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プロローグ(2)
「あなたには、始まりの町ターボンに行ってもらいます。」
ターボンって。
そのまますぎない?
「僕には、転生者に与えられるチートや強い武器はないんですか?」
「あなたのステータスはありえないほど高く、存在そのものがチートのようなものなんですが.....」
そうなの?
「あの。ステータスってどうやって見るんですか?」
「言っていませんでしたか?」
言ってません。
「右手を胸の前で横に振ってください。そうすればあなたのステータスが見れるはずです。ステータスは、自分から見せるかスキルの測定眼を使われることでしか見られることはありません。」
「俺のステータスはいくらなんですか?」
「それは自分で確かめてください。」
俺はそう言われたので右手を言われた通りに胸の前で横に振った。