前へ目次 次へ 7/13 invisible 伝える手段がないというのは、なんとももどかしいものだ。 気にしないでいいんだよ。 そんな簡単な言葉も届かない。 受信しか出来ない世界。 でも、仕方ないんだよね。 そういうものなんだよね。 だから、私に出来る事をするって決めたんだから。 それに、私の気持ちはいつまでたっても治まらないから。 許さない。許すやつなんていないだろうけど。 私は憎しみを終わらせない。 許される瞬間が来ることを認めない。 そうして私は、また血を浴びた。