配信を見て、水泳部のクリーンな運営と監督の恵美の正義感の強さに惹かれて、水泳部への入部を希望する。理数系が苦手で、文系は平均的。好きなアニメは「GS美神」、「聖闘士星矢」。


萬田久美:1年Δ組所属。元々はバレー部所属だが、バレー部内部の裏金問題を知って、内部告発するために部活動をサボってバックレる形で退部する。YouTubeのライブ配信で水泳部のクリーンな印象を受けて、元バレー部仲間と共に水泳部への入部を希望する。勉強は比較的に出来ており、特に理数系が得意。好きなアニメは「るろうに剣心」、「地獄先生ぬ~べ~」。


岩村彩美:1年Δ組所属。元々は茶道部に所属していたが、中学校のバスケ部引退以来運動から身を引いていたため、体を鈍らせないように水泳が最適とみて、茶道部と掛け持ちする形で水泳部への入部を希望する。彼女は学力が優秀な才媛であり、成績は学年では女子の中では綾乃とアリスと競い合う。好きなアニメは「ちはやふる」、「化物語」。


佐古毬絵:1年Δ組所属。元々はバスケ部所属だったが、バスケ部内部の裏金問題を告発するために退部する。学内でクリーンな部活動という印象の水泳部への入部を希望する。学力は平均より上だが、それでもおっちょこちょいな一面がある。好きなアニメは「ふたりはプリキュア」、「銀魂」。


藤山愛永:1年ζ組所属。中学時代はソフトボール部だったが、海風学園にはソフトボール部がないため、長らく部活動未所属の状態だった。貫太郎達の水泳部での活躍を見て、新しい刺激を欲するために水泳部への入部を希望する。勉強嫌いではあるが、中学のソフトボール部時代に鍛えられた筋力が備わっているため、運動神経は秀でている。好きなアニメは「トリコ」、「べるぜバブ」。


松澤恵美:28歳。清楚美人教師。海風学園高校卒業生かつ元水泳部キャプテン。パリ大学修士課程を中退し、公民・世界史教員兼水泳部顧問として帰国。平時はお淑やかだが、部活動では鬼教官に変身。ビキニやハイレグ型競泳水着を着用し、すぐにプールサイドに向かえるように常に準備している。

プロローグ

島宮県高校総体が終わり、その熱戦の記憶がまだ鮮やかに残る中、今日は部活動が休みの貴重な一日だった。海風学園高校へと続く坂道に差し込む朝陽は柔らかく、いつもなら朝練で汗を流している時間帯に、登校する生徒たちの足音がまばらに響くだけだ。昨日までの二日間、島宮県立総合プールで繰り広げられた激闘は、海風学園水泳部にアベック優勝という輝かしい成果をもたらした。貫太郎たち新入生部員の活躍もあり、部員全員が九州大会とインターハイへの切符を手に入れたが、その代償として身体には深い疲労が刻まれていた。いつもなら朝6時には起きてプールに向かう貫太郎だが、今日は少しだけ遅く、8時近くになってから登校する余裕があった。


貫太郎は赤をバックに龍が描かれたリュックを背負い、ゆっくりとした足取りで坂道を登る。朝の空気は少しひんやりしていて、海風が頬を軽く撫で、潮の香りを運んでくる。昨日までの総体の余韻がまだ抜けきれず、頭の中には自由形決勝での最後のストロークや、美玲先輩の優雅な潜水、ユウと美枝子の息の合った平泳ぎがフラッシュバックする。貫太郎が小さく呟いた。

貫太郎: 「はぁ…やっと一息つけるぜ。」


彼の心臓が少し速く打ち始め、疲れた身体に新たな緊張が走る。坂道の脇に植えられた桜の木々は春の花を終え、緑の葉が朝陽に照らされてきらめいている。いつもなら部活仲間と騒がしく登校する道だが、今日は一人で歩く静けさが新鮮だ。

貫太郎(心の声): 「やっと休みだ…でも、なんか落ち着かないな。」


頭の中では総体の記憶が次々と蘇り、誇らしい気持ちと同時に疲労感が混じる。優勝は嬉しいが、二日間全力で泳ぎ続けた身体は正直で、肩にずっしりとした重さを感じる。

坂道を半分ほど登ったところで、貫太郎は立ち止まり、校舎を見上げる。白い壁が朝陽に映え、少し遠くに見える校門が静かに佇んでいる。足元の舗装された道には朝露が残り、靴底が軽く湿る感触が現実感を呼び戻す。貫太郎が呟いた。

貫太郎: 「二日間、公欠で休んだからな…授業の遅れ、取り戻さないと。」


彼はリュックを背負い直し、ため息をつく。総体のために二日間学校を休んだ分、授業の内容がまるで分からない。特に数学は苦手で、亮や綾乃に頼らないと追いつくのは難しいだろう。

貫太郎(心の声): 「期末試験が一ヵ月後か…しかも、その一週間後には九州大会だろ?休みなんて今日と試験期間中の数日しかないじゃん。」


頭の中ではスケジュールがぐるぐると回り、休暇日であるはずの今日さえも、どこか落ち着かない気分にさせる。貫太郎が再び呟いた。

貫太郎: 「まともに休みが取れないって、どんだけハードなんだよ…水泳部、優勝したんだから、もうちょっと楽させてくれてもいいよな。」


彼は苦笑しながら、空を見上げる。雲一つない青空が広がり、まるで総体の勝利を祝福するかのように穏やかだ。そこへ、後ろから佐藤健太の元気な声が響いた。健太が叫んだ。

健太: 「おお、貫太郎!お前、こんなところで何やってんだ!」


貫太郎が振り返ると、緑をバックに獅子が描かれたリュックを背負った健太が坂道を駆け上がってくる。健太の声はいつも通り明るく、貫太郎の気分を少しだけ軽くする。貫太郎が応じた。

貫太郎: 「はぁ…やっと一息つけるぜって思ったけど、お前こそ早いな。今日は部活ないから、もっと遅く来るかと思ったぜ。」


健太が貫太郎の隣に追いつき、息を整えながらニヤニヤして言う。

健太: 「昨日、美玲先輩やユウ先輩たちのレース見て、興奮して寝れなかったんだよ。喉ガラガラだけどさ、優勝したんだぜ?海風水泳部、最高だろ!」


貫太郎もつられて笑い、応じた。

貫太郎: 「だよな。美玲先輩の潜水とか、美枝子のセクシーな平泳ぎとか、すげえかっこよかったよ。あの瞬間は疲れも吹っ飛んだぜ。でもさ、今日休みでも、明日からまた練習だろ?授業の遅れもあるし、期末試験もあるし、九州大会もすぐそこだし…なんか、休んだ気がしないんだよな。」


健太が首をかしげ、貫太郎の肩を軽く叩きながら言った。

健太: 「お前、考えすぎだよ。今日は休みなんだから、ちょっと息抜きしろって。俺なんか、帰ったらテレビゲーム三昧だぜ。授業の遅れ?貫太郎に頼ればいいし!」


貫太郎が苦笑しながら返す。

貫太郎: 「お前、いつも俺に頼るよな。国語と英語は俺が得意だけど、数学とか理科は亮に頼めよ。俺だって全部はカバーしきれねえよ。」


二人が坂道を登り続けると、少し前方から山本亮の落ち着いた声が聞こえてきた。亮が言った。

亮: 「お前ら、朝から騒がしいな。総体終わったばっかで疲れてるだろ?少しは静かにしろよ。」


貫太郎が振り返ると、黒をバックに海馬が描かれたリュックを背負った亮がゆっくりと近づいてくる。貫太郎が軽く手を挙げて応じた。

貫太郎: 「はぁ…やっと一息つけるぜって思ったけど、亮は疲れてないのか?昨日、背泳ぎでベストタイム出してただろ。俺なんか、まだ肩が重いぜ。」


亮が二人に追いつき、並んで歩きながら言う。

亮: 「疲れてるよ。でも、科学の本読んでたら頭が切り替わってさ。授業の遅れもあるし、期末試験もあるから、少しでも準備しとかないとな。」


貫太郎が目を丸くして応じた。

貫太郎: 「お前、休みの日まで勉強かよ…さすが理数系のエースだな。俺なんか、和田秀樹の勉強法使っても追いつく自信ねえよ。」


健太が笑いながら割り込み、言った。

健太: 「亮、お前頭良すぎだよ。俺、国語と英語は貫太郎に頼るけど、数学と理科はお前に頼むわ。古文とか分詞構文とか、マジで意味わかんねえし。」


亮がため息をつきつつ笑いながら返す。

亮: 「お前ら、頼りすぎだろ。まあ、数学なら貫太郎に教えてやるから、歴史は貫太郎から教われよ。俺、国語と歴史は苦手なんだから。」


坂道の終わりが見えてきたところで、後ろから高木拓也の興奮した声が響いた。拓也が叫んだ。

拓也: 「おい、貫太郎、健太、亮!お前ら、朝から賑やかだな。総体優勝したんだから、今日はのんびりしようぜ。俺、ドラゴンボール見直すつもりなんだけど、一緒に見ねえ?」


