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犬な彼女と猫な彼氏  作者: たりとり
3/17

三日目 だいたいの休日の過ごし方

私たちの休日は、お昼を過ぎたところから始まります。

そんな舐めた起床時間ですが、なんと、さらにそこから一時間ベットから出ずに過ごすというコンボ。

これはもう、読んだ皆さまからの「なんだこいつら」という声が聞こえます。


その後は、休日のお昼私の担当になるので、低血圧の彼女が寝ているのを横目に、簡単なものを作っていきます。


出来上がるよりも前に、ソファに移動した彼女は、こっちを見ながら

「ワタシ オナカ スイタ アル」


こ の や ろ う


「残念ながら君の昼食から一品消えてなくなったよ」

「やめて!私が死んでしまうわ!」

「ならもうそのふざけた口調はしないと誓うアルか?」

「誓うアル」

それを聞いて三角コーナーに彼女の分のご飯を捨てるそぶりを見せる。

彼女はその間懇願するような声色で、「やめてーずるいー」を繰り返していた。


そんな昼食も終わった後、外の雲一つない天気を見て

「いい天気だねー」

「そうだねー」

「外気持ちいいだろうねー」

「そうだねー」

「こんな日には」

「家でごろごろに限るねー」

「・・・ソウダネー」


不服そうな表情を作る彼女だったが、晩御飯の買い出しに出たときにたい焼きを買い与えるとすぐに機嫌は良くなった。


ちょろいもんです。

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