9/13
invisible
もう何度も反省した。
積み上げた後悔と自責の念は天空をも貫く程に積み上げた。
それでも駄目だ。
駄目なのだ。
終わってしまった事だから。
誰も自分を助けない。
誰も自分を許さない。
だから自分だけが、自分に救いを求める。助けを乞う。許しを願う。
誰も自分に同情などしない。
向けられているのは、強烈な憎悪。
終わらない殺意。
永遠って、本当にあるんだな。
消えることのない痛みと恐怖の中でそんな事を思った。
そして、また心の底から死を願った。