貫太郎が笑いながら応じた。

貫太郎: 「はぁ…やっと一息つけるぜって思ったけど、拓也らしいな。俺も疲れてるけど、アニメ見るのも悪くねえか。でもさ、二日分の授業の遅れと期末試験考えると、ちょっと焦るぜ。」


拓也が追いつき、四人で校門に向かって歩きながら言う。

拓也: 「貫太郎、お前真面目すぎだろ。今日は休みなんだから、頭切り替えろよ。俺、国語も数学も英語も苦手だから、お前と綾乃に頼るつもりだし!」


貫太郎が呆れつつも笑いながら返す。

貫太郎: 「みんな俺に頼る気かよ…まあ、いいけどさ。今日は少しだけ休んで、明日からまた頑張るか。」


校門が見えてきたところで、貫太郎が空を見上げる。青空の下、遠くの校庭では他の生徒たちがのんびりと歩いている。

貫太郎(心の声): 「優勝したんだから、今日くらいは自分を褒めてやってもいいよな。」

仲間たちの笑い声が坂道に響き、貫太郎の疲れた心を少しずつ癒していく。校門をくぐる瞬間、彼は新たな決意を胸に秘めた。


シーン1:ファンクラブ設立

朝8時頃、貫太郎、健太、亮、拓也が教室に入ると、そこにはすでに大勢のクラスメイトが集まっていて、予想外の歓声が響き渡った。海風学園水泳部が島宮県高校総体でアベック優勝を果たしたのは3年ぶりの快挙で、特に貫太郎たち新入生部員の活躍がその立役者だったことが、クラス中に知れ渡っていた。教室は一気に祝賀ムードに包まれ、普段は静かな朝の時間がまるでお祭りのように賑やかだ。クラスメイトたちが一斉に叫んだ。

クラスメイトA: 「おおーっ!貫太郎!健太!亮!拓也!お前ら、やっと来たか!」

クラスメイトB: 「海風水泳部、アベック優勝おめでとう!」


貫太郎は教室の入り口で立ち止まり、驚きを隠せない。貫太郎が呟いた。

貫太郎: 「はぁ…やっと一息つけるぜって思ったのに、なんだこの騒ぎは…?」

貫太郎(心の声): 「疲れてるのに、こんな歓迎されると逆に緊張するな…。」


教室の中央では、クラスの女子たちが貫太郎たちを取り囲むように集まり、興奮した声で話しかけてくる。女子Aが叫んだ。

女子A: 「貫太郎、昨日自由形で1位だったよね!カッコ良かったよ!」


女子Bが続ける。

女子B: 「健太のバタフライ、めっちゃ速かった!」


女子Cが興奮気味に言う。

女子C: 「亮の背泳ぎ、まるで科学みたいに正確だったね!」


女子Dが目を輝かせて叫ぶ。

女子D: 「拓也の平泳ぎ、なんかアニメのヒーローみたいだったよ!」


貫太郎が照れ笑いを浮かべながら応じた。

貫太郎: 「え、えっと…ありがとう。」


健太が得意げに胸を張り、笑いながら言う。

健太: 「まぁな!俺のバタフライ、見てて気持ち良かっただろ?」


亮が冷静に返す。

亮: 「科学的に泳いだだけだよ。褒められるのは嬉しいけどな。」


拓也が目を輝かせて叫ぶ。

拓也: 「俺の平泳ぎがヒーローみたいって、マジか!『聖闘士星矢』の星矢みたいだったかな?」


そこへ、中村美枝子、小林綾乃、斉藤南が少し遅れて教室に入ってきた。彼女たちも総体での活躍がクラス中に知れ渡っていて、男子生徒たちが一斉に駆け寄る。男子Aが叫んだ。

男子A: 「美枝子、平泳ぎめっちゃセクシーだったよ!俺と付き合ってくれ!」


男子Bが続ける。

男子B: 「綾乃、背泳ぎのフォームが芸術的だった!デートしようぜ!」


男子Cが興奮気味に言う。

男子C: 「南、バタフライのキック、最高だったよ!俺の彼女になってくれ!」


美枝子が軽く髪をかき上げながら笑い、応じた。

美枝子: 「ありがとね。でも、ごめん、私には好きな人がいるから。」

美枝子(心の声): 「貫太郎がいるから、他の男子なんて眼中ないよ。」


綾乃が穏やかに返す。

綾乃: 「ありがとう。でも、私もお断りするわ。」

綾乃(心の声): 「私の心は貫太郎でいっぱいよ。」


南が笑顔で応じた。

南: 「嬉しいけど、悪いな。私、心に決めた人がいるんだ。」

南(心の声): 「貫太郎に見ててほしいから、他の誰かなんて無理だよ。」


貫太郎がそんな視線に気付き、呟いた。

貫太郎: 「はぁ…やっと一息つけるぜって思ったのに、なんで俺見てんだよ…?」

貫太郎(心の声): 「美枝子も綾乃も南も、俺のこと好きなのか?いや、まさかな。」


健太がニヤニヤしながら肘で突き、言う。

健太: 「貫太郎、お前モテモテじゃん!俺にもそのモテ気を分けてくれよ!」


亮が冷静に言う。

亮: 「科学的には、総体の活躍が異性への魅力を高めただけだ。貫太郎、お前が困ってるのは分かるがな。」


拓也が笑いながら続ける。

拓也: 「貫太郎、まるで『エヴァンゲリオン』のシンジみたいにモテてるぜ!でも、俺はアニメの女の子で十分だ!」


教室の騒ぎが一段落したところで、学級副委員長の菅生尚志が教卓に立ち、みんなの注目を集める。尚志が叫んだ。

尚志: 「おい、みんな!ちょっと静かにしてくれ!大事な話があるんだ!」


教室が少しずつ静かになり、尚志が続ける。

尚志: 「海風学園水泳部がアベック優勝したのは3年ぶりだろ?しかも、貫太郎、健太、亮、拓也、美枝子、綾乃、南たち新入生の活躍がデカかった。この勢いを活かしてさ…俺、海風学園水泳部のファンクラブを設立しようと思うんだ!どうだ!?」


貫太郎が驚きの声を上げた。

貫太郎: 「ファンクラブ!?」


健太が興奮気味に言う。

健太: 「マジかよ!それ、めっちゃ面白そうじゃん!俺、賛成だぜ!」


亮が冷静に分析する。

亮: 「応援の力はパフォーマンスに影響するって研究もある。いいアイデアだな。」


拓也が目を輝かせて叫ぶ。

拓也: 「ファンクラブって、まるで『ガンダム』のジオン軍みたいに結束力強くなりそうだぜ!俺も賛成!」


美枝子が笑顔で言う。

美枝子: 「私たちの泳ぎを応援してくれる人が増えるなら、嬉しいよ。私も賛成!」


綾乃が穏やかに頷き、言う。

綾乃: 「クラシック音楽みたいに、応援が私たちの泳ぎに調和をもたらすかもね。賛成よ。」


南が元気よく言う。

南: 「ファンクラブなら、私のバタフライもっと目立つわ!賛成よ!」

貫太郎(心の声): 「はぁ…やっと一息つけるぜって思ったのに、ファンクラブか…俺たちの泳ぎがそんな風に響いてたなんて、嬉しいけど照れくさいな。」


貫太郎が口を開いた。

貫太郎: 「尚志、気持ちは嬉しいよ。でもさ、これって水泳部の監督で担任の恵美先生の許可がいるんじゃねえの?最終判断は先生だろ。」


尚志が頷き、言う。

尚志: 「その通りだよ、貫太郎。だから、これから恵美 先生に公認を求めるつもりなんだ。みんな、応援頼むぜ!」


クラスメイトたちが一斉に叫んだ。

クラスメイトA: 「賛成!」

クラスメイトB: 「ファンクラブ、いいね!」


そこへ、教室のドアが静かに開き、担任で水泳部顧問の松澤恵美が清楚な雰囲気で入ってきた。恵美が穏やかに言った。

恵美: 「おはよう、みんな。朝から賑やかね。それより、貫太郎、健太、亮、拓也、美枝子、綾乃、南、総体の優勝、おめでとう。本当に素晴らしい活躍だったわ。」


尚志が一歩前に出て、少し緊張しながら言う。

尚志: 「恵美先生、おはようございます!実は、僕、海風学園水泳部のファンクラブを設立したいんです。貫太郎たち新入生の活躍もあって、クラスみんなで応援したいって思ってて…先生の公認をお願いできますか?」


