表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
120/121

第119話『混雑したプールは危ないが、コレは大丈夫だろうか?』

只でさえ遅れてるのにタイミングミスりました。


と言う事で更新です。

細かい部分が全く思い浮かばないで、筆が全然進まない進まない。


よくキャラが勝手に動くと言いますが、キャラが単独で動いてもそれ以外は文章化が追い付かないと思うんだ……。

地の文は勿論の事、イメージがしっかりあるメインキャラはまだしも、サブキャラとかモブってそう簡単にいかないよね?


 経過観察の為に空いた時間、レンや土属性の魔導師二人は定期的に魔石の容量を計測しつつ、若干小難しい話をしていたので、俺は何もする事が無くかなり暇になった。



 なので、同じく手持無沙汰なリザードマンっぽい人と半魚人っぽい人に話し掛けてみた。



「われらになにかようか?」

「ミータチトオナジデヒマナノカイ?」


 …………言葉は通じるけど、何か違和感がある形で聞こえてくる。

 聞こえてくる言葉は、何故か日本語に不慣れな外人さんみたいな感じだ。




 とりあえず自己紹介をすると、リザードマンっぽい方はラド、半魚人っぽい方はシーザと言うらしい。


 ラドの方は門番を、シーザは城内を見回る巡回兵をしているらしく、今日は2人共非番だった所に声を掛けられたそうだ。




 いきなり聞くには失礼な気がするけど、パッと思い付く話題なんか無いので、水中が得意に見える様で普通に陸上生物系に見えそうなラド、そして逆に水中特化で陸上で長時間活動出来なさそうなシーザ。

 ラドに関しては、何故水中戦を頼まれたのか? シーザはむしろ、水場が少なそうな城で働いていて大丈夫なのか? と言う疑問を聞いてみた。



「われらのいちぞくは、すいりゅうのけいふであり、ちじょうでのたたかいよりとくいゆえ、われにこえがかかったのだ」


「ミーニハソンナコトデスカ? ドライナキコウジャナイノデ、タショウノミズヲモチアルクダケデモ、モンダイナクスゴスコトガデキマース」


 ……聞き取りにくい……。


 とりあえず、リザードマンはこの世界だと龍の血を引く種族の様で、彼の一族は水属性の龍の血が流れている為、水中戦が得意らしい。

 確かによく見ると、僅かにヒレやエラが付いてる様に見える。


 半魚人は湿度が低い環境でも無い限りは、手持ち程度の量の水分があれば大丈夫らしい。

 何となく河童みたいだな、と思った。




 そのまま、幾つか聞きながら時間を潰して過ごした。


 元々の得物とか(リドが三又の槍、シーザはランスの様な形状の三角錐の槍)、何で城で働いてるのか(2人共出稼ぎで、とある理由で故郷に武具を送っているらしい)何故ギルドじゃなくて城なのかとか(ギルドの仕事には地上関係が大半なので、安定的な収入と武具の輸送の伝を作る為らしい)。








 二人と話していると、最後の土属性魔導師が多数の人を連れて戻ってきた。

 様々な種族の者が10名程、いつの間に戻ってきたのか楓ちゃんと紅葉ちゃん。

 そして、普通に城内に居たのか菊次郎爺さんに、仕事はいいのか? と言いたくなるギュンターにキリエ。


 総勢15名……なんか桜は見当たらないが、恐らくオネェ仲間なガルドの所に長居してるんだろう。




 時間も迫ってきていたので、レン達は魔石の残量を確認すると、レンはギュンターの元に、壮年の土魔導師を筆頭に土魔導師達は集まった人達に説明をし始めていた。




 様々な種族の中には、恐らく精霊らしき奴が2人、多分だが分類上は獣人っぽい水棲生物感がある奴が3人、エルフとかドワーフと思わしき奴が1人ずつで合わせて2人。

 なんで呼ばれたのか謎な、鳥系っぽい翼を持った奴が1人に、虫系だと思われる薄い羽がある奴が1人。



 ……そして……本当になんで居るのか、水泳帽にゴーグル装備のよく見ると女王に見える女性が1人。


 国のトップがサラッと混ざっていいのか。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