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美男と美女の初恋物語❤  作者: ぷるんぷりん
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始まりの出会い

ある町に、町を歩いたら、どんな人にも二度見されるような美女がいた。その美女の名前を兎桜 姫花といった。その隣町に、姫花と同じように、町を歩いたら、二度見されるような美男がいた。その美男の名前を海原 碧生といった。その二人には、二度見される以外の共通点がたくさんあった。その一つが、自分の美しさに気づいていないこと。そして、裏表が激しすぎ、話をするときは、話を合わせているだけ。表は、笑っていても、本当の心は、嘲笑うわけでもないが、馬鹿にするわけでもない。何も考えていないのだ。だけど、そっけないへんじではなく、しっかり聞いているかのような返事をしているから、いろんな人に話しかけられる。ほかの人もそんなことは思っていない。そして、今日。碧生が、姫花の住んでいる町にひっこし、転校生として姫花の学校に行った。

そこで、なんとも思っていなかった2人の心の声が暴走する。








ずっと自分が何を考えているのかも他人が何を考えているのかも分からなかった。だから、話している人の表情に合わせて、顔を変えた。何もないときは常に笑顔で。そうして、仮面をつけて、何も考えてない心を隠していた。自分の気持ちもわからないまま、何年もすぎて、慣れていたのに。なんでこんなことに……







俺が転校生としてこの学校に来るとは、思ってもいなかった。俺は自慢じゃないけど、かなり勉強ができる。通知表で、1なんてとった事は、一度も、これからもない。そして、難関高校の受験のために中1から塾通いしている。滑り止めは受けない。理由?最終的に行く高校は1つだけだから。

「見て。転校生あんな感じなんだって!」

「割とイケメンかな?」

2年生の1月から、入った中学校。このほぼ一年の間に何ができるか。そんなのわかりきってる。俺に興味があるのは初日だけ。二日目からは自分たちの友達と一緒に遊んで、転校生なんて無視。この小学校にもクラスメイトにも興味が無いから別にいいんだけどね。

 俺は、新しい学校ではC組だった。そして休み時間に隣のクラスの人も俺の顔が見たいと言っているようなそぶりでじろじろ見てきた。何と、先生も。まあ、先生は学年みんなの顔を覚えないといけないからな。3か月しかないから覚える必要はないと思うが。俺はそんな野次馬から離れるために廊下を歩く。わざわざ動くのはめんどくさい。

だけど、そんな気持ちは彼女を見たらすべて消えた。ただ、通りすがっただけだけど、すごくかわいかった。自分がそう思うなんて、信じられなかった。未だに覚えてる。あの子の顔を。明るい長い茶髪をツインテールにして、いて、目も大きい。肌は白くて、華奢。女子にこれ以上何を求めるのか。いや。ないだろう。俺は、きれいよりも、可愛い派なんだ!あそこまで可愛いに全振りした人なんて初めて会った。いや、落ち着け俺。こんな転校初めから失敗してはいけない。というか、誰が転校前まで全部同じに見えていた女子に魅力を感じるなんてことを予想できたのだろう。無理だろ。

「碧生君だっけ?よろしくね!」

「碧生でいいよ。よろしく。」

でも、あのかわいい子以外の女子はみんな同じ顔に見える!だから、モテないんだけどな。

「おい~!碧生~!お前顔赤くなってるぞ?」

「そんなに可愛い女子このクラスにいるか?」

「いや、気のせいじゃない?でも、ちょっとこの部屋は暑いかな?」

俺は軽く微笑んで答える。いや、危なー。危機一髪。かわいい子は違うクラスだけど。でも、そんな顔に出るほどなのか?それは相当やばいぞ。普段の俺ならそんなこと絶対に思わないのに。この学校は興奮させる薬でもまいてるのか?




















「転校生?」

姫花は親友、紗理奈が、話しかけてきた話題に疑問を持つ

「超イケメンらしいよ!」

「なにそれ?」

姫花除く10人ほどの女子がワイワイとしゃべっていた。姫花は、そんなに気にならなかったが、学校内でかなりのうわさが流れているから行ってみることにした。まあ、結局3組そもそもには、なかったが、3組のほうに用事があったからチラ見しようと思った。はじめは、そんな気持ちだった。

「なにあれ?かっこよすぎー!」

「やば!今日、寝ぐせついてない?」

「B組に来てほしかった!」

「誰か、告白するかな!」

そんな会話が聞こえてくるなか、姫花は、廊下でその転校生とすれちがった。

待て?なにあれ……噓でしょ……イケメン過ぎません?女子のショートカットとボブカットの中間くらいの長さでサラッサラな黒髪。シュッとしている目。高身長。この世の男なんてみんな馬鹿な猿だけかと思ったけど、全然違ったぁァァァァ!なにあれ?やばい。いったん落ち着け私。ステイステイステイ。よし。

「あれ?姫花、顔赤くない?大丈夫?」

「え?そんなことないよ!大丈夫!」

私は笑いながら目の前にグッドサインを作る。いや、危ない。いつも一緒にいる紗理奈ちゃんに聞かれたらマズい。でも、まだ気づかれてなさそう。よし。ギリセーフ。

「もしかして、転校生に惚れちゃった?」

「い、い、い、い、い、いや?ぜんぜーんそんなことないし?」

麻里ぃぃぃぃぃぃ!麻里も、いつも一緒にいるからバレるとやばい。いや、でも?今ごまかせたし!うん、セーフ!というか、まず、私は転校生をイケメンだと思っただけで、惚れたわけではないから。うん。そういうことだ!

「だよねー。姫花が男子に告白してるところ想像できない!」

「逆に告られてるところの方がよく見る!」

「私は、あんまり男子に告白しようと思わないからね。」

だよね!だよね!私は告白するんじゃなくて、されるから!別に転校生がイケメンで、告白されたいなぁとか、最悪告りたいなぁ、なんて一切思ってないから!



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