恵美が目を閉じ、考え込む。

貫太郎(心の声): 「はぁ…やっと一息つけるぜって思ったけど、恵美先生、どう判断するんだろ。反対されたら気まずいな…。」


恵美が目を開き、微笑んで言う。

恵美: 「尚志君、素敵な提案ね。総体でのみんなの活躍は、私にとっても誇りよ。ファンクラブが部員たちの励みになるなら、私に反対する理由はないわ。公認するよ。」


クラスメイトたちが一斉に歓声を上げた。

クラスメイトA: 「おおおーっ!」


尚志が拳を握り、叫ぶ。

尚志: 「ありがとうございます、先生!」


貫太郎が安堵の息をつき、呟いた。

貫太郎: 「はぁ…やっと一息つけるぜって思ったけど、恵美先生がOKなら良かったよ。ファンクラブか…なんか照れるな。」


健太が貫太郎の肩を叩き、言う。

健太: 「貫太郎、俺たちのファンクラブだぜ!これでバタフライもっと頑張れる!」


亮が冷静に言う。

亮: 「科学的に見ても、応援はモチベーションを上げる。恵美先生の判断、正しいな。」


拓也が興奮気味に叫ぶ。

拓也: 「ファンクラブって、まるで『エヴァ』のNERVみたいにカッコいいぜ!」


美枝子が貫太郎に近づき、言う。

美枝子: 「ねえ、貫太郎、私たちの泳ぎを応援してくれる人が増えるなんて嬉しいよね。私、もっとセクシーな平泳ぎ頑張るよ!」


綾乃が穏やかに言う。

綾乃: 「貫太郎、私たちの背泳ぎももっと輝けるわね。一緒に頑張りましょう。」


南が元気よく言う。

南: 「貫太郎、バタフライで強くなるからね!ファンクラブ、最高だわ!」


恵美が教卓に立ち、みんなを見渡して言う。

恵美: 「じゃあ、1年ε組から海風学園水泳部ファンクラブが正式に設立ね。尚志君、後は君に任せるわ。部員たちの活躍をしっかり応援してあげてね。」


尚志が深く頭を下げ、返す。

尚志: 「はい、先生!頑張ります!」

貫太郎(心の声): 「はぁ…やっと一息つけるぜって思ったけど、こんな応援してもらえるなら、疲れも吹っ飛ぶな。九州大会に向けて、もっと頑張らねえと。」

教室は笑い声と拍手で満たされ、朝の静けさが一変して、未来への希望が響き合っていた。


シーン2:ファンクラブからの新規入部希望者

ファンクラブが設立されたその日の昼休み、海風学園高校の校舎は異様な熱気に包まれていた。1年ε組から始まった「海風学園水泳部ファンクラブ」の噂は、まるで風が吹き抜けるように全校生徒の間に広がり、昼休みのチャイムが鳴る頃には教室や廊下がその話題で溢れかえっていた。教室の窓から見える校庭では、生徒たちが集まって興奮気味に総体の話やファンクラブの今後を語り合い、廊下を行き交う生徒たちの会話には「貫太郎」「美玲」「ユウ」といった名前が飛び交う。ファンクラブの設立が水泳部への注目を一気に高めたのは明らかで、その熱狂は新たな波を呼び寄せていた。


水泳部部室の前には、すでに数人の生徒が集まり始めていた。恵美の方針により、海風学園水泳部は通年で入部希望者を募集している。年度初めの入部試験に落ちた者も含め、体験入部期間中に再挑戦のチャンスが与えられるのだ。年度途中の入部希望者には3日間の仮入部期間が設けられ、その後の入部試験に合格すれば正式な部員として認められる。ただし、今から入部しても初陣は秋の県大会になるため、即戦力として活躍するのは難しい。それでも、戦力が増えることは貫太郎たちにとっても歓迎すべきことであり、部室前の空気は期待と緊張が混ざり合っていた。


貫太郎は部室の窓際で、健太、亮、拓也と一緒に外を眺めていた。ファンクラブ設立の余韻がまだ冷めやらぬ中、新規入部希望者の話題が仲間たちの間で持ち上がっていた。貫太郎が呟いた。

貫太郎: 「ファンクラブできた途端にこれか…。入部希望者が増えるのは嬉しいけど、ちょっとビックリだな。」

貫太郎(心の声): 「俺たちの泳ぎがそんなに響いてたなんて…。でも、戦力が増えるなら九州大会もインターハイももっと楽になるかもな。」


健太が窓枠に肘をつきながら、ニヤニヤして言う。

健太: 「貫太郎、お前のおかげだぜ。自由形のあの泳ぎ、みんなに見せつけたからな!俺のバタフライも負けてねえけどさ!」


亮が冷静に分析しながら言う。

亮: 「ファンクラブの影響で水泳部の知名度が上がったんだ。科学的にも、注目度がモチベーションに繋がるのは証明されてるからな。新入部希望者が増えるのは自然な流れだ。」


拓也が興奮気味に叫んだ。

拓也: 「まるで『ガンダム』の連邦軍に新兵が入ってくるみたいだぜ!貫太郎、俺たちの平泳ぎももっと目立たせねえとな!」


部室のドアが軽くノックされ、開いた瞬間、予想外の光景が広がった。そこには16人の女子生徒が並んでいた。彼女たちはファンクラブの入会希望者であり、驚くべきことにその大半が水泳部への入部を希望していたのだ。名前は有川純恵、海老名真澄、西川優子、桑名春美、五反田紬、南条桃音、小川愛美、野崎華鈴、田村莉子、大崎千晶、河津彩芽、塚田英美里、萬田久美、岩村彩美、佐古毬絵、藤山愛永。彼女たちの目当ては明らかに貫太郎とアリスだった。アリスは大企業「三島コーポレーション」の社長令嬢として知られ、金持ちのお嬢様というイメージが女子生徒たちの憧れを集め、クラス内には「アリス親衛隊」と呼ばれる派閥まで形成されていた。一方、貫太郎は総体での自由形の活躍とその情熱的な姿で、多くの女子の心を掴んでいた。特に有川純恵、桑名春美、南条桃音は貫太郎のクラスメイトであり、彼を間近で見てきただけにその想いは強かった。

貫太郎が驚きを隠せず呟いた。

貫太郎: 「え、何!?女子ばっかじゃねえか…。」

貫太郎(心の声): 「ファンクラブに入るだけなら分かるけど、水泳部に入部って…。過酷な練習に耐えられるのか?俺とアリス目当てっぽいけど、マジで覚悟あんのかな…。」


有川純恵が一歩前に出て、はにかみながら言う。

純恵: 「私、有川純恵です。貫太郎君のクラスメイトで…ファンクラブに入ったけど、水泳部にも入りたいって思って。総体での自由形、ほんとカッコ良かったから!」

純恵(心の声): 「貫太郎君の泳ぎ見て、私、心が震えたの。アリス様みたいに近くで輝きたいし、貫太郎君とも一緒に泳ぎたい…。」


桑名春美が純恵の隣で少し緊張しながら言う。

春美: 「私、桑名春美です。貫太郎君のクラスメイトで…私も水泳部に入りたい。アリス様の自由形も見てて憧れたし、貫太郎君の情熱に惹かれたの。」

春美(心の声): 「私、アリス様の優雅さと貫太郎君の熱さにやられちゃった。過酷でも頑張りたいって初めて思ったよ。」


南条桃音が少し照れながら言う。

桃音: 「私、南条桃音。貫太郎君のクラスメイトで…ファンクラブだけじゃ物足りなくて、水泳部に入りたいなって。アリス様と貫太郎君のためなら、どんな練習でも耐えるよ!」

桃音(心の声): 「貫太郎君の隣で泳げたら、私、毎日が夢みたいになる。アリス様の親衛隊としても頑張りたいし…。」


健太が目を丸くして言う。

健太: 「おい、貫太郎!お前、モテすぎだろ!俺のバタフライも見てくれよって感じだぜ!」


拓也が笑いながら言う。

拓也: 「貫太郎、まるで『エヴァ』のシンジみたいにモテてるぜ!でも、俺の平泳ぎだって負けねえからな!」


亮が冷静に言う。

亮: 「ファンクラブの影響だな。アリスと貫太郎の魅力が女子を引き寄せてる。科学的に見ても、憧れは行動の動機になるよ。」


そこへ、美枝子が部室に入ってきて、女子たちを見て眉をひそめた。彼女が少し苛立った声で言う。

美枝子: 「ちょっと待ってよ、あんたたち!水泳部の練習って過酷だよ?プールで何時間も泳いで、筋トレもあって、恵美先生の鬼指導もあるんだから。貫太郎とアリス目当てでも、そんな簡単に耐えられると思わないでよね!」

美枝子(心の声): 「何!?この女子たち、貫太郎狙いすぎでしょ!あたしだって貫太郎に近づきたいのに、こんなライバル増えたら困るよ…。」


海老名真澄が美枝子を見て、毅然と言い返す。

真澄: 「私、海老名真澄です。美枝子の平泳ぎも素敵だったけど、私、アリス様と貫太郎君のためならどんな練習でも耐えます。火の中水の中、どこまでもついていく覚悟です!」

