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ようこそ未知の世界へ

詩 ようこそ夢の世界へ

作者: 仲仁へび



「ようこそ夢の世界へ」


「ここでは夢みたいな事がすべて現実」


「ずっと楽しく過ごせますよ」


 ここならずっと遊んでいられる

 しがらみなんて何もない

 やっかいな事も何もない


 悩まなくていい

 泣かなくていい

 苦しまなくていい

 怯えなくていい


 不幸になんてきっとならない

 私はずっと幸せでいられる


 去りたくないな

 遊んでいたい

 留まっていいたい

 ずっといたい


 成すべき事があったとしても

 足が動かないならしょうがない

 やるべき事があったとしても

 気が向かないならしょうがない


「出入口から呼び出しですよ」


「お連れのお客様が待っていますよ」


 知らない

 聞かない

 見ない

 分からない


 ずっと ずっと

 ここにいたいから


 ずっと ずっと

 知らんぷり





「ストーリー」

 できれば目を覚ましてほしかったけど、安らかな顔で逝ってしまった。

 呼びかけた声は届かなかったのだろう。

 でも、これで良かったのかもしれない。

 過労でくたくたになって、死にかけるような現実なら、楽しい夢の世界から戻ってこない方が良かったのかも。



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