時は流れ
その後は大きな変化はなく過ぎて行った。
香織とは彼氏彼女になったけれど
今までから特に進展はなく、一緒に受験勉強をしているだけだ。
まぁ、彼女の中では元々、りゅーくんと付き合ってる事になってたんだから
態度が変わるわけではないんだ。
僕の考えすぎだったのかもしれない。
写真攻撃は相変わらず続いていて品質アップを試行錯誤しているようだけれど・・・
先輩とは、一時期連絡が取りづらかったけれど。
しばらくしてからはまた再開出来た。
香織との付き合いが、前と特に変化が無かったと言うのもあるかもしれない。
どうやってか、香織の事も知ってる様子だし・・・。
そんな訳でオカズ写真が再開してくれて、非常に助かっております。
そして、僕達は3年生になった。
「龍一、受験勉強の方はどうだ? 順調か?」
「まぁまぁかな。多分今のままやっていれば大丈夫そう。夏期講習だけは受けるか検討中。その年の対策とか教えてくれるらしいしな。晴彦の方は?」
「そっか、俺スポーツ推薦ってほとんど勉強しなくても大丈夫かと想ってたんだけど。割とやらないと駄目なのな。基礎的な所は、勉強してないと入れても留年するぞ・・・って言われた」
「あぁ・・・留年か・・・大学だもんな」
「学科にも寄るんだろうけど。どちらにせよ基礎学力は大事って事だな・・・・」
なんか暗い雰囲気になってしまったな・・・
「まぁ、それはいいとしてだ。香織さんとは、どういう状況なんだ?」
「まぁちょっと危ない所を助けてね。そこから距離感が縮まった形だな。
志望校も同じだし。お互いにチェックしたり。教え合ったりしてるよ」
「付き合ってるのか? いや俺はいいんだけど。同じ部活の奴から聞いてくれって言われてさ」
「まぁ、付き合ってるね。そして今の所、香織が僕以外の人と付き合う事はないよ。
というより、任せられる様な人がいるなら、僕が先に面談したい」
「いやいや、なんだよ。それ保護者かっw
まぁ、わかったよ。香織に告る前に龍一に許可取れっていっとくよ」
そう香織が、自殺しない様に面倒みつつ
りゅーくんを忘れさせてくれるような人が居れば・・・ね。
りゅーくんと言う優位な点がある僕だって、香織の扱いは怖いんだ・・・。
高校生、しかも卒業間近でなにかと忙しい奴らの中に香織の人生を任せられるような男がいるとは思えないし。学年が違えば卒業したあとはどうやっても疎遠になる。
そうしたら香織はデッドエンドだ。
一体、龍二はどう扱ってたんだ?
本物彼氏なら普通に接すればいいだけなのか?
そんな調子で代わり映えのしない生活をしていたなか
親父が再婚を考えていると言う話が出た。
そして、この後、香織との関係性が決定的に変わってしまうんだ。