真澄(心の声): 「美枝子の嫉妬、ちょっと怖いけど…私、アリス様の親衛隊として貫太郎君の隣で泳ぐ夢、絶対諦めないよ。」


西川優子が真澄に続いて言う。

優子: 「私、西川優子です。美枝子の言う過酷な練習、覚悟してます。アリス様の自由形と貫太郎君の泳ぎに憧れてるから、頑張ります!」

優子(心の声): 「貫太郎君のあの情熱、私も感じたい。アリス様の優雅さも近くで見たいし…過酷でも乗り越えるよ。」


五反田紬が少し恥ずかしそうに言う。

紬: 「私、五反田紬です。インターハイ出場を決めたアリス様や美枝子さん、綾乃さん、南さんに泳ぎを教わりたいです。貫太郎君たちにももちろん!」

紬(心の声): 「私、水泳初心者だけど、アリス様と貫太郎君のためなら頑張れる。みんなに教わりたいな…。」


貫太郎が困惑しながら呟いた。

貫太郎: 「お前ら…マジで覚悟あんのか?ファンクラブで応援してくれるだけでも嬉しいのに、水泳部入るって…。」


小川愛美が貫太郎を見て目を輝かせながら言う。

愛美: 「私、小川愛美です。貫太郎君、ファンクラブだけじゃ物足りないよ。私、君の自由形を近くで見て、一緒に泳ぎたいって思ったの。過酷でも平気だよ!」

愛美(心の声): 「貫太郎君の泳ぎ、近くで見たらもっとすごいんだろうな。私、絶対諦めないよ。」


野崎華鈴が少し緊張しながら言う。

華鈴: 「私、野崎華鈴です。アリス様の親衛隊として、貫太郎君のファンとして、水泳部で頑張りたいです。インターハイの舞台、みんなと一緒に見たい!」

華鈴(心の声): 「アリス様の輝きと貫太郎君の熱さ、私の心を動かした。過酷でもここで輝きたいよ。」


田村莉子が自信満々に言う。

莉子: 「私、田村莉子です。貫太郎君とアリス様のためなら、どんな練習でも乗り越えるよ。健太君のバタフライも亮君の背泳ぎも拓也君の平泳ぎも教わりたい!」

莉子(心の声): 「私、貫太郎君の笑顔見るだけで頑張れる。アリス様の親衛隊としても負けないよ。」


大崎千晶が穏やかに言う。

千晶: 「私、大崎千晶です。水泳部に入れば、アリス様や貫太郎君と一緒に泳げるよね。過酷な練習でも、その価値はあるよ。」

千晶(心の声): 「アリス様の気品と貫太郎君の情熱、私もその一部になりたい。頑張るしかないよね。」


河津彩芽が少し照れながら言う。

彩芽: 「私、河津彩芽です。アリス様と貫太郎君に憧れて…私も水泳部で輝きたいです。教わって強くなりたい!」

彩芽(心の声): 「私、泳ぎは得意じゃないけど、アリス様と貫太郎君のためなら頑張れる気がする。」


塚田英美里が明るく言う。

英美里: 「私、塚田英美里です。美枝子先輩の平泳ぎも素敵だったけど、アリス様と貫太郎君のためなら何でも耐えるよ!」

英美里(心の声): 「美枝子先輩、少し怖いけど…私、アリス様と貫太郎君の近くにいたいんだ。」


萬田久美が静かに言う。

久美: 「私、萬田久美です。水泳部の練習が過酷でも、アリス様と貫太郎君と一緒なら乗り越えられるよ。」

久美(心の声): 「私、静かだけど心は熱い。アリス様と貫太郎君のためなら頑張れる。」


岩村彩美が元気よく言う。

彩美: 「私、岩村彩美です。アリス様の親衛隊として、貫太郎君のファンとして、水泳部で活躍したい!」

彩美(心の声): 「私、アリス様の笑顔と貫太郎君の泳ぎにやられた。過酷でも絶対入るよ。」


佐古毬絵が少し恥ずかしそうに言う。

毬絵: 「私、佐古毬絵です。アリス様と貫太郎君に教わりたい…インターハイ、夢の舞台だよね。」

毬絵(心の声): 「私、恥ずかしがり屋だけど、アリス様と貫太郎君のためなら勇気出せるよ。」


藤山愛永が最後に言う。

愛永: 「私、藤山愛永です。アリス様と貫太郎君の泳ぎ見て、私も水泳部で輝きたいって思った。過酷でも耐えるよ!」

愛永(心の声): 「アリス様の優雅さと貫太郎君の熱さ、私の夢を動かした。絶対合格するよ。」


美枝子が呆れながら言う。

美枝子: 「あんたたち、ほんと貫太郎とアリスにメロメロね…。まぁ、気持ちは分からないでもないけどさ。」

美枝子(心の声): 「この子たち、ほんと貫太郎狙いすぎ!あたしだって負けないんだから!でも、覚悟あるなら認めてやるか…。」


貫太郎が少し困惑しながら言う。

貫太郎: 「お前ら、ほんと覚悟あんのかよ…。ファンクラブで応援してくれるだけでも嬉しいのに、水泳部入るってすげえな。」


そこへ、恵美が部室に入ってきて、全員を見渡した。恵美が穏やかに言う。

恵美: 「ふふ、賑やかね。新規入部希望者のみんな、よく来てくれたわ。私は顧問の松澤恵美よ。ファンクラブからの熱意、しっかり受け止めたわ。あなたたち全員に3日間の体験入部期間を設けるから、その間に私の入部試験に合格してね。過酷だけど、覚悟があるなら乗り越えられるよ。」


純恵が目を輝かせて言う。

純恵: 「恵美先生、ありがとうございます!私、絶対合格します!」


春美が頷きながら言う。

春美: 「私も頑張ります!アリス様と貫太郎君のためなら!」


桃音が拳を握って言う。

桃音: 「私も合格して、水泳部で輝くよ!」


真澄が決意を込めて言う。

真澄: 「恵美先生、私、火の中水の中でも頑張ります!」


優子が明るく言う。

優子: 「私も絶対合格するよ!アリス様と貫太郎君と泳ぎたい!」


紬が少し緊張しながら言う。

紬: 「私、初心者だけど頑張ります!恵美先生、よろしくお願いします!」


愛美が笑顔で言う。

愛美: 「私、貫太郎君の近くで泳ぐために合格するよ!」


華鈴が静かに言う。

華鈴: 「私も頑張ります。インターハイ、みんなと一緒に行きたい。」


莉子が元気よく言う。

莉子: 「私、絶対合格するよ!みんなに教わりたい!」


千晶が穏やかに言う。

千晶: 「私も合格して、アリス様と貫太郎君と泳ぎたいです。」


彩芽が少し照れながら言う。

彩芽: 「私、頑張ります!恵美先生、よろしくお願いします!」


英美里が明るく言う。

英美里: 「私も合格するよ!美枝子先輩にも負けない!」


久美が静かに言う。

久美: 「私、頑張ります。アリス様と貫太郎君のためなら。」


彩美が元気よく言う。

彩美: 「私、絶対合格するよ!親衛隊として頑張る!」


毬絵が恥ずかしそうに言う。

毬絵: 「私も合格したい…みんなと一緒に泳ぎたいです。」


愛永が最後にはっきり言う。

愛永: 「私、合格します!アリス様と貫太郎君と輝きたい!」


恵美が微笑みながら言う。

恵美: 「その意気よ。3日後の入部試験、楽しみにしてるわ。貫太郎、健太、亮、拓也、美枝子、この子たちをサポートしてあげてね。」


貫太郎が頷きながら言う。

貫太郎: 「分かったよ、恵美先生。お前ら、試験頑張れよ。合格したら一緒に泳ごうぜ!」


健太が笑いながら言う。

健太: 「俺のバタフライも見てくれよな!応援よろしくぜ!」


亮が冷静に言う。

亮: 「試験に合格すれば、科学的にもチーム力は上がる。頑張れよ。」


拓也が興奮気味に言う。

拓也: 「俺の平泳ぎも教えるぜ!一緒にインターハイ目指そう!」


美枝子が少し優しく言う。

美枝子: 「まぁ、覚悟あるなら認めてやるよ。あたしの平泳ぎも見て勉強しなさいよね。」


部室は女子たちの決意と仲間たちの応援で熱気に満ちていた。貫太郎は彼女たちの情熱に圧倒されながらも、心の中で呟いた。

貫太郎(心の声): 「こいつら、ほんとすごい覚悟だな…。俺とアリス目当てでも、ここまで本気なら水泳部もっと強くなるぜ。試験、楽しみだ。」

ファンクラブからの新規入部希望者の熱意が、水泳部に新たな風を吹き込んでいた。3日後の入部試験が、彼女たちの未来を決める第一歩となるだろう。


シーン3:姿なき挑戦者

昼休みの部室は、先ほどの女子入部希望者たちとの熱狂が落ち着いたばかりで、貫太郎、健太、亮、拓也は窓際で一息ついていた。窓の外では校庭を歩く生徒たちの姿がちらほら見え、遠くの海から吹き込む風がカーテンを軽く揺らしている。部室の中にはプールの塩素の匂いが微かに漂い、壁に貼られた大会スケジュールやトロフィーが水泳部の誇りを静かに物語っていた。ファンクラブ設立の興奮がまだ冷めやらぬ中、新たな入部希望者の話題で仲間たちの会話が弾んでいた。


貫太郎が窓枠に寄りかかりながら呟いた。

貫太郎: 「女子の入部希望者だけでビックリしたけど、まだ増えるのかよ…。ファンクラブの影響、すげえな。」

貫太郎(心の声): 「俺たちの泳ぎがここまで響くなんて思わなかった。でも、新メンバーが増えるなら、九州大会もインターハイももっと強くなれるだろ。」


健太が窓の外を見ながらニヤニヤして言う。

健太: 「貫太郎、お前モテすぎだぜ。あの女子たち、俺のバタフライも見てくれればいいのにさ!」


亮が冷静に言う。

亮: 「ファンクラブの影響で水泳部の注目度が上がった結果だ。科学的にも、集団の熱狂は新たな参加者を引き寄せる。新メンバーが増えるのはいい傾向だよ。」


拓也が興奮気味に言う。

拓也: 「まるで『ガンダム』の連邦軍に新兵が集まるみたいだぜ!俺の平泳ぎももっと目立たせたいな!」


その時、部室のドアが勢いよく開き、やや屈強な体格の男子生徒が現れた。彼の名前は大鳥鉄平。関西弁を話すその声は明るく、ムードメーカーらしい雰囲気を漂わせていた。鉄平が大声で叫んだ。

鉄平: 「おお、貫太郎!やっと会えたわ!俺、大鳥鉄平や。よろしくな!」


貫太郎が驚いて振り返り、呟いた。

貫太郎: 「お、お前誰だよ…?なんか元気そうだな。」


鉄平がニカッと笑いながら近づいてくる。彼の身長は貫太郎より少し高く、筋肉質な体つきは中国拳法を習っていた過去を物語っていた。Tシャツの袖から覗く腕には、鍛えられた筋肉が浮かび、歩くたびに自信に満ちたオーラが溢れていた。鉄平が言う。

鉄平: 「俺、神戸出身やねん。家族が転勤族でな、今年島宮県に引っ越してきたんや。ほんで、海風学園に入学したってわけ。元々は中国拳法やってて、腕っ節は強いんやけど、校内に合う部活がなくてずっと帰宅部やった。でもな、拓也がYouTubeに上げたライブ配信で貫太郎の泳ぎ見て、シビれたわ!情熱的やし、新しいことに挑戦したくなってな。水泳部に入りたいんや!好きなアニメは『北斗の拳』と『闘将!拉麺男』や。熱い男が好きやねん!」

鉄平(心の声): 「俺、貫太郎のあの自由形見て、心が動いたんや。拳法とは違うけど、水の中で戦う姿に何か感じるもんがあった。俺もここで輝きたい!」


貫太郎が少し目を丸くして応じた。

貫太郎: 「YouTubeか…。拓也の配信、そんな影響あったんだな。お前、拳法やってたなら体力ありそうだし、水泳部に合うかもな。『北斗の拳』好きなら気合い入ってそうだ。よろしくな、鉄平。」


拓也が目を輝かせて言う。

拓也: 「俺の配信がきっかけか!鉄平、お前『北斗の拳』のケンシロウみたいに強そうだな!水泳部で一緒に戦おうぜ!」


鉄平が笑いながら返す。

鉄平: 「おお、拓也!ケンシロウはええな!俺、水の中で『お前はもう死んでいる』って感じで泳ぐで!」


そこへ、鉄平の隣にいた身長の高い爽やかな男子生徒が一歩前に出た。彼の名前は早瀬純也。鉄平と同じ神戸出身で、キックボクシングを体得している好青年だった。スラリとした体型と穏やかな笑顔が印象的で、鉄平の陽気さとは対照的な落ち着きを放っていた。純也が穏やかに言う。

純也: 「俺は早瀬純也だ。鉄平の親友でな、一緒に神戸から島宮県に来た。よろしく頼むよ、貫太郎。好きなアニメは『幽遊白書』と『HUNTER×HUNTER』だ。仲間との絆が熱い作品が好きなんだ。」


貫太郎が頷きながら応じた。

貫太郎: 「純也か。よろしくな。なんか、お前落ち着いてんな。鉄平と正反対っぽいけど、いいコンビっぽいな。『幽遊白書』なら仲間意識強い感じが合うかもな。」


純也が苦笑しながら続ける。

純也: 「俺、キックボクシングが得意でな。海風学園のキックボクシング部が強豪って聞いて、スポーツ推薦で入学したんだけど…実はあんまりいい思い出じゃなくてさ。」

純也(心の声): 「俺、正義感が強すぎたせいで、キックボクシング部の闇に我慢できなかった。あの事件、鉄平がいなかったらどうなってたか…。」


健太が首をかしげて言う。

健太: 「いい思い出じゃない?何かあったのか?」


純也が少し目を伏せながら説明する。

純也: 「実はな、キックボクシング部に入ったはいいけど、先輩たちが弱い奴らからカツアゲしてたんだ。俺、正義感が強くてさ、そんなの許せなくて。鉄平と一緒にそいつらを蹴散らして、警察に告発した。でも、過剰防衛ってことで俺たちも尋問受けて、一週間の自宅謹慎になったんだ。理事長が謝ってくれて退学は免れたけど、キックボクシング部はその事件で廃部になって…それ以来、部活には入ってなかった。」


貫太郎が驚きながら呟いた。

貫太郎: 「それって、先月のニュースで見たやつだ!キックボクシング部が廃部になったって話、覚えてるけど…お前らがその当事者だったのか。」


鉄平が肩をすくめて言う。

鉄平: 「せやねん。俺ら、正しいことしたつもりやけど、やりすぎたって警察に怒られたわ。でもな、貫太郎の泳ぎ見てたら、また仲間と一緒に何かやりたいって思ったんや。純也もそうやろ?」


純也が頷き、続ける。

純也: 「ああ。俺、鉄平と一緒に水泳部で新しいスタート切りたいんだ。貫太郎の情熱、YouTubeで見た時に感じたよ。ここなら俺たちの居場所があるってさ。」

貫太郎(心の声): 「鉄平と純也、正義感強いんだな。事件のことは知らなかったけど、そんな過去があっても前向いてるなら、俺たちと一緒にやっていけるだろ。」


そこへ、三島アリスが部室に入ってきて、鉄平と純也に近づいた。アリスが穏やかに言う。

アリス: 「鉄平、純也、お前たちここにいたんだね。私、1年ε組の三島アリス。二人とも私のクラスメイトだよ。」

アリス(心の声): 「鉄平の明るさと純也の落ち着き、二人とも素敵ね。彼らが水泳部に入ったら、私の自由形ももっと輝くかも。」


貫太郎がアリスを見て応じた。

貫太郎: 「アリス、お前この二人知ってるのか?」


アリスが微笑みながら言う。

アリス: 「うん。鉄平と純也は本当は心優しくて義侠心が強い人柄なんだよ。キックボクシング部の事件も、正義感から出た行動だったし。私は彼らが水泳部に馴染めるって信じてる。貫太郎、彼らを仲間にしてあげてくれない?」


鉄平が笑いながら返す。

鉄平: 「おお、アリス!さすがやな、俺らのことよう分かってるわ。貫太郎、俺ら絶対に水泳部で頑張るから、よろしく頼むで!」


純也が穏やかに言う。

純也: 「俺もだよ、アリス。貫太郎、俺たちにチャンスくれれば、入部試験絶対に合格してみせる。」


貫太郎が頷きながら応じた。

貫太郎: 「アリスがそう言うなら、俺も信じるよ。鉄平、純也、入部試験頑張れ。合格したら一緒に戦おうぜ。」


そこへ、部室のドアが静かに開き、冷淡な表情のインテリ系男子生徒が現れた。彼の名前は深町虎十郎。眼鏡をかけたその姿は、どこか孤高の雰囲気を漂わせていた。細身の体型と鋭い目つきが知的な印象を与え、手に持ったノートが彼の勉強熱心さを示していた。虎十郎が静かに言う。

虎十郎: 「俺は深町虎十郎だ。水泳部に入りたい。好きなアニメは『ブラックジャック』と『金田一少年の事件簿』だ。頭脳を活かした戦いが好きなんだ。」


貫太郎が少し驚いて応じた。

貫太郎: 「お前、なんか雰囲気違うな…。よろしくな、虎十郎。どうして水泳部に入りたいんだ?『ブラックジャック』ってことは冷静なタイプか?」


虎十郎が淡々と説明する。

虎十郎: 「俺、地元の医者の息子でな。中学受験で海風学園に特待生として入った。両親からは医者の卵って期待されてて、全教科満点、学年1位が当たり前だった。中学からずっと部活には入らず、勉強に専念してきた。でも、拓也が撮ったYouTubeのライブ配信で貫太郎たちの勇姿を見て、考えが変わったんだ。俺、ここでしか得られない学びがあるって思った。それで水泳部に入りたい。」

虎十郎(心の声): 「俺、ずっと勉強だけだったけど、貫太郎たちの情熱見て、心が動いた。頭脳だけじゃなく、体でも何か感じたいんだ。」


拓也が目を輝かせて言う。

拓也: 「俺の配信、またか!虎十郎、お前頭良さそうだな!まるで『デスノート』のLみたいだぜ!水泳部で一緒に戦おう!」


虎十郎が小さく笑いながら返す。

虎十郎: 「Lか…面白い例えだな、拓也。俺、入部試験受けるよ。合格したらよろしく頼む。」


そこへ、虎十郎の隣にいた明るくて剽軽な男子生徒が飛び込んできた。彼の名前は鷹丸秀紀。虎十郎とは対照的な明るさが印象的で、軽やかな動きと笑顔が周囲を和ませていた。秀紀が元気よく叫んだ。

秀紀: 「俺は鷹丸秀紀だ!虎十郎の相棒でな、よろしく頼むぜ、貫太郎!好きなアニメは『らんま1/2』と『犬夜叉』だ。ドタバタと熱さが好きなんだよ!」


貫太郎が笑いながら応じた。

貫太郎: 「お前、元気いいな。よろしくな、秀紀。相棒ってことは、お前も頭いいのか?『らんま1/2』なら賑やかそうだな。」


秀紀が笑いながら言う。

秀紀: 「俺、子供の頃から神童って呼ばれてたよ。模試はいつもA判定でさ。でも、虎十郎と出会って、自分よりすごい奴がいるって知った。それで相棒になって、一緒に海風学園の中学部から入ったんだ。俺も部活には入らず勉強ばっかだったけど、YouTubeで貫太郎たちの活躍見て、痺れたんだよ!虎十郎が学びたいって言うから、俺も追っかけて水泳部入ろうって決めた!」

秀紀(心の声): 「俺、虎十郎と一緒なら何でもできるって思ってる。貫太郎たちの泳ぎ見て、俺も仲間と何かやりたいって初めて思ったんだ。」


美枝子が部室に入ってきて、4人を見て目を輝かせながら言う。

美枝子: 「ねえ、貫太郎、この子たちすごいね!鉄平の明るさと純也の落ち着き、虎十郎の頭脳と秀紀の元気…あたし、みんな入部してほしいよ!」

美枝子(心の声): 「鉄平と純也の正義感、かっこいいし、虎十郎と秀紀のコンビもなんか素敵。あたしの平泳ぎももっと目立つかもね。」


綾乃が静かに入ってきて、穏やかに言う。

綾乃: 「私も賛成よ。鉄平君の情熱と純也君の誠実さ、虎十郎君の知性と秀紀君の明るさ…水泳部がもっと強くなるわ。」

綾乃(心の声): 「この4人、個性が強くて素敵ね。私の背泳ぎも彼らと一緒ならもっと輝ける気がする。」


南が元気よく入ってきて言う。

南: 「私もこの4人、大好きだよ!鉄平君の元気と純也君の優しさ、虎十郎君の冷静さと秀紀君のノリ…バタフライで一緒に泳ぎたい!」

南(心の声): 「鉄平君と純也君の絆、虎十郎君と秀紀君のバランス、最高だね。私、みんなと一緒に強くなりたいよ。」


健太が笑いながら言う。

健太: 「頭いい奴が二人も来るのか!貫太郎、俺らのバタフライも負けてられねえぜ!鉄平、純也、よろしくな!」


亮が冷静に言う。

亮: 「頭脳派が加わるのは戦術的にも有利だな。鉄平と純也の体力も魅力的だ。入部試験頑張れよ。」


貫太郎が全員を見渡して呟いた。

貫太郎: 「入部希望者がこんなに増えるなんて、度肝抜かれたよ…。でも、鉄平、純也、虎十郎、秀紀、なんか期待できそうだな。」

貫太郎(心の声): 「鉄平と純也の正義感、虎十郎と秀紀の頭脳…こいつらが仲間になったら、水泳部もっと強くなるだろ。入部試験、楽しみだな。」


そこへ、恵美が部室に入ってきて、全員に声をかけた。恵美が穏やかに言う。

恵美: 「みんな、新規入部希望者ね。鉄平君、純也君、虎十郎君、秀紀君、ようこそ。私は顧問の松澤恵美よ。過去のことは気にしない方針だから、3日後の入部試験に合格すれば、あなたたちは水泳部の一員よ。頑張ってね。」


鉄平が笑いながら言う。

鉄平: 「おお、恵美先生!俺、絶対合格するで!『北斗の拳』のケンシロウみたいに気合い入れるわ!よろしくお願いします!」


純也が穏やかに返す。

純也: 「ありがとう、先生。俺、入部試験頑張るよ。『幽遊白書』の幽助みたいに仲間と一緒に新しい自分見つけたいんだ。」


虎十郎が冷静に言う。

虎十郎: 「恵美先生、分かりました。俺、入部試験に全力を尽くすよ。『ブラックジャック』みたいに冷静に勝負する。」


秀紀が元気よく叫ぶ。

秀紀: 「先生、俺も合格するぜ!『らんま1/2』の乱馬みたいにドタバタ頑張るよ!虎十郎と一緒に水泳部で輝くんだ!」


恵美が微笑みながら言う。

恵美: 「その意気よ。貫太郎、健太、亮、拓也、アリス、美枝子、綾乃、南、この4人をサポートしてあげてね。入部試験が楽しみだわ。」


貫太郎が頷きながら応じた。

貫太郎: 「分かったよ、恵美先生。鉄平、純也、虎十郎、秀紀、3日後の試験、俺たちも応援してるからな。一緒に水泳部で戦おうぜ!」


アリスが微笑みながら言う。

アリス: 「私、鉄平君と純也君の正義感、素敵だと思う。虎十郎君と秀紀君の知性も魅力的よ。合格したら一緒に自由形泳ごうね。」


美枝子が笑顔で言う。

美枝子: 「あたし、鉄平の元気が好きだよ。純也の優しさもいいし、虎十郎と秀紀の頭脳も頼りになりそう。入部したら平泳ぎ教えてあげる!」


綾乃が穏やかに言う。

綾乃: 「私も4人の個性が水泳部に新しい風を吹き込むと思う。背泳ぎで一緒に高め合えたら嬉しいわ。」


南が元気よく言う。

南: 「私、鉄平君のノリと純也君の誠実さ、虎十郎君の冷静さと秀紀君の明るさが大好きだよ!バタフライで一緒に戦おうね!」


部室は新たな仲間たちの笑い声と決意で満たされ、ファンクラブ設立の熱気がさらに広がっていった。貫太郎は彼らの情熱に触れ、心の中で静かに期待を膨らませていた。鉄平の陽気さ、純也の誠実さ、虎十郎の知性、秀紀の明るさが加われば、秋の県大会に向けて水泳部に新しい力が宿るだろう。3日後の入部試験が、彼らの未来を切り開く第一歩となる。


シーン4:作戦会議

放課後のチャイムが鳴り響き、海風学園高校の校舎は一日の喧騒から解放され、静寂に包まれた。夕陽が校庭に長い影を落とし、海からの風が木々をそっと揺らしている。学食は夜まで開いており、特に寮生にとっては夕食の定番スポットとして賑わいを見せていた。リーズナブルな価格で、質が高くボリュームたっぷりの食事が楽しめるのが自慢で、部活帰りの生徒や寮生たちが次々と訪れ、カウンターには色とりどりのメニューが並んでいる。厨房からはカレーのスパイシーな香りや揚げ物のサクサクした音が漂い、学食全体に活気が溢れていた。


窓際の長いテーブルには、貫太郎、健太、亮、拓也、アリス、美枝子、綾乃、南の8人が勢揃いしていた。普段なら水泳部の練習で汗を流している時間だが、今日は総体後の休暇日ということで、貫太郎が仲間たちを学食に集めて作戦会議を開くことにした。テーブルの上にはそれぞれのトレイが並び、貫太郎は牛タンカレー、健太はビーフカレー、亮はチャンポン、拓也はチャーハン、アリスはナポリタン、美枝子はゴーヤチャンプルー、綾乃はビーフシチュー、南はアジフライ定食を手にしていた。牛タンの柔らかな食感とカレーの濃厚な味わい、チャンポンのスープの香り、ナポリタンのトマトソースの甘酸っぱさ、アジフライのサクサク感がそれぞれの気分を和ませ、会議前の緊張をほぐしていた。窓の外では夕陽が海面に反射し、オレンジ色の光が学食に暖かい雰囲気を添えている。


貫太郎がスプーンを手に持ったまま、みんなを見渡して口を開いた。

貫太郎: 「よし、みんな集まったな。今日は部活ないけど、今後のことで話したいことがあってさ。議題は、激増した水泳部入部希望者への対応、彼らのための強化合宿、来月の期末試験対策、九州大会、インターハイだ。時間ないから、サクサク進めようぜ。」

貫太郎(心の声): 「新規入部希望者が20人も増えるなんて予想外だ。鉄平、純也、虎十郎、秀紀に女子16人…全員合格して戦力になってほしいけど、俺たちだけで支えられるかな。」


健太がビーフカレーを頬張りながら、ニヤニヤして言う。

健太: 「俺、鉄平の関西弁と純也のキックボクシングの話、めっちゃ気に入ったぜ。女子も貫太郎とアリス目当てで熱いし、入部試験受かったら俺のバタフライも負けねえよ!」


亮がチャンポンを箸でつつきながら冷静に言う。

亮: 「虎十郎と秀紀の頭脳派コンビは戦略に役立つ。女子16人も加われば、多様性がチームを強化する。新規入部希望者が増えたのはいい兆候だよ。」


拓也がチャーハンをスプーンで掬いながら興奮気味に言う。

拓也: 「俺、まるで『ガンダム』の新兵訓練みたいでワクワクするぜ!鉄平たちと女子が合格したら、平泳ぎで一緒に戦うの楽しみだな!」


アリスがナポリタンをフォークで巻きながら穏やかに言う。

アリス: 「私、鉄平と純也がクラスメイトだから分かるけど、彼らの正義感は素敵よ。女子たちも私の親衛隊だし、合格したら水泳部に新しい風が吹くと思う。貫太郎、どう思う?」


美枝子がゴーヤチャンプルーを箸でつつきながら、少し拗ねた口調で言う。

美枝子: 「あたし、新メンバー増えるのは賛成よ。平泳ぎで負けないけど、アリスと貫太郎ばっかり目立つの嫌だからね!でも、みんな頑張ってほしいかな。」


綾乃がビーフシチューをスプーンで掬いながら穏やかに言う。

綾乃: 「私も新入部希望者が増えるのは嬉しいわ。背泳ぎにも刺激になるし、試験に合格してくれたらみんなで高め合えると思う。」


南がアジフライを一口食べて、元気よく言う。

南: 「私、鉄平君たちの体力と女子の熱意、最高だよ!バタフライで一緒に泳げたら楽しいよね!」


貫太郎が牛タンカレーを一口食べてから、少し真剣な顔で言う。

貫太郎: 「俺もみんなの気持ち分かるよ。新規入部希望者が20人もいて嬉しいけど、心配なこともある。鉄平、純也、虎十郎、秀紀も女子16人も、俺たちなら慣れてるけどさ、水泳部の伝統のブーメラン型競泳水着とハイレグ型競泳水着、恥ずかしがらないか心配だな。」


健太がビーフカレーを食べながら目を丸くして言う。

健太: 「確かに!俺、最初ブーメラン水着見た時、笑い堪えるの大変だったぜ。鉄平たち大丈夫かな?女子もハイレグって…恥ずかしがるよな?」


亮がチャンポンをすすりながら冷静に言う。

亮: 「科学的にも、初めての衣装は心理的抵抗を生む。慣れれば問題ないが、新入部希望者には最初ハードル高いかもな。特にブーメラン水着は独特だ。」


拓也がチャーハンを口に放り込みながら言う。

拓也: 「俺、ブーメラン水着慣れたけどさ、最初は『エヴァ』のプラグスーツみたいでビビったぜ。女子のハイレグも、慣れるまで恥ずかしいよな。」


アリスがナポリタンを食べながら微笑みながら言う。

アリス: 「私、ハイレグ水着は優雅さを引き立てると思ってるけど、確かに最初は戸惑うかもね。私の親衛隊なら慣れてくれると信じてるわ。」


美枝子がゴーヤチャンプルーを食べ終えて少し不安そうに言う。

美枝子: 「あたし、ハイレグでセクシーさ出してるけど、新入りの女子、恥ずかしがったら可哀想だよ。貫太郎、心配だよね?」


綾乃がビーフシチューを口に運びながら穏やかに言う。

綾乃: 「私も最初はハイレグに慣れなかったけど、今は背泳ぎの動きに最適だと思ってる。新入部希望者も時間が解決してくれるわ。」


南がアジフライを食べながら言う。

南: 「私、ハイレグでもバタフライ泳ぐの平気だよ!でも、鉄平君たち、ブーメラン水着で笑わないか心配だな。」


貫太郎が頷きながら言う。

貫太郎: 「俺もそう思う。でも、鉄平たちの正義感とか、女子の熱意見てると、慣れてくれそうな気もするよ。さて、戦力拡充のために強化合宿が必要だろ。南、お前の祖父母の民宿でできないか?」


南が目を輝かせて応じた。

南: 「私の祖父母の民宿なら大丈夫だよ!最近、水泳部の合宿増えて景気が良くて、じいちゃんもばあちゃんも上機嫌なんだ。前回の絡み酒も控えてるみたいだし、空きもあるから20人くらいなら収容できるよ!」

南(心の声): 「じいちゃん、前回の合宿で恵美先生に絡みすぎて貫太郎が追い回されてたけど…今は酒控えてて安心。私も新メンバーと合宿でバタフライ磨きたいな。」


貫太郎が苦笑しながら言う。

貫太郎: 「前回の合宿、俺、酔った恵美先生に追い回されて死ぬかと思ったぜ。南のじいちゃん、絡み酒やめてくれて助かるよ。じゃあ、強化合宿は南の民宿で決定な。期末試験終わったらすぐ行こうぜ。」


健太が笑いながら言う。

健太: 「あの時、貫太郎が逃げ回ってんの見て爆笑したよ。合宿なら俺のバタフライ強化できるし、賛成だぜ!新メンバーも慣れるかな。」


亮が冷静に言う。

亮: 「合宿は体力と技術の強化に最適だ。試験後なら九州大会にも間に合う。ブーメランとハイレグの慣れもそこで解決できるよ。」


拓也が目を輝かせて言う。

拓也: 「合宿って『ドラゴンボール』の修行編みたいだな!新メンバーと平泳ぎで強くなるぜ!水着の恥ずかしさも吹っ飛ばすよ!」


アリスが微笑みながら言う。

アリス: 「私も賛成よ。自由形で新メンバーと泳げるなら、合宿は楽しみだわ。ハイレグも慣れれば平気よ。」


美枝子が少し嫉妬っぽく言う。

美枝子: 「あたしも平泳ぎで負けないよ!合宿楽しみだけど、貫太郎、新入りに優しくしすぎないでね。ハイレグ、慣れてほしいな。」


綾乃が穏やかに言う。

綾乃: 「私も背泳ぎを合宿で磨きたいわ。南、祖父母に感謝ね。新入部員も水着に慣れるよ。」


貫太郎が牛タンカレーを食べ終えて言う。

貫太郎: 「よし、合宿は決まったな。次は期末試験対策だ。試験範囲はもう発表されてる。国語は『蟹工船』、『源氏物語』、『蜻蛉日記』、『後漢書東夷伝』、『魏志倭人伝』。英語は5文型、動詞の種類、『風と共に去りぬ』と『ローマの休日』の文章題。数学は数と式、二次関数、集合と論理、場合の数と確率。世界史Aはルネサンス、大航海時代、宗教改革、主権国家体制の確立。日本史Aは開国前史、黒船来航と開国、幕末の混乱期、江戸幕府の滅亡、戊辰戦争。生物基礎は生物の特徴、遺伝子の働き。地学基礎は地球の構造と活動、地球の歴史・堆積構造だ。」


健太がビーフカレーを食べ終えて顔をしかめる。

健太: 「俺、古文とか分詞構文、マジで分かんねえよ…。貫太郎、頼むぜ!新メンバーも試験あるんだろ?」


拓也がチャーハンを頬張りながら言う。

拓也: 「俺も国語も数学も英語も苦手だ…。『風と共に去りぬ』とか何だよ、意味わかんねえぜ。助けてくれ!鉄平たちも勉強大変そうだな。」


美枝子がゴーヤチャンプルーを食べ終えて不安そうに言う。

美枝子: 「あたしも国語と英語、苦手すぎる…。貫太郎、助けてよね。お願い!女子16人も勉強できるかな?」


貫太郎が苦笑しながら言う。

貫太郎: 「お前ら、毎回俺に頼るなって。まぁ、俺は文系得意だから、国語、英語、歴史なら教えられるよ。亮と南は理系得意だろ?数学と生物基礎、地学基礎頼むぜ。綾乃とアリスは全教科いけるよな?新メンバーも試験あるから、俺たちでサポートしてやろうぜ。」


亮がチャンポンを食べ終えて頷く。

亮: 「俺、数学と地学基礎なら教えられる。生物基礎は南に任せた方がいいな。効率よくやろうぜ。新入部員も赤点回避しないとな。」


南がアジフライ定食を食べ終えて元気よく言う。

南: 「私の得意科目は生物基礎と地学基礎だよ!健太、拓也、美枝子、任せて!私、ちゃんと教えるから!新メンバーも一緒に勉強しよう!」

南(心の声): 「両親が海洋生物学者だから生物基礎は自信あるし、地学基礎も得意だよ。新メンバーも加わって、部活も勉強も両立させたいな。」


綾乃がビーフシチューを食べ終えて穏やかに言う。

綾乃: 「私は全教科対応できるわ。特に数学と英語が得意だから、拓也や美枝子の苦手なところもフォローするよ。新入部員にも教えるわ。」


アリスがナポリタンを食べ終えて微笑みながら言う。

アリス: 「私も全教科大丈夫よ。英語の文章題なら、『風と共に去りぬ』も『ローマの休日』も丁寧に教えるわ。みんなで乗り越えましょう。新入部員も含めてね。」


健太が少しホッとした顔で言う。

健太: 「マジか、助かるぜ…。でもさ、赤点取ったら部活制限されるんだろ?俺、やばくね?新メンバーも心配だな。」


貫太郎が説明する。

貫太郎: 「ああ、赤点は30点以下な。でも、授業に出席してれば平常点で30点は取れる。赤点取っても補習か課題提出で20点加算されるから、0点でも50点にはなる。5段階で評定3だ。仮に不正行為で全教科0点でも、ちゃんと処理すれば留年は回避できる。海風学園、意外と優しいんだぜ。俺、母ちゃんの知り合いの卒業生の親から聞いた話だから間違いない。新入部員にも教えてやろうぜ。」


拓也が目を丸くして言う。

拓也: 「マジか!0点でも50点になるなら、俺でもなんとかなるぜ!勉強、ちょっと頑張ってみようかな!鉄平たちにも伝えたいな。」


美枝子が安堵の表情で言う。

美枝子: 「あたしもそれなら安心だよ…。でも、貫太郎に教えてもらえば赤点回避できるよね?ねえ、お願い!女子16人も助けてあげてよ。」

美枝子(心の声): 「貫太郎に教えてもらえるなら、勉強も頑張れる。あたし、部活制限なんて絶対嫌だし、新入りの子たちも可哀想だもん。」


健太が笑いながら言う。

健太: 「俺も貫太郎と亮に頼るぜ!バタフライのために勉強も頑張るよ!新メンバーも一緒に乗り越えようぜ!」


貫太郎が苦笑しながら言う。

貫太郎: 「お前ら、少しは自分でやれよ。まぁ、分かった。俺、亮、南、綾乃、アリスで教えられる範囲分担して、期末試験対策やろうぜ。新入部員も含めて、赤点回避して部活に集中できるようにしよう。」


アリスが頷きながら言う。

アリス: 「分担して効率よく進めましょう。私、みんなのノートもチェックするわよ。新入部員の勉強も見るね。」


綾乃が穏やかに言う。

綾乃: 「クラシック音楽を聴きながら勉強すると集中できるわ。私、みんなにオススメする曲も教えるね。新入部員にもね。」


南が元気よく言う。

南: 「私、スキューバダイビングの集中法も教えるよ!勉強も部活も両立させよう!新メンバーも一緒に頑張ろうね!」


貫太郎が次の議題に移りながら言う。

貫太郎: 「よし、期末試験対策はこれでOKだ。次は九州大会だ。島宮県でやるらしいから、この前の県大会と同じ会場だ。移動は楽だから、そこは心配ないな。」


亮が冷静に言う。

亮: 「会場が同じなら、環境に慣れてる分有利だ。合宿で仕上げれば、勝算はあるよ。新入部員も秋の大会に向けて準備できる。」


健太が拳を握って言う。

健太: 「俺、バタフライで県大会の記録超えるぜ!九州大会、楽しみだな!新メンバーも見てるぜ!」


拓也が興奮気味に言う。

拓也: 「平泳ぎで俺も目立っちゃうぜ!『聖闘士星矢』の星矢みたいに輝くんだ!新入部員も応援してくれよ!」


美枝子が笑顔で言う。

美枝子: 「あたしも平泳ぎでセクシーさアピールするよ!九州大会、絶対勝つ!新入りの子たちも見ててね!」


貫太郎が頷きながら言う。

貫太郎: 「よし、九州大会も気合い入れてくぞ。最後にインターハイだ。大阪府でやるらしいけど、移動はどうするかな…。」


アリスがナポリタンのトレイを脇に置いて、穏やかに言う。

アリス: 「インターハイの移動なら、私が実家の財力で全員分の航空券を手配するわ。大阪まで飛行機で行けば楽よね?新入部員も含めてね。」


貫太郎が驚いて言う。

貫太郎: 「マジか、アリス!?全員分の航空券って…すげえな。お前、ほんと頼りになるよ。持つべきは友だな!新入部員も喜ぶぜ!」

貫太郎(心の声): 「アリス、こんな時サラッと財力見せつけてくるけど、嫌味じゃないのがすごい。新入部員もこれでインターハイ行けるし、感謝しかないぜ。」


健太が目を輝かせて言う。

健太: 「飛行機!?俺、初めて乗るぜ!アリス、すげえ!新入部員もビックリするな!」


亮が冷静に言う。

亮: 「飛行機なら移動時間も短縮できる。効率的だな。アリス、ありがとう。新入部員のモチベーションも上がるよ。」


拓也が興奮気味に言う。

拓也: 「まるで『エヴァ』の使徒迎撃みたいにカッコいいぜ!アリス、最高だ!新入部員も一緒に乗ろうぜ!」


美枝子が少し嫉妬っぽく言う。

美枝子: 「アリス、すごいけど…あたしだって負けないからね!でも、航空券ありがとう。今回は喧嘩しないよ。新入りの子たちも嬉しいよね。」

美枝子(心の声): 「アリスに嫉妬しそうになったけど、全員分手配してくれたんだから我慢するよ。新入部員もこれでインターハイ行けるし、良かったかな。」


綾乃が穏やかに言う。

綾乃: 「アリス、ありがとう。私たちみんなで行けるなんて、夢みたいだわ。新入部員も一緒なら最高ね。」


南が元気よく言う。

南: 「私も飛行機楽しみだよ!アリスのおかげでインターハイも気合い入るね!新メンバーも一緒に連れて行こう!」


アリスが微笑みながら言う。

アリス: 「みんなが喜んでくれるなら、私も嬉しいわ。インターハイ、自由形で貫太郎と新入部員と一緒に戦えるのが楽しみよ。」


貫太郎がみんなを見渡して言う。

貫太郎: 「よし、これで新規入部希望者の対応、強化合宿、期末試験対策、九州大会、インターハイの話は全部決まったな。アリス、ほんと感謝だ。合宿と試験対策、みんなで頑張ろうぜ。新入部員も支えてやろう。会議、これで終わりだ。」


健太が立ち上がって言う。

健太: 「おお、終わった!俺、バタフライのイメージトレーニングしてくるぜ!新入部員も見てるって思えば気合い入るな!」


亮がトレイを片付けながら言う。

亮: 「俺、数学の復習始めるよ。試験対策、早めにやっとかないとな。新入部員にも教えてやろう。」


拓也が興奮気味に言う。

拓也: 「俺、アニメ見て気合い入れるぜ!でも、勉強も少しやるかな!新入部員と一緒に頑張るよ!」


美枝子が貫太郎に近づいて言う。

美枝子: 「貫太郎、国語と英語、早めに教えてね。あたし、赤点だけは嫌だから!新入りの子たちも一緒にね。」


アリスが微笑みながら言う。

アリス: 「私も貫太郎と一緒に勉強するわ。みんなで試験乗り越えましょう。新入部員もサポートするよ。」


綾乃が穏やかに言う。

綾乃: 「私もみんなと一緒に頑張るよ。合宿も楽しみだわ。新入部員と一緒に泳ぐの、楽しみね。」


南が元気よく言う。

南: 「私、祖父母に連絡して合宿の準備進めるよ!みんな、試験も部活も一緒に頑張ろう!新メンバーも大歓迎だよ!」


学食のテーブルを囲む8人の笑顔が響き合い、会議は終了した。トレイを片付ける音や寮生たちの笑い声が響き、学食は夜に向けてさらに賑わいを見せていた。貫太郎は仲間たちの意気込みを感じながら、心の中で呟いた。

貫太郎(心の声): 「こいつらと一緒なら、どんな忙しさも乗り越えられるな。鉄平、純也、虎十郎、秀紀、女子16人…新メンバーも加わって、水泳部もっと強くなるぜ。ブーメランとハイレグも慣れてくれれば最高だな。」

窓の外では夕陽が沈み、海風が静かに未来への希望を運んでいた。学食の灯りが仲間たちの笑顔を照らし、新たな挑戦への第一歩が刻まれていた。

次回、水泳部入部希望者が続出する中、彼らによる運動部や生徒会内部の闇が明らかになる!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